『空と共に暮らす』
空の息吹を感じて
真似て深呼吸をしてみた
白い雲と灰色の雲が入り乱れ
所々から日差しが漏れ入り
天使の階段を昇り降りする
死ぬと空気になれるのだろうか
できることなら
澄んだ空気になりたいって
はたと止まった脚と共に浮かんだ思い
ぽっかり空いてしまった雲間には
その余地があるかのように見えた
さほど眩しくない夕陽をのぞみ
明日へとつながる夢を心に抱きながら
祭囃子の聞こえてくる方へ歩を進めて
ざわつかない穏やかな姿勢
のぞみみる
貴女とともに
歩みたい
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