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最近気に入っている音楽2021秋

秋。10月の東京ってこんなに暑かったっけ?なんて思いながらも夜はしっかり秋らしい涼しさ。もう少ししたら冬ですね。

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The Crusaders / Images (1978) レコードの上にレコードを置く斬新な撮り方です。上手な撮り方あったら教えてください。

元々「南から来た十字軍」は持っていてとても好きだったが他のアルバムには手が出てなかったクルセイダーズ。USオリジナル盤が400円くらいだったのでなんとな〜〜く買ってみたこのImages。ラリー・カールトン(Gt)も参加してないし、次の大ヒットしたアルバム「Street Life」に比べても全然存在が地味だし、なんて思いながら針を落としてみて......。すいませんでした。これは紛れもなく最高の音楽です。一番の懸念要素というか期待してなかった理由としてはラリー・カールトンの不参加(前作で脱退済み)だったのですが、その穴をカバーするどころかラリー以上(!?)に素晴らしいギターを奏でる新加入のビリー・ロジャースとセッションのディーン・パークスが素晴らしすぎる。1曲目Fairy Talesのイントロのカッティングでもう名盤確定。Jazz/Fusion/Funk/Soulの隠れ名盤として激オススメです。なんとなく、秋の夜にはピッタリな雰囲気も。あるようなないような。

ええの獲ったわ!なBilly Rogersさんは結局このアルバム限りで脱退。その後薬物中毒で亡くなってしまったのが残念でなりません。こんなに素晴らしい隠れた名ギタリストはなかなかいませんね。。。他にもいくつか参加しているアルバムもあるようですがよく分からないので知っている方は情報よろしくお願いします。

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Klaus Schulze / Trancefer(1981) German Original これまたごちゃごちゃなお粗末なお写真

クラウス・シュルツェの23作目。A面B面それぞれ1曲づつで計37分と実に聴きやすいアルバム。氏の歴史的名盤「Timewind」や「Mirage」などは素晴らしいながらも暗い部屋で横になって聴くと素敵な夢の世界へと誘(いざな)われること間違いなしな睡眠導入剤的アルバムですが、この「Trancefer」はシンセサイザー以外のチェロやパーカッションの大胆な導入による起伏に富んだ音の嵐によって寝落ちするどころか混沌の宇宙空間へ放り出されるような感覚に。コズミック!スペイシー!なSci-Fiエレクトロニクス。Kosmische Musikの名作。いや〜たまらん。

2021年残り3ヶ月、どれくらい"ツボ"な音楽を見つけられるかな。

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