【這っても黒豆】(新釈ことわざ辞典) 選挙に強い政治家が討論会でしばしば披露するロジック芸 「いや、黒豆じゃないか、ほら!」 「うわーっ! 口に入れた!」 「そこまでやるとは!」 (明らかに間違いとわかっても、自分の間違いを認めようとしないことのたとえ)
【狐と狸の化かし合い】(新釈ことわざ辞典) 狐は狸を、狸は狐を化かそうとしている? ── いえいえ、そうばかりとは限りません。 選挙期間中は、狸も狐も、それぞれありとあらゆる権謀術策を弄して我々ニンゲンを騙そうとしています。 ご注意を!
【一を聞いて十を知る】(新釈ことわざ辞典) その多くが単なる《早とちり》であることは言うまでもない。
【寄らば大樹の陰】(新釈ことわざ辞典) 就職では「大企業でも陰不足」と考え、猛勉強の末に国家公務員になりひと安心、その後はずっと陰に隠れていました。稀に木陰からでようと思うことはありましたが、日焼けが怖くて……。退職後ですか? 大樹の陰に小さな木がたくさんあるのでその陰で……。
【十年一日】(新釈ことわざ辞典) まさに忠犬ハチ公の世界。 飼い主の死後も渋谷駅に十年間通い続けたというけれど、 「どうも……おかしいぞ」 と思わなかったのだろうか? 本人(ヒトではないが)はともかく、周囲の人(犬)たちがアドバイスしてやれなかったものか……。
【口自慢の仕事下手】(新釈ことわざ辞典) 有能な経営コンサルタントに惚れ込んで後継者に据え相談役に退いた創業者が、権限移譲後ほどなくして直面した会社存亡の危機に、頭を掻きむしりながら現社長に浴びせる罵声。
【触らぬ神に祟りなし】(新釈ことわざ辞典) 満員電車では両手を上空に上げていなさい、という教え。 参考文献: https://note.com/pochipico/n/n7cf50d9f5d1a https://note.com/pochipico/n/n705e9f5ee63b
【釣り落とした魚は大きい】(新釈ことわざ辞典) 多くの場合、釣り落とした原因は釣り人の力量不足にあり、万一釣り上げていたら、【釣った魚に餌をやらない】とはいかず、釣りあげた大魚に全財産食いつくされてしまったかもしれません。 「釣り落として良かった!」と考えることにしましょうよ。
【どんぐりの背比べ】(新釈ことわざ辞典) どんぐりにとってとても重要なこと。 もし、あなたの会社内での出世レース、あるいは高校野球部でのエース・ピッチャーの座をめぐる競争について、大企業の人間が、あるいは甲子園常連校の生徒が、そう表現したらどうだろうか?
【情けは人の為ならず】(新釈ことわざ辞典) 選挙前のバラマキ公約合戦(自分のためだったのね……)。 あれ?【善は急げ】と同じだ!