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「アラフォーでデザイン始めたら遅いかな?」の不安を解消しよう

ほり | デザイントースト

こんにちは、ほりです。デザイントーストというデザインのスクールをやっています。

世の中の何かを始めようとしてる段階って、本当に自信がないって人が多い。私もたしかに、新しい道に飛び込むとか何かを学ぶとか「40歳じゃおそいかなあ‥」とか思うかも。

ただ、みなさん84歳のプログラマー若宮正子さんをご存知ですか?彼女がプログラミングを始めたの、75歳だそうですよ。

カウンセリングで「30、40じゃスタートするには遅いですよね」と言われる

「30からスタートするとか、遅いですよね?」
「20歳から始めるのと40から始めるのだと、やっぱ違うのは分かってるんですが…」
「40超えてるので多分ダメだとは思っているんですが…趣味か副業でできればいいなと」

……待って!!!!!
思いこみで自信なくしてやめないで~~~~~!!!!!!!!!!!
叶えられるから!大丈夫だから!!!

って、いつも心の中で思っています。今も思っています。

誰かに「40じゃ遅いよ」ってアドバイスされたりしましたか?
それは、どこの誰ですか?権威のある方?経験者?
それで自分に呪いかけても、幸せになれないよ!!

「デザインの仕事は、未経験30歳超えで転職はキツイですか?」

綺麗ごというつもりは全くないので、率直に言います。

年齢を重ねたら、転職において「不利」は正直ある。
でも実は"未経験転職"は誰でも不利です。

まず、シンプルにデザインは実力主義。良いデザインを作る力があれば、求められます。

私の周囲でもトレンドを抑えた適切なデザインを作り、常にアップデートし進化し続ける人は「年齢のせいで仕事が…」と言うのを聞いたことがありません。
(逆に言えばそう言われる人に限って、年齢に応じたデザインをしてしまっている事が多い。ちょっと古い・今っぽくないとか。
後は独学してきた人やレベルの高いデザイナーに囲まれた事がない人。なんとなくの見た目作りで成長が止まっている)

え?良いデザインを作れる自信がない?
天才でなくても年数を重ねると、それなりに誰でもできますよ。(身も蓋もない事言う)

まず雇われるのが大変?」
いきなり正社員でなく、副業や派遣からって手もある。アシスタントやバイトから数年後フリーランスになるって手もある。それならいくらでも道はあります。

いくつか、年齢重ねても全然ありな理由を書いてみます。
・業界的にも保守的な業界ではなく、転職回数が多いことも他業種に比べるとネガティブにとらえられづらい
・同時に、年齢を重ねた人材を採用することへの寛容さも他よりある。(新卒しか取らず、終身雇用というような業種ではない)
・美大に行ってない、他業種からの転職組も最近は普通。
前職で全く違う仕事をしていたというのもポジティブに捉えられやすい。デザイナーとして幅の広さや差別化にも繋がります。

結論言いたいこと、不利=無理、じゃないよ!!!

当校の話だけど「行動した人は9割がた、デザイン系の仕事についてます」ってカウンセリングでは伝えてるんだけど、本当にそう。うちに来たからどうこうではなく、努力を継続した人は大体、叶えられている人が多いです。

20代は20代というだけで、できない事を免除してもらっているだけ。特に日本はスキルよりポテンシャルで甘く見て"育てて"くれる。
でもそんなアドバンテージ、なくて当たり前と思った方がいいんじゃないかな。そんなの数年間のラッキー期間であって、そんなのを羨ましがったり引き合いにだしたって仕方ない。人生のほとんどはそんな期間ではないので。

スーパーマリオで「この面、スターがないからクリアできない!」って誰かが言ってたら「いや、どこにでもスターがあるわけじゃないから、ある場所にしかないから、なくても皆クリアしてるから」って、ツッコミ入れたくなりませんか。私にはそういう感じがします!

【就職記】美大新卒の私も、就職は楽ではなかった

医療事務の知り合いが、3つ履歴書送ったらどこかに当たるくらいのイメージと言ってましたが、それが一般的だと思ったらデザイン未経験の転職は辛くてすぐ諦めてしまうかもしれない。

私は美大を出たんですが「未経験」でした。
当時も世間は氷河期だと言われていて、私もベンチャーに入って、実力がない私は試用期間に「やっぱりうちでは採れない」と断られたりもしました。

就職活動については結構がんばりました。これら多分今30代くらいの美大卒とか人皆やってると思うんだけど、当時は先生方全員に「とにかく雑誌とかに名前載ってる会社へポートフォリオを送りつけろ!」と言われ、
A3ファイル作品集ポートフォリオをキンコーズで30セット印刷して、
●デザイン系の会社にとにかく郵送しまくる
●展示会にスーツ着ていって「私このような事をやっておりまーす!」とポートフォリオを配る

みたいな事をしていました。
追加印刷もした気がする…何枚送ったかはもはや覚えていない。もはやこれはタスク!必要経費!と割り切ってやりました。

でも、当時私はA3印刷したものをファイル(これも高いんだよね…)に入れて、郵送で送りつけてたので金額もバカにならなかったけど、今foriioとか、いい感じにポートフォリオWebサイトを簡単に作ってアプローチできるから、お金かからなくていいな~、と思います。笑
とはいえ、オンラインよりも直接ものを見る方がインパクトは強いので、本命企業なら、アポとって「伺います!」って実際に会ってページをめくってアピール説明する方がいいと思うのだけど。情熱も伝わりますし。

【就職記】8割がた、返事すらこない。でもエールを送ってくれた方も沢山いた

返事はもちろん、ほぼきませんでした。
でも、そのガッツを買ってくれる人も多くて「うちでは今採用できる余裕はないんだけど、その熱意は素晴らしいから、頑張ってね!」と応援メールを返してくれたり、

郵便局では、あまりに頻繁に来るので郵便局員のお兄さんが私の顔を覚えてくれて「もしかして作品を企業さんに送る感じですか?実は僕も美術の専門を出ていて、ポートフォリオ送った経験があります、頑張って下さいね」と声をかけてくれたり。

他にも、ある有名アートディレクターHさん("真夜中"とかアーティストくるりのアートワークを当時されていた)は、
「応募ありがとうございます、今は募集していないけど、また募集したら声かけるかもしれません」と、とても丁寧にメールを下さり、半年後に本当に、“また募集始めたので、よかったら応募して下さいね”というメールをくれました。

私も今、経営側としても作品送りつけられたら、人材とりたい願望が100%じゃなくても「何かこの熱意に答えたい」と思うし、「頑張ってね」とメールだけでも返したくなると思います。
迷惑だと思う方もいたかもしれないけど、学生も必死ですし。迷惑とか気にしてたら営業なんかできないし、自分の事も知ってもらえません。気にせずガンガンやりましょう。

スキルアップ吸収力は実は、40代>20代

さて、ちょっと話を戻しましょう。
新しいソフトを覚える力などの吸収力は、一般的に20代と40代なら、20代の方が高いと皆さん思いますよね。

ただ、スキルアップの時間が1年と2年の違いって、人生100年時代で生きる私達にとって、長い目で見てそんな違うかな?変わらなくない?ということと

実は、私が感じているのは、「年齢重ねてる方が逆に、いい課題を出す人が多い」ということです。メンターは皆感じているのではないかなと。

もちろん、考え蓄積した量と質に比例するものだと思うので、単純に年齢重ねたら誰でもそうなるわけではないと思うんですが、
別の経験がある状態でデザインを学ぶと、リサーチ力や言語化力で、デザインをより魅力的にする力があるというか、「おっ」と言う作品を出してきてくれます。

デザインは【技術力+考える力】です。
社会人経験がある人の方がむしろ考える力は有利です。特に色々な知識・海外経験・業務経験などがある方は、デザインの分析・仮説立て・プレゼン説明など、全体的に考える力と落とし込む力がすごいなあと思うことが多かったです。
でも、働いた経験がない人や技術を極めたい学生さんなどは、深堀りすることの重要性が分からない&興味がない人もいて、技術力しか伸びない方も多いです。(だから必ずしもデザイン学習が無駄というわけではないのですが、あくまで個人的に見ていて、比較したらという話)

制作会社のアシスタントなら、技術力だけでいいかもしれないですが、でも将来ずっと制作会社アシスタントでいる人って、結構レアだと思います。
時給低い、残業多い、年齢ある程度重ねたら体力的にきついし…

どこかのタイミングで、デザイン制作でもディレクターでも、上流にステップアップした時、この知見を元に考え、深掘りする能力があって、全体を見れて提案できる人になる方が、ビジネスに貢献できる、リピーターも増える、給与条件もいい、リスペクトされる
なので、それを目指してもいいと思います。

年齢を皆さんに聞いたことはないけど、実際に提案とか見ていても、私くらいの年齢や年上の方の方が「なるほど~、私にはない経験からのアドバイスだな」って唸ってしまうことも多いです。

諦めなかった人は何かを掴んで「できるよ」と言い、諦めた人は「できないよ」と言う

デザインの成長にしても、皆さん見ていて、
たかだか数ヶ月やっただけでプロみたいにうまくなれるわけないじゃん!諦めるの早すぎるよ!と思う人が結構いる。
後悔しないくらいの量を努力してから、弱音を吐いてみてほしい。私から見たら、圧倒的に数が足りないことが多いから。

デザインを仕事にしたいなら、デザインを生業にしてやっていけている人に話を聞いた方がいいと思う。やりたいと思っているのに、諦めた人のアドバイスを聞いてどうする!と思っていたりします。

年齢のせいにするのは簡単だけど、誰かしら不利な条件が全くない人はいないので、今の立場でできることをやりましょう!できるぞ!!!

当校の卒業生の転職活動においても、
途中で色々考えた結果、転職活動をやめた人もいました。それぞれ理由がありましたが、「転職できないからやめた」という話はきかなかったです。

最近、音沙汰ないけど元気かな?と思っていた方は
「卒業制作で自分の周りに声をかけたうちの一人がお仕事をくれたので、誰か手伝える人いませんか?」と声をかけてくれたり、

転職したくてデザイン勉強を始めた方は
「転職しようと思ってたけど子どももいるし、生活レベルを考え転職活動はやはり諦めた。けど今の会社でデザイン周りを任せてもらえるようになってきたから、徐々にできる事をアピールして拡大していくつもり」

便りの無いのは良い便り、と言うけど、そういうことなのかもしれないですね。

最後にもう一度言おう。20でも、30でも、40でも、それどころか80でも全然遅くない!!始めたいと思う気持ちがある時に始めてみよう。

P.S. 卒業生からの近況報告めちゃくちゃお待ちしています

↓40代からデザインを始めた当卒業生のインタビューです、よければどうぞ


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