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処分って何なのだろう2

前回に続き今回の内容もセンシティブなものになります。

内容は「過去に問題を起こしたことがある人」や「教師」のことについてです。

私が学生時代に経験した出来事についてお話しします。


前回を踏まえて

前回、中学1年生の時の担任教師のことについて お話ししました。

時系列がおかしいですが、今回は私が小学校1年生の頃に受け持ってもらった担任の先生のことについてお話しします。

断りを入れておきますが、当たり前ですがこのようなことをしてしまう、なってしまう、状況・人は稀であり、世の中には素敵な先生がたくさんいらっしゃるということをお伝えしておきます。
(義務教育なので大半の方がわかっていることではあるとは思います)。


小学生の頃

小学校入学式。
担任として教室に自己紹介に出てきたのは40代くらいの女の先生でした。

第一印象としては明るい、元気いっぱい。

ただ、数か月経った頃から徐々におかしくなっていきます。

1学期が過ぎると、クラスの中でもちょっと知能に遅れを感じる生徒というのが出てきます。

私も知能が遅れていたので毎日怒られていましたが、もう一人遅れを感じる子がいました。

その子の遅れを直そうと必死なのはわかるのですが、なぜかその子に対してだけ
手を上げていました。

また、クラス内には授業中に立ち上がり手がつけられないほど暴れる男の子などもいたので、非常に失礼ですがその子などを相手にすることでも日々ストレスが溜まっていったのかもしれません。


手を出すという行為が徐々にエスカレートしていきました。

気がつけば国語の時間にクラスメイト全員を体育館に立たせ、
今から一人ずつ端から押していくから、足元をふらつかせないように」。といったこともするようになりました。

押すとは「ドンッ」のことです。
5~6歳が大人に強い力で押されると、吹き飛びます。

私も吹き飛んだのですが、中には踏ん張って一切ブレなかった男子生徒がいました。

ということはですよ。

本来はブレないものであり、吹き飛ばされるあなたがおかしい。成長できていないのはあなたである。

という認識に持って行かれるわけです。

できるまで何度も行うのですが、最後までできなかった私は力不足で、負け組だという姿をクラスの生徒に見せ、認識させました。

その後、クラスメイトからのいじめなどは無かったのですが、教師による様々な出来事は続きました。

例えば何かに満たない生徒は、机にチョークで文字を書かれたりします。
私も書かれており、早々に消すと怒られたこともあったので、消すタイミングがわからず惨めな思いをしていた記憶があります。

ではなぜ、クラスメイトはこのことを誰にも相談しないのか、誰にも告げ口しなかったのか。

無知だからです。

小学校に入学したばかり。
小学校とはこのような場所なのだ。
失敗してしまった自分が悪くて、怒られて当たり前。

このことを家で話したら、失敗したことについてもっと親に怒られるかもしれないから誰にも言えない。
失敗をしたことを親に告げ口をしたと、更に先生に怒られるかもしれないから言えない。
と思って生活をしていたのです。
(みんなが該当するかどうかはわかりませんが、少なくとも私はそうでした)。

2年生になった時に初めて、授業中に押されることはない。チョークで机に文字を書かれたりなどしないといったあらゆることを知りました。

チョークの文字については、何年後かに観た何らかのドラマで“やってはいけない行為”として話の中で取り扱われていたことで初めて知ったほど。

また、教師が手を上げていた生徒についてですが、血を流していた際に保健室へ連れて行かず、教室内で手当てを行っていたので何事も無かったかのように終わらせていました。

一方で、2年生からは教室に救急箱など無かったのです。

私は平成生まれです。
この先生、本当は処分されていてもおかしくなかったのでは?ということを、今更ですが大人になり、ニュースを観ている中で年々考えるようになっていったわけです。

もしこの件が注意だけで済まされ、教師の様子も以前と何ら変わらず手を上げるようであれば、「処分って何なのだろう」。と思うところも正直あるわけです。


教師という仕事は大変だと思います。
私の通っていた学校では、モンスター級の生徒が何人もいました。
また、私のような頭が悪くて勉強に全然ついていけていない生徒も抱えなければならないのは過酷だと思います。

小学校の前を通ると、今の学生は学校でどのような生活を送っているのだろうといまだに考えてしまいます。

小学校にも学年主任の先生がいたり、先生が先生に相談できる環境、生徒が先生に相談できる環境があればいいのにということをふと思い浮かべます。

また、小さなお子さまが身近にいるというご両親やご兄弟などは、日常生活の中で何が楽しかったか、何か嫌なことは無かったか。嫌いな人がいるならば、なぜその人のことを嫌いになってしまったのかといったことはマメに聞いてあげた方がいいかもしれません。


今回は前回よりも少々重い話になってしまったかもしれません。

こんな内容を公開していていいのか書いておきながら心配になってきたので、何らかのタイミングでカギをかける(※有料にする・非公開にする)かもしれません。

ではなぜ話したのかというと、世の中にはこのような学校もあるということ。児童が何を考えていたのかということも知っていただけたらと思いました。
20年以上も前の出来事なので時効です。

下品な人間ですみません。
でもこれも、ネット上でしか読めないものだと思ってください。

この話はまだ続きます。





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