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受け身の趣味と受け身じゃない趣味。

つづき。

「趣味を持ってください」
とさる御仁に言われた。尊敬している人なので持つことにした。
趣味なら長続きしそうだ。

と、その前に、すでにある自分の趣味を考えてみた。
真っ先に出てきたのが「ラグビー観戦」だった。
自身が高校ラガーだったこともあり、わりと熱心なラグビーファンだ。
高校・大学・リーグワン、日本代表、海外の試合も見る。
スタジアムにも毎年必ず行っている。

が、前述のさる御仁から「ダメ出し」された。
〝素敵な趣味ですが、試合がない日はどうしますか?〟
何もいえねぇ北島状態。

これがいわゆる受け身の趣味というものだった。
趣味は自分が没頭したいときにできるものである必要がある。
ラグビーをプレイするならまだしも、観戦となると当然、
試合が開催されている必要があるからだ。
一方的にラグビーの話を展開するならいつでもできそうだけど、
ラグビーは私の人生の大きな構成要素であるが、あくまでも
そのひとつだ。

次がマンガ。
ジャンプにはじまり、物心ついたころからマンガは常に隣にいた。
これなら365日24時間、時間場所を選ばず没頭できる。
これはこれでいいのだが、これはこれで受け身だ。

次が岩盤浴だ。
サウナではなく、岩盤浴。
汗の放出とともに思考が研ぎ澄まされ最高なのだが、
〝寝ているだけ〟だ。

いろんな人に趣味について聞いてみた。
「釣り」「サーフィン」「ゴルフ」「旅行」
「ドライブ」「読書」「料理」「散歩」

などなど。。「仕事」という奇特な方もいた。
どれも能動的だが、釣りとサーフィンが趣味な人は本当に憧れる。
釣りは自然との戦いだし、いろんな種類の魚に出会えるし、
マイナスイオンでまくりで癒されるし、何より没頭できる。
サーフィンは上達していく様がわかるので、積み重なっている感が
とてもいいと思う。

自分の趣味トップ3に能動感、自発感を加えるとするなら
ラグビーはラグビーライター?もしくは地域の子どもに教えるとか?
絵心ゼロなのでマンガは描けないがシナリオを考える、とか
マンガ紹介ブロガーになる、とか。
岩盤浴は特に自発れなそうだw

本当の本当に好きなものっていうのを見つけるのはなかなか難しい。
趣味とも似ているようで似ていない。
ハマる、というのがある。
が、ハマり期を過ぎると話題にすらならなくなる。
そういう意味でゴルフは息が長い趣味なのかもしれないなぁ。

とりあえず、「継続すること」は人間にとって
一番難しい業なのかもしれないな、と思いつつ
望郷太郎でも読もう。

つづく

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