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『低脂肪』『低カロリー』商品購入で注意すべき4つの視点【痩せない理由はココに在り】

皆さん、ごきげんよう。

今回は前置きせず、早速本題に入っていきたいと思います(*‘∀‘)


健康やダイエットに気を付けている人程、

『低カロリー』

『無脂肪』

『低脂肪』

『低脂質』

などというキーワードに惹かれて商品を購入していると思いますが、皆さんはこれらの商品の【言葉のトリック】に気がついていますでしょうか?


多くの方の中では、

『低脂肪』=『低カロリー』=『太りにくい』=『痩せる』


という方程式が出来上がっていると思いますが、結論から言うと間違いです。

厳密に言えば、あなたの状況によって


良くも、悪くもなる。


という表現が適切かもしれません(*‘∀‘)


これからその理由について、4つのセクションに分けて解説していきたいと思います!


なるべく簡潔に説明しますので、是非最後までご覧くださいまし(*‘∀‘)



§1.カロリーの分類を知る


これはダイエットをする上で、超基礎になります。

カロリーを有する栄養素は、糖質・タンパク質・脂質です。

それぞれ1gあたりに換算すると、

糖質 = 4kcal

たんぱく質 = 4kcal

脂質 = 9kcal

まずは、カロリーで言えば

糖質・タンパク質 < 脂質

という事だけご理解いただければOKです(*‘∀‘)

では次のセクションに進みます。


§2.糖質・タンパク質・脂質の吸収率を知る

①糖質の吸収について

麺やパンなどの糖質(炭水化物)は消化酵素によってブドウ糖に分解され、小腸からほぼ100%吸収されます。

つまり糖質1gを摂取すれば、ほぼ4kcal摂取吸収できることになります。
②たんぱく質の吸収について

鶏肉や卵などのたんぱく質は消化酵素によって、ペプチド、最終的にアミノ酸にまで分解されます。そして糖質と同様に小腸から吸収されます。

アミノ酸もほぼ100%の吸収率ですので、1g摂取すれば4kcalの摂取という事になります。
③脂質の吸収について

脂質の分類によって吸収効率が異なるのですが、基本的には脂質は人体にとって吸収が難しい栄養素になります。
特に肉やバターなどの飽和脂肪酸は吸収効率が悪く、たくさん食べたところで大した吸収が出来ず、殆どが便(う〇こ)として排出されてしまいます。

オイルを摂ると便通が良くなったりするのは、オイルが吸収されず、『便の排泄を促す役割に変わっている』からとも言えます。

故に1gの脂質を摂ったからと言って、9kcalの摂取が出来るとは限らず、2kcalかもしれませんし、6kcalかも知れません。


まとめると、1gあたり換算で糖質とたんぱく質はそれぞれ4kcalの吸収になるが、脂質は9kcal丸々吸収できるわけではないという事ですね。


§3.『無脂肪』『低カロリー』商品のカラクリ

ここまで読んで頂いた方なら、そろそろ察しが出来てくることでしょう。

『無脂肪』や『低カロリー』商品のカラクリは

脂質を減らして、糖質を増やしておいしさを維持した商品のこと

これが正解です。


そもそも吸収率の低い脂質を減らしたところで、吸収率の100%近い糖質の量が増えいている。


もっと言えば、脂質と糖質は一緒になると脂肪としての蓄積率はグンと上がり、逆に太りやすくなります。


であれば脂質が多くて、糖質が少ない商品の方が『太りづらい』と考えられないでしょうか?


学校の保険の授業でも、お医者さんも、テレビでも誰もこんなこと教えてくれません。


あなたは誰かに『太らされている』のかもしれません。


§4.『無脂肪』『低カロリー』商品を食べても良い人

これは『あなたがどんなダイエット方法をしているか』によって異なってきます。

糖質制限ダイエットや、私の様に健康のために糖質を抑えた食事をしている人間にはこういった『無脂肪』『低カロリー』商品は不向きと言えます。

何故なら糖質制限は糖質をエネルギー源とせず、脂質(ケトン体)をエネルギー源としているため、脂質の摂取は必須だからです。


一方で脂質・カロリー制限ダイエット(健康法では無い)をしている人にとっては、摂取カロリーの総量と脂質のを抑えるというものですから、こういった商品の摂取は向いているかもしれません


ご自身の『状況』に即して、向き・不向きを考えて購入するようにしましょうね(*‘∀‘)



まとめ

秒でまとめます。

『低脂肪』=『低カロリー』=『太りにくい』=『痩せる』

という式は成り立たない。

低カロリー・低脂肪食品は確かに総カロリーが低いものの、糖質の含有量が多い場合が殆どである。

糖質と脂質は組み合わせるほど太る!(混ぜるな危険!)

糖質制限ダイエットの場合は、不向き。

脂質・カロリー制限ダイエットの場合は有効である。


◎補足(重要)

標準商品が200gあたり○○カロリーと表記しているのに対し、低カロリー商品の場合は『より低いカロリーに見せるために』150gあたり等と表記している場合が多々見受けられます。

あくどいですね~~笑( ´艸`)

意図的に錯誤を与えていますので、合法的な詐欺と言っても差し障り無いでしょう( ´艸`)

皆さんも気を付けて下さいね!!


それでは今日はこんなところで。

本日も最後までご覧いただきありがとうございました!


ではまた(*‘∀‘)ノシ


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