シェア
mk
2021年10月30日 10:42
補聴器、と聞いて思い出すのは父方の祖母である。当時私は小学生、恐らく低学年で、祖母は80歳の手前であったろうと思う。隣に住んでいた。耳が遠い祖母に大声で話しかけるが、通じるのは半分くらい。それなら、と耳元で話すのをやめて、正面から唇をはっきり動かして話すようにした。声を出すよりも、口の動きに全力を注ぐ。その様子を見ていた母が、すごいね!と真似するようになるくらい、わかってもらえて私は嬉しかった
2021年10月5日 22:30
痛みに敏感であるのは、その通りなのだが、体がいたむことへの恐怖心が大きいことも手伝って、たびたびオオゴトになる。大げさだと家族(特に母)に呆れられてきたが、どうしようもない。言葉から連想が広がり、とどまることを知らない創造力が翼を広げる。大きく羽ばたく。例えば大学時代。簡単な手術をすることになり、血液の止まり具合を検査した。これでちょっと耳たぶを切って血が止まるまでの時間を計ります、とにっこり