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【本の学び】読書チャレンジ#234「神様の定食屋2」@一年365冊

いつも記事をお読みいただきありがとうございます。
2021年に習得した「速読」に基づき、2023年毎日投稿の読書メモになります。
お役に立てれば幸いです♪


【本日の書籍】


中村颯希著「神様の定食屋 : 2 ごちそうさま、めしあがれ」(2017・双葉社)

【ポイント(私が得たこと)】

◆ストーリー

親が始めた、定食屋。

突然、亡くなった両親の後を継ぐ、若干20歳の妹。

それを、支える料理が全くできない25歳の兄(主人公)。

そんな二人の定食屋の物語です。

あるとき、兄が悩んだときに、神社にお参りにいきます。

そうすると、神社の神様が、その兄の悩みと成仏できい霊魂をマッチング(?)させて、憑依させます。

お互いの悩みを解消していきます。

例えば、

兄:料理がうまくなりたい

霊魂:残した子供に自分のお手製の料理を振舞いたい

→兄を使って、料理の特訓をしながら、霊魂の料理を完成させます。

忘れかけた自分の大切な心を思い出させてくれます。


◆過去の思い出を忘れることは、いいこと?悪いこと?

両親の味を忘れかけている、、、

そんな、焦りを持つ妹。

人間は、忘れる生き物で、だから乗り越えられると考える兄。

忘れることは、いいこと?悪いこと?

兄:
俺は、両親の味の完璧な再現なんて、しなくていいと思うんだ。
・・・というか、むしろ、しないほうがいいと思うんだ。
忘れるためじゃない。
そうじゃなくて・・覚えておくために、親父たちのレシピには、手を付けず、しまっておきたいんだ
親父の味を完璧にコピーしちまったら、それって、成り代わるだろ。
それだと親父たちのレシピは生き残るけど・・・
代わりに、親父たちが消えちまう気がするんだ
だから残しておきたい。永久欠番みたいに。
親父たちの味は、親父たちのものとして

忘れないために、

完璧な再現を追い求めるのではなく、

変化を加えていく。

それが引き継ぐということだそうです。

この文面だけでは、伝わらないかもしれませんが、、、

奥が深いと感じました。

あなたは、どう感じましたか?

読んだ日付:2023年8月17日
かかった時間:120分(279頁)

 

おわりに


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