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木曜5時にほどけてく

毎週木曜の17時ごろ、わたしはだいたいコメダ珈琲にいる。

16時にひとつの仕事がおわって、次の仕事まで3時間くらいヒマなのだ。

あたしゃこの時間がだいすきでね。


コメダ珈琲で何をするってことも別にない。

コーヒーの時もあれば、紅茶の時もあって、それにミニシロノワールをつけることもある。

お気に入りは、アメリカンコーヒー。

夜も目の前なのでカフェインをあまり摂りたくないというのもあるが、理由は単純。

カップの色が好きなのだ。

コメダ珈琲のアメリカンのカップ

ミルクみのあるやさしいみどり色に、ブラウンとターコイズで構成されたロゴ、さらさらちゅるるんなソーサー。

「みどり色のカップが好きだから」ってだけでアメリカンを選んでしまう日が多い。

普段なら深煎り寄りの、苦味つよめの、濃いめのコーヒーが好きなのだけれど。

ちなみに、紅茶にする時はレモンをつけてもらう。

そして、さいごにレモンを食べる。

紅茶のしみたレモンを食すまでがレモンティーと思っている(暴論)。

そんな軽率な自由が許されるのが、木曜の17時だ。


コメダ珈琲では、だいたいnoteを書くか、イヤホンで音楽をじっくり聴くか、本を読む。

まあでもnoteを書くことが多いかもしれない。

この時間にわたしは、ほどけてく。

ゆるんでいく。

世でいう「華金」みたいな時間だと思う。

1週間のあいだに頭の中でぐるぐると巡っていたあれこれを書き出したり、胸に残った音楽にひたってみたり、その日の朝に目が合った本を読んでみたり、ぼ~っと窓の外の流れる雲を眺めたり、まあなんだかんだして過ごす。

そう考えてみると、自分がゆるむために必要なこと・ものってこの時間に集約されているかもしれない。

コーヒーや紅茶。
おともに、甘味。
音楽にひたる。
空を眺める。
たそがれる。
本を読む。
ただ居る。
書く。
在る。

自分がどういう場面でほどけるか、どうやったらほどけられるか、って知っておくとなんだか安心できる。

あー疲れたな、ほどかれたいな、って時にすぐ行動できる、時によって変わるとは思うけれど。


さて。

この記事も例によって、2月15日(木)のコメダ珈琲で17時すぎたころに書き始めた。

さっきまでpanpanya先生の新刊を読んでいたが、このあとまた読みます。

で、イヤホンでは坂本龍一の楽曲を聴いている。

"aqua" と "energy flow" が大好きでだね〜。

ちなみに今日も今日とてアメリカン、みどり色のカップが目の前にあります、今日もかわいい。


本を読みたくなったら読むし、コーヒーを飲みたくなったら飲み、こうして書きたくなったら書きつつ、好きな曲が流れてきたらそっと目をとじる。

そんな木曜の夕方を今日もすごしている。

順調に、ほどかれている。

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