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6-1ママ編:産後の月経と次の妊娠と授乳

 こんにちは!助産師栄養士保育士のぴよままです。産婦人科の現場は退いている身ではありますが、時折ご相談いただくので知りえること書いてみたいと思います。(私のプロフィールはココ)


 産後は妊娠できる体へ戻していく期間
 現状も大事ですが、人生設計が必要な期間


産後の月経はいつから始まるのか



 詳しいことは医師へ尋ねて戴きたいところですが、産後の月経は母乳育児、混合育児、ミルク育児にかかわらず、早い方で3カ月前後に始まったというかたに出会ったことあります。


 遅い方では母乳育児の方で1歳半ぐらいというかたにも出会ったことがあります。


 妊娠期間40週前後あったわけですが、産後の授乳期間にもかかわらずスピーディに妊娠できる体へ戻ろうとするので、ホルモンバランスが右往左往しています。体調が変動しやすいし、それに応じて気分も変わりやすくなります。


 しかし疲れてていても頑張らないといけないのが、核家族化の大変なところです。自分一人じゃないから家族で頑張るですね。誰もが主体的に動いて、家族の機能が損なわないようにです。

授乳中だから妊娠しないわけではない



 最初の月経は無排卵性月経のことが多いと見かけたことがありますが、実際、産後4か月(生後4か月)で妊娠したケースも目の当たりにしたことがあるので、月経がはじまった段階でいつ妊娠するかは分からないと思っていただいた方がよいかと思います。


 体調も右往左往していますので、家族計画は計画的でないと、すぐ妊娠ということだってあり得ます。まぁ、なかなか2人目が授からない場合もあるんですけどね。

妊娠と母乳育児



 妊娠をご希望されている場合「母乳育児、授乳をどうしたら?」というご質問も同時にいただくことが多いです。


 授乳に関しても次の妊娠で影響がない限り(子宮収縮が起こりやすい状況ではない限り)は継続でかまわないかと思いますが、母乳育児の場合、射乳ホルモン(オキシトシン)が子宮収縮を促す作用もありますので医師からストップが入る場合もあります。そこは医師とご相談ください。



 授乳どこまで続けられるの?というご質問もあるにはあるのですが、切り替えができるようには体調を整えつつ調整なのだろうとは思います。母体に負荷がかかるのは言うまでもありませんので、妊娠が分かった時点でどうぞご無理はなさいませんように。



 産院で勤務していた時、年に何人かは「実はずっと飲んでいました」と、妊娠中も上のお子様のために飲ませていたという方に出会ったこともあります。上のお子様隙あれば・・というほほえましい光景も。コミュニケーションなんでしょうね。



 授乳といえど、ママのカラダから栄養素が子どもへ移動しますから、常に体調を崩さないものを(特にカルシウム・鉄など)は意図的に摂取しておかれた方がよいことをおススメしておきます。



▼当方は赤ちゃんの行動から読み解く、赤ちゃんの発達に即したベビーマッサージもしていますが、こういった雑談ネタもレッスン中よくしています。



 この度は、「6-1ママ編:産後の月経と次の妊娠と授乳」をご覧いただき、誠にありがとうございました。あなたの子育てライフを応援しています。


 0歳の教科書の著者、ぴよままより



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