記事一覧

自己紹介

遅ればせながら、自己紹介です。 「。ロ」です。Xの鍵垢で活動しています。 「。ロ」とは自分でも奇妙な名前だと思いますが、紆余曲折ありまして、なし崩し的にいつの間に…

。ロ
2か月前
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優雅なる気分屋「流木アーティスト」

俺の名前は、ケン。優雅なる気分屋「流木アーティスト」だ。 「流木アーティスト」としての俺の朝は早い。嵐のあとは特にだ。流木を求めて浜辺をうろつきまわる、そんな時…

。ロ
2か月前
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トライタイプ549の桃太郎~終章~

数年後 桃太郎「ふむ…wikiによると鬼とは 鬼(おに、英語: Oni)は日本の妖怪。民話や郷土信仰によく登場する。日本語では逞しい妖怪のイメージから「強い」「悪い」「怖…

。ロ
2か月前
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トライタイプ549の桃太郎 ~序章~

ある日、桃が流れてきた。 桃の中の赤ん坊(ふむ…外界とはどのようなものか。今のこの知識の無い状態で外に晒されるのは甚だ不安ではある⑤) 婆(ほう…?巨大な桃が流れ…

。ロ
2か月前
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私はどじょうになりたい

どじょう屋からどじょうが逃走している。わらわらヌメヌメと、膨大な数のどじょう達がどじょう屋の表玄関から這い出し続けているのだ。あっという間に通りは黒光りするどじ…

。ロ
2か月前
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復讐の半魚人

半魚人が復讐に来るのじゃ。なぜ?いつ?どこで?詰まらない事を聞くんじゃない。誰もが疑問を持つ事柄というものは、実は誰もが答えを知っているという事と同義なのじゃ、…

。ロ
2か月前
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ともこさん

「私って、退屈を知らない人なのよ」 ともこさんはそううそぶきながら、シワシワの指にチリチリの白髪をくるくると絡ませていた。 「私って、退屈を知らない人なの」 知…

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2か月前
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自己紹介

自己紹介

遅ればせながら、自己紹介です。
「。ロ」です。Xの鍵垢で活動しています。
「。ロ」とは自分でも奇妙な名前だと思いますが、紆余曲折ありまして、なし崩し的にいつの間にかこんな名前となっておりました。
元々の名前は「ピロリ」でした。なぜピロリかというと単なる思いつきです。
途中で「北の将軍さま」とか「うんこ」とか「マリー・アントワネット」とか「【ピロピロ】己未は悪魔の印【ピロピロ】」とか紆余曲曲

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優雅なる気分屋「流木アーティスト」

優雅なる気分屋「流木アーティスト」

俺の名前は、ケン。優雅なる気分屋「流木アーティスト」だ。

「流木アーティスト」としての俺の朝は早い。嵐のあとは特にだ。流木を求めて浜辺をうろつきまわる、そんな時の俺のまなこはまるで獲物を探す鷹のようだと俺のステディ・ガールよしこは言う。

「ほう、これはなかなか」

早朝の光に艶やかに輝くそれに近づき、俺は思わず感嘆の声をもらした。陸に打ち上げられて間もないらしく、いくらかの水滴を湛え新鮮そうに

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トライタイプ549の桃太郎~終章~

トライタイプ549の桃太郎~終章~

数年後

桃太郎「ふむ…wikiによると鬼とは
鬼(おに、英語: Oni)は日本の妖怪。民話や郷土信仰によく登場する。日本語では逞しい妖怪のイメージから「強い」「悪い」「怖い」「大きな」「物凄い」といった意味の冠詞として使われる場合もある(鬼 (曖昧さ回避)も参照)。「〜の鬼」といった用法も見られる。
~中略~
鬼卸し/鬼下ろし/鬼おろし(おにおろし)
おろし器の一種。刃が非常に粗く、大根などを粗

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トライタイプ549の桃太郎 ~序章~

トライタイプ549の桃太郎 ~序章~

ある日、桃が流れてきた。

桃の中の赤ん坊(ふむ…外界とはどのようなものか。今のこの知識の無い状態で外に晒されるのは甚だ不安ではある⑤)

婆(ほう…?巨大な桃が流れてくる。あのような桃は初めて見るぞ、興味深い。何とか持ち帰って調べてみたいものだ⑤)

婆は1人で持ち帰るのは難しいと判断し、爺を呼んできた。

爺「おお、これは珍しい。婆さんや、共に持ち帰り、どのような種類の桃なのか調べてみよう⑤」

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私はどじょうになりたい

私はどじょうになりたい

どじょう屋からどじょうが逃走している。わらわらヌメヌメと、膨大な数のどじょう達がどじょう屋の表玄関から這い出し続けているのだ。あっという間に通りは黒光りするどじょうの帯に埋め尽くされてしまった。やめてくれ。私はその光景を眺めながら、声にならない叫びをあげていた。私はどじょう屋の主人。今もの凄い勢いで道路に這いだし続けているどじょう共は、私の大切な財産なのだ。どうしてこんなことになった?私は人知れず

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復讐の半魚人

復讐の半魚人

半魚人が復讐に来るのじゃ。なぜ?いつ?どこで?詰まらない事を聞くんじゃない。誰もが疑問を持つ事柄というものは、実は誰もが答えを知っているという事と同義なのじゃ、従ってそれはもう確定事項なのじゃよ。半魚人じゃ半魚人。半魚人が復讐に来るんじゃぞ。何しろ半分魚で半分人類なのじゃ。おぉ気持ちわるい。我々のような、半分カピバラで半分サンショウウオという尋常の形態からはかけ離れたおぞましい生物なのじゃ。大変じ

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ともこさん

ともこさん

「私って、退屈を知らない人なのよ」

ともこさんはそううそぶきながら、シワシワの指にチリチリの白髪をくるくると絡ませていた。

「私って、退屈を知らない人なの」

知ってる。ともこさんは退屈を知らない人なの。私はうつむいて、心の中でともこさんに同意した。

ともこさんはピンクの花柄のカーテンが隅っこに引き寄せられている窓ガラス越しに光る澄んだ秋の青空をふかぶかと眺めながら、満足げに繰り返すのだった

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