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#80 「豆腐」のガチ解説

洗車した二日後に大雨にあいまして、
割とガチ萎えしております。

雨+花粉。

この組み合わせは、汚れが余計目立つので
本当にやめてほしいですね。笑

◯「豆腐」の栄養価と効能

今回は、「豆腐」についての内容です。

内容が良かったと思っていただけた方は、
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大豆から生成される「豆腐」は、
たんぱく質や脂質など、
体の基礎的な栄養素による効果と言うよりも
健康を維持増進させる“機能性食品“として
注目されることの方が多いかもしれません。

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間違いなく言えることは、
「豆腐」は健康に良いと言うことです。

その詳しい理由、効能を見てみましょう。

・たんぱく質

「豆腐」は、大豆から製造されるという点から
想像できると思いますが、
『たんぱく質』を含んでいます。

『たんぱく質』というと、
筋肉の合成に必要であったり、
アミノ酸による疲労回復効果であったりが
真っ先に思い浮かぶかと思いますが、

「豆腐」に含まれる『たんぱく質』の効果として
血中のコレステロール値を低下させる作用や
血圧上昇抑制効果(ペプチドによる効果)が
あることが1999年の米国食品医薬品局により
認められています。

また、大豆たんぱく質の一つである
『β-コングリシニン』に、内臓脂肪を減少させる
作用があることが報告されています。

もちろん筋肉の合成や疲労回復効果もあるため、
一石二鳥、一石三鳥といったところでしょうか?

筋肉をつけたいトレーニーだけでなく、
全ての人に食べてもらいたい食品の一つです。

・リノール酸

「豆腐」に含まれる『脂質』の一つに、
『リノール酸』があります。

この『リノール酸』は、植物脂に含まれることが多い
オメガ6系脂肪酸になります。

人の体内で生成することができない『脂質』であるため、
食物から摂取する必要があり、体の機能が正常に機能するために
欠かすことができないことから“必須脂肪酸“と呼ばれます。

『リノール酸』は、不飽和脂肪酸の一つであり、
動物性の脂肪酸とは違って、
コレステロールをあまり含まない上に、
血管に付着するコレステロールを除去する作用があると
言われています。

コレステロールが原因となる
動脈硬化を防ぎ、血管疾患の予防に効果があると
考えられています。

・レシチン

『レシチン』は大豆にも含まれる栄養素で、
不飽和脂肪酸が構成要素です。

『レシチン』の機能の一つには、
強い乳化作用によって、血管に付着した
コレステロールを溶かして、
血流の流れをよくする、あるいは、
固まるのを防ぎ付着しないようにする働き、
つまり脂質代謝作用があります。

これによって、動脈硬化を防ぎ、血管系疾患を
予防することが期待できます。
脂肪代謝作用によって、肝臓中の脂肪分を減らす
効果もあるため、脂肪肝などの予防にも良いでしょう。

・コリン

『レシチン』の構成成分の一つである『コリン』は
脳機能の活性化に関与する成分です。

『レシチン』自体も脳の情報伝達に関わる
神経細胞の重要な材料になります。

『コリン』は、『レシチン』が腸内で分解され、
『コリン』となり独立します。

この『コリン』は脳のに運ばれて、
“アセチルコリン“という情報伝達物質に変化します。

それによって、脳内の情報伝達がスムーズになり、
記憶力や集中力の向上、高齢者においては
ボケ防止や脳の老化現象を抑制する効果が
期待できます。

・大豆サポニン

『大豆サポニン』は、配糖体と呼ばれる物質で、
食感として咽喉に残る不快感(渋み、苦み、えぐみ)の
原因物質です。

そのため、今までは嫌われていましたが、
実はこの『大豆サポニン』には、
健康増進に及ぼす様々な機能が
注目されてきています。

機能としては、
脂肪の蓄積の抑制や血管いに付着した脂肪を除去する、
老化の原因とされる脂肪酸の酸化を防ぐ、
活性酸素の働きを抑制する、
腸を刺激して便通を良くする、
生活習慣病の予防効果など
様々な効果、効能が報告されています。

また、発がん抑制効果やエイズの発症抑制効果も
一部の研究で報告されていて、
今後、研究が進んでいくと、
さらに良い効果をもたらしてくれる成分となるでしょう。

・イソフラボン

『イソフラボン』に関しては、
皆さんも聞いたことがあると思います。

この成分は世界でも注目を集める成分です。

『イソフラボン』には、
サポニンと同じ配糖体の仲間になります。

大豆に最も多く含まれている成分で、
女性ホルモンである“エストロゲン“と
似た働きをするため、“植物エストロゲン“とも
呼ばれます。

更年期を過ぎた女性に起こりやすい
骨粗しょう症の予防効果や高血圧・コレステロールの抑制、
循環器疾患のリスク軽減、乳がんや前立腺がん、胃がんの
予防効果もあるとされていて、
欧米人に比べて日本人にこれらの発症が少ない理由の一つに、
「豆腐」を食べているからではないか?という
指摘もあるほどです。

・トリプシンインヒビタ(トリプシン阻害因子)

この『トリプシンインヒビタ』という物質は、
たんぱく質の分解酵素であるトリプシンの働きを阻害し、
消化吸収を妨げるほか、膵臓肥大に作用するため、
つい最近までは嫌われていました。

しかし、ここ最近の研究で、
インスリンの分泌の盛んにする効果があるとされ、
インスリンの分泌異常により起こる
“糖尿病“の予防・改善効果があるのではないかと
言われ始めています。

こちらもまだ研究段階ではありますが、
糖尿病患者が増加している現代において、
その改善策になるとして注目を集めています。

・オリゴ糖

『オリゴ糖』は、糖の一種であり、
「豆腐」の甘みの主成分であります。

『オリゴ糖』はビフィズス菌の栄養源になります。

ビフィズス菌には、腸内の悪玉菌の増殖を抑える効果や
腸の活動を活発にする働き、免疫力アップ、
発がん物質を分解する効果など、
健康に関する有用な働きがあるとされています。

腸内環境を整えるためにも必要な成分になりますので、
「豆腐」は積極的に食べることをお勧めします。

◯まとめ

「豆腐」には、健康増進に関係する
様々な栄養素、成分が含まれていることが
わかりますね。

特に女性は、更年期障害の予防や症状の軽減にも
つながってくるので、
ぜひ積極的に「豆腐」を食べてみてください。


僕がフォローしている“高丘真弓“さんが高野豆腐について記事を書いていらっしゃいました!

こちらも勉強になる内容ですので、シェアさせていただきます!
(高丘さん、勝手にシェアすみません🙇‍♂️
             シェアNGでしたらご指摘ください・・・。)

この記事以外にも有益な記事をたくさん書かれていますので、
ぜひフォロー&記事のチェックしてみてください!


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