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コロナと孤独とプレッシャー:テレワークで心身を壊した日

テレワークって、実際、とても便利なものなんです。私たちは、2011年の東日本大震災直後から、メールなどの情報共有環境をクラウド サービスに切り替えて、本格的なテレワークを行ってきました。

でも今、コロナ禍によって「完全在宅勤務」が普通になって1年以上。

私は、テレワークの限界を身をもって理解しました。
テレワークによるストレスで、心身共にボロボロになってしまったんです。

ちょっとその話をさせてください。

テレワークに絶対必要なモノとは?

その前に、「テレワークとは何なのか?」ということについて、簡単な説明をさせてください。

例えばつい最近、オリ・パラ開催期間中の「テレワーク・デイズ2021」がSNSなどで炎上の火種になっていました。まぁこの状況ですからね。当然と言えば当然の反応です。



でもこれ、菅政権が急に言い出したことではなくて、2017年から実施されているものなんです。オリ・パラのスポンサー企業や、IT企業を中心に、毎年オリパラ開催の事前練習のように、テレワーク期間を設けてきたんです。ただ、一般的な認知度がまるでなかっただけで、菅政権が急に言い出したものではありません。

早い話、テレワークが悪いわけじゃないんです。悪いのは、そもそもオリ・パラを東京に誘致したことなんですw。

テレワークとは、「通勤を必要としない働き方」のことです。

テレワーク =「在宅勤務」 ではありません。

出張先でも、オフィスと変わらない環境で仕事ができるのが「テレワーク」。
喫茶店でも、不便なく仕事ができるのが「テレワーク」。
立ち寄った支社や支店でも、いつも通りに仕事ができるのが「テレワーク」。

どこに居ても必要なメールや書類にアクセスできて、外出先から会社の自席に戻らなくても、すべての仕事を終わらせることができるのが「テレワーク」です。

もちろん、業種や職種によっては、テレワークができないお仕事もあります。
これは仕方がありません。テレワークは万能ではないのです。

テレワークを成功させるには、大きく分けて、2つのモノが必要です。
1つは「セキュリティと利便性を兼ね備えた ICT環境」。
もう1つは「十分な人間関係」です。

人を追い詰める、コミュニケーションの断絶

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