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1-2-1愛着形成とは、4つのスタイル

こんにちは!親から赤ちゃんへ、赤ちゃんから親へそれぞれの愛着形成の行動がありますね。(自己紹介はココ)

総論:赤ちゃんとの信頼関係のむすびかたは、大人の愛着形成の経験に基づく行動を習得しやすい傾向にある。まずは大人である自分を知ること、自己を肯定的に切り替えていくと、家族間の子育てに好循環が巡ってくる

 学術的なことを言えばジョンボウルビーさんの「愛着理論」が有名なところですが、大きくは2つ。赤ちゃんがどうやって大人を信頼していくのかと、その人自身がもつ信頼関係の結び方について書いてあったと思います。詳しくは専門書をお読みください。

 人には感情があります。赤ちゃんにとって不安が少ないのは、おそらく胎内にいるときだけで、大人と同じ世界に生まれ出た瞬間に、自分の感情を表出していかないと、思いが伝わらないことを学ぶわけです。


安心感と信頼関係とはどうやって築いていくのか


 「安心感」「信頼関係」って何?生まれた赤ちゃんが腕の中にいると、傍にいることはできても、子育て経験のない父母、身近に年の差離れたきょうだいがいなかった経歴のある父母にとって、生まれた瞬間から「安心とは、信頼関係と何か」と求め続けることになります。例え小さい子との触れ合ってきた体験があったとしても、そこは人と人。これから新しい人間関係の構築が必要になってきます。

「あなたが知りたい」その気持ちは恋心に似ているかもしれません


 言語も表情も読み取ることが難しい赤ちゃん。分からないからこそ、知りたいという気持ち「恋心」を持つことで赤ちゃんが好む安心感や信頼関係を築いていけます。恋心は”あなたが大好き”と優しいまなざし、優しい声掛け、親切なふるまい、嬉しかった経験を言葉だけではなく態度で表現していくことで伝わります。

 ただし、傍にいる人が疲れていると知りたい欲求が減ってしまうので、疲れにくい環境、大人側の予備能力を残しながら見守ること、赤ちゃんを取り巻く人たちのなかで築いていかなくてはなりません。

最初にすべきことは「自分を知ること」自己表現方法を知ることです


 上記により、赤ちゃんが信頼関係を結ぶには、安心感の積み重ねが必要ということを書きました。そして、次に知らないといけないのは、自分自身のこと。自分がどのように人とかかわることを好みとしているのかを知ることです。

 自分の好みと行動がそのまま子育てに影響するからこそ、自分を知る必要があると考えます。次に述べるのは、参考文献も交えながら、子育てをしていく中で、受け止め方や切り替え方を書いてみたいと思います。

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