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エッセイはとつぜんに

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つれづれなるままに、ひぐらし、ではないが、ときたまPCにむかひて。役には立ちませんが、何の変哲もない日常を楽しめるようにはなるかもね。
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2019年7月の記事一覧

297円のサーモン。

297円のサーモン。

午前中に出かけた帰り道、たまの贅沢にひとりでカフェランチでもしてやろうかと思って歩いていた。

ぼんやり店を探しながら、駅から家の方向へ歩く。

よさげなカフェで足をとめる。

サンドイッチセット、950円。

うん、まあありなんだけど。友人と会うわけでもなく、ひとりで950円は、うん……、悩む。

たとえば漁港の海鮮丼とか、出張で訪れた土地の名物とかなら、ひとりでも迷わずいくところ。でも家の近所

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歯医者へ行った日の脳内日記

歯医者へ行った日の脳内日記

歯医者へ行った。

そもそもわたしの歯はどちらかというと虫歯になりにくいタチらしく、そういえばおとなになってからというもの、あまり歯医者のお世話にはなっていないような気がする。ただ20代前半のころ、会社にいるときに親知らずが痛みだして仕事が手につかなくなり、早退して歯医者へかけこんだことだけは覚えている。結局両方とも抜いた。

まあだから、それ以外はさして歯について悩んだことがなかった。しかし娘を

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ひさしぶりだね、超熟。

ひさしぶりだね、超熟。

日常のなかに溶け込んでいて、ほとんど意識すらしないもの。失って初めて、その存在の大きさに気づくもの。

「好きなものは?」と聞かれて、あえて名前をあげるような対象ではないんだ。わかる?わかるよね。そういうのとは違う、無意識の階層で、君はわたしの暮らしのなかにいた。ずっと。

……いてくれて、当然だと思っていたんだ。まさかサヨナラも言えずにお別れすることになるなんて、考えてもみなかった。

あの日、

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