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光が死んだ夏 1

"こいつは一体何なん 見た目は光と同じでも光やないナニカ 狂っとる それを受け入れとる俺も"2022年発刊の本書は著者デビュー作、Twitterで話題になった青春ホラー。このマンガがすごい2023年オトコ編1位。

個人的には"このマンガがすごい"で作品を知って手にとりました。

さて、そんな本書は田舎の集落を舞台に、死んだ親友、ヒカルの姿をした人外の"ナニカ"と、それを"知りながらもこれまでと変わらず"一緒に生活する少年よしきがいつも通りの日々を過ごす一方、集落では怪事件が次第に起きていくのですが。

まず。冒頭の数ページから"ナニカ"が身体も人格もヒカルを模倣していることが明らかになるわけですが。前情報抜きに読み始めたので、やはり突然の展開にビックリしてしまい、一気に作品に引き込まれてしまった。

あと、よしきに警告する"人よりちょっと見えるだけの"通りすがりの主婦。も登場するのですが。漫画のお約束的に【こうした役回り】は謎の美少女や美女だったりすることが多い"先入観"があったので、ちょっと笑ってしまった。

人外やBL的要素のある青春ホラー物語が好きな方にオススメ。

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