見出し画像

成長のスピードが早い人は何が違うのか?そういう人になるために今日からできることとは?【読書メモ】

同じ会社でも、同じ仕事をしていても成長のスピードが早い人、
何歳になっても成長のスピードが落ちることなく、むしろ早くなっていつまでも成長し続ける人、
そんな人たちは何をしているのか?何が違うのか?何を持っているのか?

この「一行書くだけ日記」にそのヒントがたくさんつまっていました。
今日はそれを抽出してまとめ、共有していきたいと思います。

Q.成長のスピードが早い人、何歳になっても成長し続ける人は何が違うのか?何を持っているのか?
A.そういう人たちは、優れたインプット能力、つまり"観る力"を持っている。

彼らは、一見何気ない毎日、平凡な毎日、変わりばえのしない毎日からも、自分の成長に繋がるヒントを抽出し、それを糧に毎日成長している。

インプットしたまったく同じ情報からでも、そこから「何」を得るのかが人によって異なる。

例えば、同じ会社の同じ仕事でも、
それを「生活をしていくためのお金を稼ぐ手段」として見ているのか、
それとも「自分を成長させるための手段」として見ているのか。
どちらが、今日の目の前の仕事からヒントを抽出して自分の成長につなげることができるかと言えば、それはあきらかに後者の方になる。

つまり、変わりばえのしない日常や同じ仕事から"自分の成長の糧"を抽出するための”観る力”があるかないか?
それが成長するか、成長しないかをわける重要なキーとなっている。

じゃあ、その”観る力”を手にれるために何が必要なのか?具体的に何をすればいいのか?
それは、"書く"こと。
さらに具体的に言えばこの本の「1行書くだけ日記」が今日からすぐにできるからオススメだ。

インプットした情報のうち999/1000は脳が自動的にカットしている

なぜ変わりばえのしない日常や同じ仕事が続くのか?
それは、変化を嫌う脳が新しいこと、成長につながることを自動的にカットしてしまっているから。

私達は無意識のうちに膨大な情報を受け取っているので、それらすべてに注意力を働かせようとしていたら、たちまちエネルギー不足になってしまう。そこで脳は省エネのために「要らないことには注意を向けない」という仕組みを築いてきました。
(青砥瑞人「4 Focus 脳が冴えわたる4つの集中」より)

つまり、脳は省エネのために脳が不要と判断したものは認知しないように自動的にカットしている。
成長するために必要な情報や気付きも、生命の維持として不要であればカットされてしまう。

だから変わりばえのしない日常や同じ仕事が毎日続いてるように感じてしまう。

「書く」ことで意思的に自分の脳に書き込んでいく

自分が成長するために必要な気付きを脳がカットしないで認知するためにできることは、「書く」こと。

例えば自分がコミュニケーションについて学びたい時は、
・コミュニケーションについて学んでいること
・コミュニケーションについて学びたい理由
・コミュニケーションに関して今日気付いたこと
などを1行日記に毎日書いていくだけで、脳がコミュニケーションに関して次第に反応するようになっていく。

そうなると、コミュニケーションの本を読むモチベーション高まって、読んだ時の理解力も増す。
そして、日々のコミュニケーションの中で今までは気づかなかったことに、気づくようになって、日々が学びと成長の日に変わっていく。

「書く」ということは、自分の理想の姿を自分の脳に書き込んでいく誰にでも簡単にそしてすぐにできる具体的に行動だ。

その1行書くだけ日記の具体的なやり方

この「1行書くだけ日記」のルールはとてもシンプル。

【毎日すること】
その日に起こったことを書く、なるべくポジテイブに書く。
そして、その起こったことに対して
「その時どんな感情だったか?」、
「次はどうしたいか?」
と振り返る。

そして週末に1週間分の日記を振り返ってみると、さらに大きな気づきがあり、それが自分の脳に書き込まれていく。

【週末にすること】
1週間の日記をまとめて振り返る。
1週間分の日記というまとまった視点から共通点は何か?を眺めて、気付いたことを書き出してみる。

その日記が半年や1年も貯ればそれは立派な自分のデータベースになる。そこから大きな視点の気づきは脳にとてもいい影響を与え、「観る力」すなわち洞察力が養われていく。

【半年〜1年に1回すること】
半年〜1年分の日記をまとめて振り返る。
そこからさらに大きな視点から共通点は何か?を眺めて、気付いたことを書き出してみる。

私は、このアプリを使ってスマホからEvernoteに1行書くだけ日記を書いています(無料です)。

結論

「書く」ことは「観る」ことに繋がり、そして「観る」ことは「書く」ことに繋がっている、循環している。
その循環が回れば回るほど書く力も観る力も身につき、年齢に関係なく成長を加速させていく。

その成長の循環を回すために、まずすべきことは「書く」こと、具体的に言えば、今からすぐにできるこの「1行書くだけ日記」です。

オススメです!



この記事が参加している募集

#推薦図書

42,597件

#最近の学び

181,634件

1人でも多くの人が、ラクに楽しく働けるように、生きていけるように!