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1日1冊オススメ本レビュー

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ブックコーディネーターが毎日1冊、サクッと読めるオススメ本ブックレビューを公開していきます。
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2023年1月の記事一覧

るん(笑)

"『間違ってるんだ、こんなの科学的におかしいのがー』『でたっ、科学的に』誰かが言い、どっ…

方丈記

"ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。よどみに浮かぶうたかたは、かつ消えか…

プロ目線のインスタ活用法

"効果的なinstagramマーケティングのために必要なのは、ちょっとした時間と、一台のスマホ。あ…

書記バートルビー/漂流船

"『もうしません』『それで、その理由は何だというんだね?』『あなたはその理由をご自分でお…

臆病な詩人、街へ出る。

"『うーん...ふづきさんは、ずいぶんと臆病なんですね』(中略)どうだろう、と納得できずに首を…

本当の定年後 『小さな仕事』が日本を救う

"定年後の仕事の実態を丹念に調べていくと浮かび上がってくるのは、定年後の『小さな仕事』を…

今を生き抜くための70年代オカルト

"謎の生物はその実存性より、信じる人たちがいるかどうかこそがロマンだろう。ネットの時代だからこそ、いまだ謎の生物の存在を疑わない未踏の地が世界のどこかに残っていることを知り、空想とリアルの狭間を生きていた僕らの子供時代を思うのだ"2016年発刊の本書は70年代、昭和オカルト検証の良書。 ⁡ 個人的には70年代にドンピシャで空想好きな子供時代を過ごしていたことから本書を手にとりました。 ⁡ さて、そんな本書は海外の身体改造紹介など、アングラカルチャーを紹介してきた著者が、世界的

伝説の『サロン』はいかにして生まれたのか

"急速なデジタル技術の開発や普及が、さらに市民生活の変化を余儀なくしていくことはもはや自…

暇と退屈の倫理学

"退屈とどう向き合って生きていくかという問いはあくまでも自分に関わる問いである。しかし、…

光が死んだ夏 1

"こいつは一体何なん 見た目は光と同じでも光やないナニカ 狂っとる それを受け入れとる俺も"2…

これ描いて死ね

"漫画だって表現です。真摯に気持ちを乗せた表現は人間そのもの(中略)たとえあなたの絵や構成…

死にたい夜にかぎって

"顔に力を込めた瞬間、学生時代に女の子から言われた忘れられない言葉が頭の中を駆け巡った。…

横井軍平ゲーム館 『世界の任天堂』を築いた発想力

"つまり枯れた技術を水平に考えていく。垂直に考えたら、電卓、電卓のまま終わってしまう。そ…

文にあたる

"校正は求められて始まる仕事です。誰かが原稿を書き、ゲラにしてもってきてくれないことにはいくら仕事がしたくてもすることができない(中略)受け身の仕事といわれる所以です"2022年発刊の本書は一冊の本ができるまでに大きな役割を担う校正・校閲について"読むこと"について書かれた良書。 ⁡ 個人的には読書会主宰者仲間にすすめられて手にとりました。 ⁡ さて、そんな本書は出版社に勤務するかたわら、月の半分はフリーの校閲者としても活躍する著者が自ら選んだ本を読む通常の読書と違って、渡さ