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【30代アプリ婚】転職、上京、婚活、入籍を一年で駆け抜けた

『マチアプを使うから結婚できない』

びっくりして、マッチングアプリで今の夫と出会ったレポートを緊急で書いてます。

ぽまもん 【自己紹介】既婚30代女性の転職活動
既婚30代女性です。
大学卒業から新卒で広告代理店に入社し、事業会社、外資系と2回転職しています。
2024年6月末に退職。7月現在、無職です。noteでは主に転職活動の記事*を書いています。
*【退職】外資系正社員から無職に

なぜ緊急で婚活レポを書いたのか?

アラサーでマッチングアプリをはじめて、夫に出会いました。急いで書き始めたのは、結婚物語。仲人TさんのX(旧Twitter)を見て少し違うと思ったからです。

画像クリックでX記事開きます

noteにも投稿ありました「マチアプを使うから結婚が遠のく|結婚物語。仲人T

マッチングアプリでは年収面で高望みをしていました。「高望みじゃない女性」というところは違います。それでも高望みだからアプリ活動をやめるのは違うのではないかと思いました。

仲人Tさんの伝えている内容は間違っているのか。そうではありません。投稿は婚活している人に真摯に寄り添っているので、婚活している人はフォローしてみてもいいかもしれません。


高望みとはどういうこと?

相手男性に年収500万円を希望するのは高望みです。婚活を始めたばかりの女性は、どこが高望みと思うかもしれませんが、データでは違います。

「高望みはしません。年収500万円くらいの普通の男でいいです」

かつて婚活女性のこんな言葉が切り取られて炎上したことがありました。
その理由は、「年収500万円の男」が決して「普通ではない」からです。20〜30代の未婚男性の年収分布を2022年就業構造基本調査から見ると、年収500万円以上は12.5%に過ぎません。「普通」どころか上位1割に該当するわけです。

結婚できる高所得層・できない中間層の残酷格差 女性が求める男性の年収と実際の年収の乖離 | ソロモンの時代―結婚しない人々の実像― | 東洋経済オンライン

20〜30代の未婚男性で年収500万円以上は上位1割。東京に限定しても上位2割。ちなみに東京都の平均年収は600万円ですが、平均年齢は44歳。耳当たりのよい言葉には裏があるのでご注意を。

私は相手の希望年収を500万円以上にしていました。

年収500万円以上にした理由は?

自分の年収を500万円と設定し、相手にも同じ年収500万円にしました。外資系で働き始めてから婚活を始めたため、私の年収はもっと高くなります。なぜ低く書くのかと思われるかもしれませんが、元彼が原因です。

私は相手が高卒でも構わないし、そこそこ稼いでたら年収は求めない、高身長でなくても構いませんでしたが、元彼と別れた理由の一つに「男性のプライドの根深さ」があります。

元彼は仕事ができて尊敬していましたが、時々「俺は一杯のかけそばでも生きていける」とこぼしていました。最初は弱い部分も見せてくれるのは信頼してくれてるのは信頼の証と思っていましたが、数回聞かされる私。高卒から努力して年収1000万円以上になった人を励ます言葉は持ち合わせていませんでした。

私はちゃんと働いておいしいご飯を食べたいタイプです。スシローより大起水産です。首都圏ならすし銚子丸かな。年に数回行けるだけでうれしいです。

今春、似たような炎上投稿がありました。

まあ一度こういう層と付き合えばよく分かるからな。話すのもごめんだし金払って話すとか狂気の沙汰だよ。性格も元の見た目もドブみたいなやつしかいなかったし。

俺はちょいブサでも六畳一間で卵焼きと海苔と鮭と味噌汁と漬物あれば毎日喜んでくれる女が良い。

俺はちょいブサでも六畳一間で卵焼きと海苔と鮭と味噌汁と漬物あれば毎日喜んでくれる女が良い←港区女子より強欲では - Togetter [トゥギャッター]

このなんとも言えない上から目線。この気持ち悪さを数字で表している調査があります。

15年間にわたり6035世帯の夫婦や同居カップルを追跡した調査により、「妻の収入が世帯収入の40%以上になると、夫は心理的な苦痛を感じる」という実態が明らかになりました。

夫は妻の収入が世帯収入の40%を上回ると苦痛を感じることが判明 - GIGAZINE

プライドがない男性もいるかもしれませんが、数値で見ると本調査のアメリカ、イギリスでも似たような結果が出ています。

優しそうに見えても男性のプライドの根深さは付き合ってみないと分かりません。しかも私がそこを変えることはできません。

相手に求める条件は、身長・学歴・年収は同じか少し高めに設定して、本当の年収は付き合い始める直前に伝えることにしました。

マッチングアプリでの出会い

1) 私のマッチングアプリ登録スペック

  • 居住地:首都圏

  • 年齢:30前半

  • 身長:160-165cm

  • 体型:普通

  • 学歴:大卒

  • 年収:500万円以上

  • 結婚歴:未婚

  • 子供の有無:なし

  • 写真:顔の掲載あり

2) マッチングアプリの検索条件

  • 居住地:首都圏

  • 年齢:30-40歳

  • 身長:165cm以上

  • 体型:ややぽっちゃりまで

  • 学歴:大卒

  • 年収:500万円以上

  • 結婚歴:未婚

  • 子供の有無:なし

  • 写真:顔の掲載あり

3) 婚活は事前準備が大切

  1. 事前に写真とプロフィール文を用意する

  2. 事前に検索条件を決める

  3. 女性平均いいね数を目標にする(Omiai女性は100)

  4. 男性のアプリの見え方を調べる

  5. アプリの活動期間を決める

  6. アプリ登録。利用開始は金曜日の夜から

  7. 新規登録一週間のフィーバータイムでいいねする

  8. 顔では選ばない(写真が公開されていたらよし)

  9. 検索条件を2週間は変更しない

  10. メッセージは一通は必ず返す

転職活動と同じです。自分なりの活動方針を10個決めて動きました。

4) 結婚相談所に入会した人の話を聞く

妹が結婚相談所に入会した時、プロフィールを手直ししました。本人は婚活写真をお金出して撮ってもらい、脱毛やダイエットなど努力をしていました。

結婚相談所の男性は顔と年齢、さらっとプロフィールを読んでお見合いを申し込み、お見合い成立後、プロフィールを読み込んで顔合わせ当日を迎える方が多いと知り、現役の編集職だった私がリライトしました。

アニメ好きとサラッと書くのではなく作品名を入れる(当たり障りのない内容はダメ)。できることやりたいことは書く、できないことは書きませんでした。例えば料理はできるけど好きじゃない場合。料理が好きですとは書かない。結婚したい相手に気を遣いたいですか?自分が苦しむだけです。

妹から婚活の進め方や結婚相談所での活動方法を聞いていました。婚活のノウハウがある人が身近にいたのも大きいです。

5) すでにメッセージで誠実だった

アプリ稼働○日間で今の夫と出会いました。ここは別記事で詳しく書きます。

当時、夫と顔合わせして勤務地の最寄駅を聞かれて答えたら、勤務先がバレてしまいました。(たくさん会社がある東京なのに、駅を伝えただけで会社名がバレると思っていませんでした)

外資系で働いている割には年収が低いと思っていたそうです。メッセージのやり取りで誠実な人だと思っていたので、すぐに正しい年収を伝えました。

ここで違和感があったら付き合っていなかったと思います。私の年収が高くても今は無職でも、変わらず寄り添ってくれる夫に出会えました。

元彼の年収は1000万円以上ありました。今の夫よりも高く、高年収で選んでたらとっくに結婚していますよね。

先ほど元彼と別れた理由に「男性のプライドの根深さ」を書きましたが、それ以外にも「自分の親に紹介できないことがあった」「避妊について認識が甘い」もあったからです。「相手の両親が宗教上の理由で老後資金なし」で別れた人の話と合わせて、別の記事で書いてみたいと思います。

転職・上京・婚活・入籍スケジュール

本当に一年で駆け抜けました。詳しくは別記事で書きますね。

■2022年
3月 転職エージェントと面談
4月 初一人旅
5月 内定
6月 東京へ引越しと事業会社を退職
7月 外資系に入社
婚活マッチングアプリ『Omiai』に登録
Omiaiでマッチング
初顔合わせ
お付き合い開始
11月 プロポーズ
12月 夫の実家へあいさつ
■2023年
1月 私の実家へあいさつ
2月 両家顔合わせ
3月 入籍

データで見る婚活

結婚した人でアプリを長く活動している人は少ないですね。良い人はどんどん退会していくようです。

■『Omiai』で出会ってから結婚するまでの期間は「1年6ヶ月以内」が80%!

マッチングアプリは上手く使ってなんぼです。不誠実な人にはさっさと見切りをつけて、素直な人なら良い人と巡り会えると思います。

普段ですらイケメンに出会える環境にいないのに、イケメン探しをアプリでやるなら、自分も美女になるなどの努力は必要と思います。

女性は年齢、顔は大切。これは本当です。そのため、私の婚活レポはアラフォー以上の人は参考にならないかもしれません。

検索条件を考えたり変更するのも悪くはありませんが、私は婚活を始める前に考え抜いたことは大きく2つ。

  • マッチングアプリ運用側の立場になって考える

  • 相手のアプリ利用の目的を考える

明日は #海の日
夫と初めて出会った日です。

縁を感じて書きました。まだ書けていない部分もありますが今回はここまで。次回はアプリ内で工夫したこと、アプリでの第一印象、「田」がつく地名での初顔合わせを書くかもしれません。

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