恨むということ

「好きと嫌いは表裏一体だ」

ほんというと、その二種類では表せられない
きっとヒトの細胞の数だけ
複雑な気持ちの種類というものがあると思う

大好きでたまらない人だからこそ
心無い一言にとてつもなく傷つけられる

でも大好きだから恨むことができない

いつもはいい人だから
みんなの人気者だから

そんな人を嫌いになろうもんなら
自分が変なんだ、自分の性格が悪いんだ

傷ついたのは自分なのに
更に自分をいじめてしまう

そうするとなにが起こるか


動けなくなる


だって自分のなかに生まれた本当の感情を
狭くて暗い箱に押し込んで蓋をしてしまうから

感情をなくしたら人形だ
無のまま笑うことだってできる



わたしのことはわたしにしか気づけない


ベッドの中で動けなくなっていた私はある日
ひとりの人を恨んでみることにした


恨み節を恨み全開の指先でスマホにメモした
未だに連打方式でしか打てないので、
恨みのリズムを奏でていた

息が苦しかった
全身に力が入った
顔がくしゃくしゃになった
涙が出た


そのあとまたなにが起こったか


スッキリした
その人のことがそんなにヤじゃなくなった

しかも時間は要していない
頭を叩くとたくさん脳の細胞が死ぬと言っている人がいたけれど、
刺激を与えて苦しめていた原因菌をころすことができた


そして

「私のこといじめるなんてど〜んだけ私のことかわいい〜ん?!?!」


と、その人のことがまた愛おしくなった




恨みはその字だけ見ると黒とこれまたドス黒い紫みたいなわる〜い気のイメージがわくし、
常にクリーンでポジティブで良い気にかこまれていたい!
みたいなマインドでうまくいかれているかたもいらっしゃるとは思いますが


今回の例で言いますと、本質や人間味みたいなものを好む人には有効的ですよ!


停止してしまうよりかは
どんなにかっこ悪くてもみっともなくても
あがいていたい


あがいた先に手に入れたおにぎりは最高においしいだろう

あなんかよくわかんないな今の笑
ミスチルが抜けてないな←罰


良くなりたいからそうするの
もちろん自分基準の"良い"




なんだか
良いも悪いもどっちもかわいらしい文字に見えてきたお

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