見出し画像

多指症*手術

手術当日

コロナ下だったので、親は途中でバイバイでした。
我が子は午前8時45分の手術でした。

病室で睡眠剤を飲ませて、
ん?寝ない…
「お時間でーす」
ということで目ギンッギンの状態でベットごと移動。
エレベーターホールまで付き添って、バイバイ。

6本目を移植?!


実は前日に先生から
6本目の指の皮膚を5本目につけて膨らみを出せます。回答は手術前にお伝え頂いて大丈夫です」
って言われてました。
うちの場合は、6本目の神経や血管は5本目に移行することが決定していました。
見た目について、6本目をズドーンと切り落とすことも出来るし、
親指は、少し膨らみがあるので、見たときに違和感ないように膨らみを持たせることも出来るとのことで皮膚移植の話でした。
ただ、リスクとして、膨らみを作ることで傷跡が増えるので感染リスクは増える=一層気を付けないといけないようでした。


前日だったので、その場で回答せず、夫にも相談をして、移植することにしたのですが…

ん?
誰も聞いてこないぞ。
先生とも今日は会ってないし…
自己申告制?!?!

送り出して30分…
不安になって看護師さんの元へ行き、自己申告(笑)

看護師さんも「え?!?!?」ってなって、
オペ室に電話。

私、より一層不安…

手術時間

2時間で終わると言われた手術。
11時…
帰ってこん。

12時…
え…どうなっとるん?
大丈夫?
看護師さんももうすぐですかね~的な雰囲気。
気が気じゃなくて仕事し始める(え…)

13時…
お、お、遅い…

そして14時。
帰ってきました(´;ω;`)ウゥゥ


手術後

麻酔効いて寝ていました。
手はボクシングのグローブをつけているかのような大きな手。
手術していないほうは


がっちり固定

点滴のようなものに繋がれる反対の手。

術後は両手使えない状況です。

そして、6本目の皮膚も無事移植できたそうです。
先生からは手術は無事に終わったのですが、思いのほか時間がかかったと説明を受けました。

麻酔後

麻酔が覚めると気持ち悪くて機嫌悪くなるかもしれないと言われていました。
このボクサー状態で…ワタシ、ウケトメラレルカナ…(いや、戦わないよw)
あとは、手術後、約2時間30分、水分も採らないように言われました。

寝起き、絶対水分を欲する子なので、そこも不安大…

そして、目が覚めた!!!!!!

おや?静か…
何回かぐずぐずしましたが、しんどさや疲れがあってか
静かに寝てくれました(´;ω;`)!

その日は、無事に終わったという安堵感で私もどっと疲れた記憶があります。


手術翌日

いつもと変わらない朝。変わったのは、子の指が5本になった。
朝食も出されたけど、好きなものだけ食べる我が子。
それでいいのだ。
よく頑張った!!!

手は、先生に剝がされて、少しだけ身軽に。
でもまだ両手は使えない。

ボクサー感、薄れる

自由効かないから暴れないかな、と心配でしたが、
思った以上に疲れてたのかほとんど寝てました。

手術説明

先生に呼ばれ、詳しい手術内容を写真とともにプレイバックしました。

切られた6本目…
見ます?
と言われたが子供には申し訳ないが、私はその類が苦手で丁重にお断りしました。

ただ、見たのは、5本目の指に、6本目が3分の1くらいくっついていました。
思いのほか、一緒だったので、驚きでした。


さよなら、6本目。
こんにちは、6本目。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?