【負けるが勝ち】(新釈ことわざ辞典)記事版
とうに愛想が尽き果てた亭主の浮気相手が押しかけてきて「あの人と別れて」と懇願された時によぎる想い。
お気付きのように、この「新釈ことわざ辞典」シリーズでは、初期のいくつかを除いて「いらすとや」様の素材を拝借させていただいてます。
「いらすとや」ライブラリーには、「エロい系」は皆無、「邪悪系」もほとんどないのですが、ワタシ的にはストライクゾーンに入って来るイラストがたいてい見つかり、ありがたいことと感謝しております。
【負けるが勝ち】で使わせていただいたのは、《相撲》検索で出て来た、「相撲の八百長のイラスト」と題する作品です。キャプションは下記のようです:
「……なるほど、《八百長》もありそうだな」
とさらに想像が膨らみます。
《別れさせ屋》という商売があります。
Wikipediaの定義では、
おそらく前者、つまり夫と不倫相手を別れさせる、あるいは、人妻に惚れた男が仲良し夫婦を引き裂き別れさせる、といった「ダークな《工作》の請負」からスタートしたビジネスでしょう。
それが後者、例えば離婚に同意しない夫をハニートラップに嵌め、証拠を揃えて四の五の言わせず離婚に導き、かつ、慰謝料をたっぷり獲れる形に持っていく ── ような、
「さらにダークな《工作》」
へと進化していったものでしょう。
「うーむ。これは【負けるが勝ち】の、「負ける」こと自体が《偽装》なわけだ ── 八百長だ」
【負けの偽装で完全勝利】
ぶるぶるっ! 怖い世の中になりましたね。
さて、……と「いらすとや」様で探してみると……
くわばら、くわばら……。
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