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【MBTI】性格と読書スタイルは関係あるのか

"S型は本を読むのが苦手なのか?"
MBTIに興味を持ってくれた友人から聞かれた質問だ。自分(ISTJ)はどちらかといえば本好きの類に入るのではないかと思う…が、本の好みや読み方、読書スタイルに性格が顕著に表れているなと感じたのでそれらをまとめてみようと思う。


本(小説)の好み(好きなジャンル)

好んで読むジャンルにはある基準がある。"現実的かどうか"だ。なんせ自分が想像(理解?)できる世界線で繰り広げられる展開でないと没入感を得られないタイプであるので、ファンタジーは非常にハードルの高いジャンルだ。異世界転生モノや人間界と繋がりがある系は好きだが、主人公からストーリーまでまるっとファンタジーだと、イマイチ楽しめない節がある。

ここで例外になるのがSFだ。個人的に星新一のSS集が大好きなのだが、現実離れした話でも楽しめる理由はそれらの本質が"現実世界の風刺"にあるからではないかと思う。星新一以外のSFもどこか遠い未来の世界線、いつか現実になるかもしれない世界線という見方で楽しめるので、自分の乏しい想像力でものめり込みやすいのかもしれない。

こんな思考回路なので好きなジャンルはもっぱらミステリー・サスペンス・ホラー(ヒトコワ)である。想像力云々とは別に、"頭を使っている感覚"、"頭を使っている自分"が好き(STJって結構自己陶酔しがちな気が)なのでこういった頭がゾクゾクするジャンルが大好物だ。伏線やカメオ出演など"気づく人は気づく"みたいな演出があればあるほど興奮するタイプなので、伊坂幸太郎が大好き。

番外編というか読む目的が結構違うのだが、"泣かせにきている"内容の本も好きだ。泣けるジャンルを定期的に見ることでストレスを解消しているので、がっつり泣かせにきてくれた方がこちらも泣きやすい(?)しむしろ有難い的な感情すら抱いている。人生で初めて泣いた本は「ハッピーバースデー」だ。今読んでも泣けそう。

本の読み方(読書中の思考)

基本的に特に何も考えていない、と思う。文字をそのまま噛み締めている。上記のような頭使う系ジャンルの場合は頭の中で状況や人物を整理したりはするが、それ以上の思考をしたことはない。実は子供の頃読書感想文を書くことにかなり自信があったのだが、当時も自分の感情より"~~のシーンは、主人公に投影された作者のOOな意志を感じさせる"的なことを書いて埋めていたような気がする。作者の意図を読み取れることがかっこいいと思っていたのかもしれない笑。登場人物の感情や思考を想像するよりも、"これは作者なりのOO表現?やっぱり台詞回しがOOさんぽくていいなァ"みたいな読み方を主にしている。感受性?想像力?が乏しいのは明らか…^^

読書スタイル

これは読書に限った話ではない(音楽・映画・ドラマ・YouTubeなど)のだが、とにかく同じものを繰り返し読むのが大大大好き。同じ本を30回くらいセリフ覚えるまで読みこむのが好き。さらにその過程で本がボロくなっていくのも好きなので、本は断然アナログ派である。おかげさまで好きな本のラインナップがずっと更新されず、積まれた新しい本(話題の本のみ買ってちょっと読んで放置)も増えていく一方だ。それでもこの読書スタイルをやめられない理由は、①保証された面白さがある(そうそうこれこれ!ってなるのが楽しい)②読むたびに違った面白さがある③作品への理解が深まっていく感が好き(またもや自己陶酔) などがある。これが他のコンテンツを消費する際も全く同じなので、性格に起因しているものなのか非常に気になるポイントだ。


"本を読むのが苦手なのか?"という質問には"人による"としか答えようがない気がするが、実際周りの本好きや字書きさんには圧倒的にNF型が多いし本を100%楽しめるのはN,Fなんじゃないかと思う。性格によって読書スタイルや好みがある程度分かれるというのはあくまでも個人的な見解だが、他のMBTIの方々がどんなジャンルと読書スタイルを持っているのか是非聞いてみたい…コメント待ってます…笑

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