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ブラック会社との戦い(19)

ブラック会社との戦い(19)

社長が言いました。

君みたいに文句ばかり言っている人間を見つけられた

のはよかったと、君以外の社員は文句も言わず真面目

に働いているんだよ!

今すぐ会社から出てっ行ってくれ、他の社員と一切

喋ったり、余計なことを絶対言うな!

アンタのお金は払うんだから文句ないだろう!

その言葉を聞いて、自分の行動は正しかったと再認識

しました。

この会社に残る人間は、社畜として摂取され続けてい

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ブラック会社との戦い(18)

ブラック会社との戦い(18)

それから調査が入ったことがなかったように、数日

経ちました。通常通り仕事をする日が続いていました

そんなある日、事務員の女性から今週末で会社辞めら

れるって、本当ですか?と聞かれ

全く身に覚えがないので、どういうこと?と逆に質問

すると、経理の人から聞いたと言われ、最初言ってい

る意味がわからなかったけど、直ぐに理解できました

が、露骨すぎるなと思い、一応工場長に確認をしまし

た。

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ブラック会社との戦い(17)

ブラック会社との戦い(17)

その頃には社内でも、僕が会社と揉めているのを、

知っている人もいて、色々話をしたりはしていました

けれど、誰1人として一緒に手をあげる人はいませんでした。

ある意味予想通りでしたが、これだけ証拠が揃って

いるのに、まだ僕が行動を起こして結果何もしなくて

お金や待遇が改善されればいいという考えの人が殆ど

という現実に引く自分がいました。

労基に申告したことによって僕個人の問題から全社員

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ブラック会社との戦い(16)

ブラック会社との戦い(16)

数日後証拠となる給与明細とタイムカードの写し

録音した音声を持ち、労基に行きました。

窓口に行くと今日はどのような内容で来られました?

と聞かれたので、残業代未払いについてです。

と説明して話を聞いてもらいました。

ひと通り今までの経緯を話し、土曜日の出勤が未払い

就業規則が無い雇用契約書も結んでいないことを、

伝えると、担当の方はお持ちのものを拝見すると確かに

土曜日の出勤の部分

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ブラック会社との戦い(15)

ブラック会社との戦い(15)

仕事を終えて応接室に行くと、親子でお出迎えでした

席に着くとお父さんが、経理に聞いただろ!

少し労働時間がオーバーしているけれど、それ以外は

問題ないと、相変わらず意味のわからないことを、

言うので、もう一度労働基準法の違反なので、改善し

て未払いを払って下さいと言うと、君はお金のこと

ばかりだねと言われ、本来支払われて当然のものなの

で、普通のことを主張しているだけですといいました

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ブラック会社との戦い(14)

ブラック会社との戦い(14)

会社に残業代未払いの件で交渉に行ってから、1週間

経ちましたが、何も回答がなく苛立っていたら、

丁度給料日になり明細を確認したら、案の定修正は

されてなく、経理にその旨を伝えに行ったら、

労務士に聞いたら、少し労働時間がオーバーしている

けれど、それを修正すれば問題ないとの回答ですと

当然納得できる回答ではないので、現状違法か合法な

ら、どちらかと詰め寄ると、違法だと言う始末で、

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ブラック会社との戦い(13)

ブラック会社との戦い(13)

自分が今持っている証拠をもって、スマートフォンで録音を設定し、経理担当者の所へ行きました。

<今回の登場人物>

・経理担当 75歳

・ 社長  82歳

・僕   40歳

以上の、おじさんとおじいさんです。

僕「すいません、聞きたいことがあるんですけど。」

経「はい、どうしたの?」

僕「応接室でいいですか?」

経「いいですよ。」

僕「土曜日出勤してる分は、残業代がついていません

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ブラック会社との戦い(12)

ブラック会社との戦い(12)

インターネットで労働に関することを調べると、

僕が働いている会社は、基本的な労働基準を全く無視して、経営していることが浮き彫りになりました。

 1.就業規則が無い

 2.雇用契約書が無い

 3.36協定を結んでいないのに週40時間以上の労働時間

明らかに労働基準法を破っているのは上の3点でした。

その他にも問題点はありましたが、特に自分が納得できなかった部分は未払いの残業代があることで

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ブラック会社との戦い(11)

ブラック会社との戦い(11)

相変わらず人の出入りは激しい中で、勤続20年の

ベテランの方が、やはり会社とトラブルで退職する事

に、なりました。

その方が携わっていた機械は会社の売り上げに直結

する仕事を多く占めていたので、上層部の2人は

物凄く焦っていました。オペレーターの絶対数が、

減っていた状況も重なり退職する人の持ち場をすぐに

引き継げる人がいなくて、大問題になっていました。

誰か1人でも欠けたらこうな

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ブラック会社との戦い(10)

ブラック会社との戦い(10)

気がついたら工場内で自分が1番後輩だったのが、

僕より先輩が3人しか居なくなっていました。

自分より後輩の人の方が増えて、仕事内容も責任ある

ものが増えていました。

入れ替わりが激しくて、新人の人は僕の所に最初来る

事が多く、自然と会社のことで質問される場面が多く

なりました。

その頃は質問に正直に答えていました。

ブラックな会社だよと、ほとんどのハラスメントを

体験できると説明

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ブラック会社との戦い(9)

ブラック会社との戦い(9)

ここまで会社側のブラックな話を書きましたが、

従業員側にもブラックな人物はいるものです。

まず営業のAさん、彼は兎に角媚びます。

これでもかも会社に媚び報告します。

例えば何か工場サイドでミス等が発生した場合

Aさんは周りに聞こえるような声で独り言をいいます。
そうしたら社長なり常務ちゃんなりがどうしたの?

となると、一旦何でもないですといい

再度設問されると実はと語り始めます。

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ブラック会社との戦い(8)

ブラック会社との戦い(8)

今まで話に出てきたハラスメントの主役は、

社長の息子、常務ちゃんです。

年齢は50歳、独身です。

50歳を超えているの、まだ会社を受け継いでいない理由があります。

常務ちゃんの能力が無いのは当然として。

古参の方だと70オーバーの人もチラホラいます。そういう人達への態度や言葉使いが余りにも酷いのです。

自分が子供のときから働いている人に向かって

例の「てめえ」「馬鹿野郎」は言いますし

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ブラック会社との戦い(7)

ブラック会社との戦い(7)

現在、入社10年目になります。

その間に、約25人の社員のうち、先輩や後輩が10人以上退職していきました。

ほぼ100%、会社と揉めて退職されています。

20代の人は、会社の将来性がないこと、ブラック特有の体育会系なノリに嫌気がさして辞めていきます。

40代以上の人は、足元を見られて、理不尽な扱いを受けていました。

例えば、仕事のミスに対して給料から天引きしたり、解雇をチラつかせて減給す

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ブラック会社との戦い(6)

ブラック会社との戦い(6)

僕の働いてる会社のブラックな部分は今まで色々書きましたが、

その中でも、同調圧力がかなり問題がある事に、その頃には気づいていました。

・みんなが有給使わないから、誰も使わない

・みんなが残るから仕事が無くても残業する

・みんなが目を付けられるの恐れて本音で話さない

書き出したらキリが無いですが、社内の雰囲気が、常に人の目を気にする状態でした。

その頃長女が生後半年で保育園に通うようにな

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