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読書記録36 アート思考

『「自分だけの答え」が見つかる 13歳からのアート思考』著者:末永幸歩さん 解説:佐宗邦威さん

今日はこれです。

話題になった時に購入して読み切っていなかったのを思い出して読んでみました。

全体的に読みやすくて良かったです。

授業をしていた頃に自分が大切にしていたものと似ている内容がたくさん出てきたので、自分の考え方も悪いものではなかったのかな、と少し自信になりました。

最近大切にされている「自分だけの答えをもつことの大切さ」に触れられていたのでよかったです。


美術に関して、人の表現に関して、

自分が何を良いと思うか…

何を好きと感じるか…

それを「自分だけの答え」「自分なりの感じ」だというのならば、

上手いと思うものを良いと思ってもいい。

リアルな表現を良いと思ってもいい。

と思います。

技術の良し悪しで人の心を推し量るなという意味で、

上手=素晴らしい ということではない!

ということは大切にしたいと思いますが、

上手=素晴らしい と思っている人の感じ方も、あって良いんだ!

ということは忘れずにいたいです。

本に対する文句というわけではなく、世の中の風潮に対して思うことがありまして…

最近よく耳にする、

女性の幸せ=結婚や出産 ではない!

という意見があっても良いのですが、

私の幸せ=結婚や出産を経験すること も含む!

を否定しないでほしい。

多様性を認めようとする一方で、昔からの価値観と一致する目標や夢を持つ人の想いを否定しかねない意見を見かけることも増えた気がします。

大切なのは、こう思う人がいれば、ああ思う人もいるよね、とわかり合おうとする気持ちかなと思います。

良い学校に入って良い会社に入って…という道が幸せとは限らない!自分で道を切り拓こう!というのもすごく好きなのですが、

世間一般に良い学校や良い会社と言われる場所が、結果的に自分が目指すものと重なった…なんてこともあると思います。

人の気持ちを尊重しているふりして勝手に決めつけないで!と思うこともまだまだ多いですね。


復職をすれば人と接する機会がこれからどんどん増えていきます。

自分の考えも他人の考えも、それぞれ存在するのだということを忘れずに生活していきたいです。


後半は本の感想ではなくなってしまいましたが…

「自分だけの答え」をもつことを勘違いしないように気をつけたいです。

ありがとうございました。ぽくこ

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