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6-5ママ+パパ+祖父母の子育ての折り合いの話

 こんにちは!子育てはママもパパも異なった環境で育ち、数々の偶然が重なり子育てが始まります。ママはママの、パパはパパの、祖父母は祖父母の価値感があり、子育ては赤ちゃんの親世代が中心に行うもので、折り合いも必要なことがあります。(私のプロフィールはココ)


 誰かの思いだけを優先するのではなく
 円満とは、皆ちょっとずつ折り合いつけ
 ちょうどいい均衡を目指すことです


子育ての価値感は4つ以上ある



 例えばの話ですが、ママとパパと祖母と祖父がいれば4人の価値観があり、ママとパパの親世代が含まれれば最大6つの価値観があります。同居家族が増えれば、それ以上の人数の価値観が含まれていくわけです。


 そして忘れてはならないのは



 赤ちゃん自身にも価値観があるということ



 人生の長さから言えば、赤ちゃんは若輩者のように感じられるかもしれませんが、赤ちゃんだってこれがいい・あれがいいと姿かたちは小さくとも、ちゃんと考えていることを含めれば、ママとパパと赤ちゃん3つの価値観と祖父母や同居家族の価値観が生まれるということです。

満場一致はスゴイ事なんだ



 それぞれの価値観があるので、満場一致というのは、たくさんたくさん話し合うか、話し合いで共有できたことか、もともと共通認識が近い状態でないと難しいです。100%合うことはなく、それぞれの価値観の許容範囲が、おおむね近いようであれば、満場一致とすべきことなんだろうと思います。

つい見落としがちな価値観とは



 誰しも、自分自身の考えというものがあります。あって当たり前なことです。考え抜いたものほど、それが正しいと思いがちなこともあります。


 「正しい」は、状況によって変動するということ。


 ここを見誤らないために、それぞれの価値観について書いてみたいと思います。

ママ・パパが育っていた価値観で見落としがちなこと



 赤ちゃんの傍にいるのが一番多いかたの影響を赤ちゃんは受けやすくなります。そしてママとパパと意見を調整していくのも大切な要素です。育休制度はあれど、パパの育休取得率の低さ、育児参加率はまだまだ低く、できそうなときに参加するタイプが、今の現状としては多いのではないでしょうか。


 もちろん経済が回っていないと家族が成り立たないこともありますので、できるタイミングでどう参加していくかということです。決してお手伝い的な立場ではなく、家族の歯車することです。会社と一緒ですね。



 ママもパパもやらざるを得ないとはいえ、赤ちゃんのお世話はママの時間の長さの違いがあり、お世話になれやすいのは、ママの方が多い印象があります。もちろん、お世話が好きなパパであれば、ママと変わらずかママ以上にパパが行っていらっしゃる方もいらっしゃいます。



 その中で、どれだけママとパパの意見をシェアできてきたのか、共通認識として育て上げていくのかで、子育ての配分力がママとパパで試されること、あるとおもいます。100%同じ価値観は、別の人格通しですのであり得ませんが、すり合わせができていくのか、これはできるはずです。


 赤ちゃん育て時代から、育ててきた結束力は、その先の子育て・夫婦間にも影響していきますから、すり合わせをしていき、大切に育てていってほしいと願っています。


赤ちゃんの育っていく価値観を見落としがち



 まっさらな赤ちゃんの人生観は、親の影響をより濃く受けることには違いなく、ご自身が育ってきたように子どもを育てる傾向があります。


 それがいいとか、それがよくないとかを申し上げているのではありません。客観的にみて、大人の価値観を超えそうな行動を子どもがするときには伸びようとしている芽を伸ばすのも、抑え込むのも大人の価値観に影響されやすいということは忘れないで頂きたいです。



 ご自身の子育てのよいと思うこと、そうでなかったこと、パートナーさんの子育ての良いと思うこと、そうでなかったこと、それだけではなく、子ども自身が正解を見つけていこうとすることを見守る力です。



 よくあるのが、ママの場合はOKであっても、パパの場合はNOであったり、ママはNOだったとしても、パパの場合OKだったりすると、子どもはどちらのアドバイスをヨシとするのか混同してしまうこともあります。


 子ども自身の価値観を一定に与えるようにするために、ある程度の指標はすり合わせが必要となってくるのです。

その時代に生きてきた人たちの価値観で見落としがち



 現在進行形で子育てをしている親の親世代です。赤ちゃんから見れば祖父母世代の子育て事情と、現在進行形の子育て世代の子育て事情は似ているようで違うことも多く存在します。



 「昔はこうだったのに」という、昔の子育てが最善というわけではありません。苦労話があったという話は現在進行形の親世代には、そういった悩みもあったのかという話題性にはなりますが、すべて共通事項ではないこともあり、そういう時代もあったという程度にとどめていただきたいです。



 見聞きしてきた経験値は、しょせん数名の子育てをしてきた程度の話です。少々辛辣になってしまい申し訳ありませんが、新しい子育ての仕方にも興味を持っていただけると、お孫さん育てを一緒に楽しめると思います。



 子育ての悩みのタイトル・表題は同じであっても、祖父母世代の時にこれがあったらよかったのにを突き詰めたものが今の時代であるということもあり、反対に祖父母時代には悩まなかったものが今の時代には大きな影響があることもあるということです。



 かくいういう私も、そのうち祖父母の立場に立った時、そうならないようにここでけじめをつけておく必要があるので書いたかもしれません。

しっかり考え抜いて納得し、折り合いをつけること



 現在進行形の親世代のみなさまは、自分たちの今ある価値だけでなく、周囲の環境に右往左往する価値でもなく、最善が何かを考えすり合わせて、ちょどいいところを「選択」し、「実行」することができえば、それが一番です。


 似たようなことを皆行っていきますが、ちょっとちょっと違うのが、子育てで、家族育てで、家族の個性なんです。


 子どもは皆にとっても宝ですので、かかえこみす


祖父母世代の子育てをすべて飲み込むのではなく、すべてはねのけるのでもなく、ちょうどいいところを受け入れる「選択」ができることが大切になります。今の子育てではこんな悩みがあるのだと人へ伝えることはお互いを知るために必要な要素です。赤ちゃんが信頼おける環境づくりへ家族みんなでシェア出来ると、よいですね

 子どもは世の宝です。誰かの教え乞うことがあっても、それが最善かどうかは、赤ちゃん含め親世代含め、祖父母世代にも共通認識として上がるように育んで行きたいものですね。



▼当方は赤ちゃんの行動から読み解く、赤ちゃんの発達に即したベビーマッサージもしていますが、こういった雑談ネタもレッスン中よくしています。



 この度は、「6-5ママ+パパ+祖父母の子育ての相違があったときの、折り合いの話」をご覧いただき、誠にありがとうございました。あなたの子育てライフを応援しています。


 0歳の教科書の著者、ぴよままより


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