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見つけた私の気持ち(『メモの魔力』プロローグとエピローグを読んで)

おはようございます。ひろです。

さて、自分流も読み終わり、次の本に着手しました。

前田裕二さんの『メモの魔力』です。今回はこの本のプロローグ、エピローグを読んで、この本の全体の軸、エピローグを読んで生まれた私自身の気づきについて書いていきます。

(私がこの本を読もうと思ったきっかけはこちらの記事をご覧ください)

『メモの魔力』の軸

この本は、小学校の時に両親を失い、その不運な人生への逆転を図るべく、メモを取り続けて成長してきた前田裕二さんが、日ごろからメモを取ることにより起こった人生の革命をまとめた本である。

簡潔に、日頃からメモを取ることによるメリットは主に以下の3つが挙げられるという。

自分を知ることができる・日常をアイデアに変えることができる・夢をかなえることができる

この詳しい内容は中身を読んでみないとわからない。ただ一つ言えることは、著者がメモを取る時、それはただたくさん書くというだけでなく、自身の毛穴をむき出しにして全てを記入してやろう、そこから新しい発見をしてやろうという強い信念、スタンスがあってこそであるということだ。

このプロローグ、エピローグを読んで、著者はとにかくメモで多くの人の人生を本気で変えたいと心から想い、私たち読者にその道しるべを作ってくれている。何より、言語化がうまい。ただ「メモを書くといいよ」と言っているのではなく、自分の実体験やプロセスから、法則を導き出し、それを明確に伝えてくれている。そこから私は著者の情熱を感じ取った。

エピローグを読んで私が見つけたこと

エピローグの中で、著者は、自分がメモを取るようになった本当の理由を説明してくれている。

それは、両親をなくした自分にとって、優等生が憎かった。なんで世界は自分を見捨てるのだろう。どうにかして自分を褒めて欲しい、つまり自分が愛されるためにメモを取り始めたそうだ。

その著者の実体験によるメモへの情熱から、私の本心がよみがえった気がした。

私はおそらく著者ほどはハイスペックなメモ術ではないし、マイナス体験のレベルも著者と同等とは言えないだろう。だが、私がマイ頭脳ノートを書いたきっかけも、自分と同レベルだと思っていた親友が私の知らないところではすごく大人になっていて悔しかったからだ。私もちやほやされたかったからだ。私は世界一才能のない男だと自負している。

今まで私が何事も頑張ってこれたのは、そんな私より才能をもって生まれた人達を見返したいと本気で思っていたからだ。

私はマイ頭脳ノート(メモ)を使って、自分より上の人間を見返す。これが私の本当の軸であり、私の人生の目標であることを著者が自身の経験を語ってくれたおかげで気が付くことができた。

(マイ頭脳ノートについて書いた記事はこちらをご覧ください。)


さあ、これからが本当のスタート。メモの魔力を読んで私のマイ頭脳ノートをさらに強化する。そして、人生の目標を果たすためのきっかけにする。中身を読むのが楽しみだ。

それでは本日もご一読いただきありがとうございました。また明日もよろしくお願いします。




















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