アンデッド
アンデッドとは見たままの翻訳になりますが「不死」を意味しています。
今回は、お気に入りの四コマ漫画についてご紹介します。
ジャンルはギャグ×ホラー×特殊な成人内容(しかも多方面)を含むので、試し読みなどをされる方はお気をつけください。
また、いつものようにネタバレは極力しないよう気をつけますが、あらすじも読まずに作品を楽しみたいという方は、作品名だけを確認した後はその先から読むのはお控えください。
作品について
漫画家のせとものさんが2013年に単行本を発売した
「アンデッド先生」という作品をご存知でしょうか。
インターネット上である程度物語が読めてしまうのですが、私はそのことを知らず単行本を店頭で少し立ち読みした際に「面白い!」と思い購入しました。
※ちなみに単行本はウェブで公開している絵とは異なり、描き下ろしされているようです。
あらすじ
高校生の担任を受け持つ主人公、安藤てつこ先生の特技は内蔵晒しです。
明るく人柄も良いので生徒からの人気も高いのですが、なんせ特技は内蔵晒し。日々生活の中で意図せずとも内蔵を晒すハメになり、それを目にした生徒たちは精神面でダメージを受けています。
そんな中、一か月ほど前に転入してきたばかりの佐木という男子生徒がクラスで一人馴染めずにいるのではないか?ということに安藤先生は気づきます。
悩み事があるのではないかと気遣い、話しかけたことをきっかけに話は急展開...という物語です。
この話の見どころ
このお話しの見どころは、恋愛面において
この相手でなければならないという必然性が感じられる設定にあります。
純粋に「好きだから」「一緒にいたいから」という理由も述べますが、読んでいる側の人間としては
「間違いなくあなたでなければだめでしょうね...」。と言いたくなるようなシュール具合が面白いのだと私は思っています。
この「あなたでなければだめでしょうね...」。ということを考えるに至るまで、四コマの、しかもギャグ漫画であるにも関わらず慣れない描写が続きました。
今も久しぶりに読むと「あれ、この作品こんなにグロテスクだったかな?」と思うことがあるほど、グロテスクなシーンが出てきます。
私は最近でこそホラー漫画を読んだりするようになりましたが、元々グロテスクなものやホラーな描写が得意というわけではないので、購入までしておいてはじめはあまり慣れなかった記憶があります。
ただ逆を言えば、グロテスクな表現が苦手な方の入門作品としてもおすすめできるかもしれません。四コマなので。
あともうひとつ挙げるならば、久しぶりに読んだ時に「あれ、この作品こんなに成人向けだったかな?」と思うこともあります。
続き
ひとつ、この作品には困る点があります。
それは2巻が発売されていないことです。
四コママンガなので1巻だけでも読み切ることはできますが、物語は続いています。
待てど暮らせど2巻が発売されることはなく、ウェブページの更新も止まってしまっています。
1巻の続きはウェブページでも読めますが、私は続きを読むのを我慢しており、単行本を買いたいと思っています。
なんとなくいつかまた更新されるのではないかと思い、待っています。
アンデッド先生のウェブページはこちら⇒ アンデッド先生
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