「コミュニケーション」

楽しさもあるが、肩が凝るものもある。

好き勝手に話をすると早口になり、

大勢の前だと整理しながら話をするので、

少しゆっくりと話をする。

気の合う者同士だと、言葉に感情がこもり

手振り身振りが追加される。

抑揚は上下に揺れ動くが、身体は真っ直ぐを

保っている。

過去に擬音語を多用した時代があったが、

今は落ち着いて適度に擬音を発する。

一対一は落ち着くが、一対多人数だと、

適度な緊張感を感じる。

それは人間だからなのか、人間らしいのかも

知れない。

最近、一対一のコミュニケーションが減って

きたように感じる。

お天気会話や、たわいも無い会話が、

とても愛おしくも、遙か遠くにも感じる。

やはり人は人だから、時に優しくもなり

冷たくもなるもの。

言葉が少ないと補い、言葉が多いと謝り、

丁度いい匙加減って、なかなか難しい。

自分も人なんだなぁって、思った。