なぜ若いうちから健康に気を遣うのか?
こんにちは!ぴろりんこです。
若いうちから健康を大切にするため、今日もお勉強していきます。
健康長寿とは?
健康長寿という言葉は最近よく聞きますよね。
令和4年のデータでは、平均寿命は男性81歳、女性87歳と、数字だけで言えば江戸時代の倍以上の平均寿命を日本は誇ります。
これと同時に気にしなくてはならないのが『健康寿命』。
こちらは日々の生活を平時と大きく変わりなく送ることのできる、いわゆる動ける高齢者を示す印象ですね。
平均寿命だけ伸ばしても意味がない、とは高齢者の方ほど良く実感されています。
「ただ生きているだけで、そこに楽しさはなくむしろ辛さがある」とご本人の弁を借りています。
大病をされて幸い一命をとりとめた後もベッドの上の生活を余儀なくされたり、大腿骨骨折でADL(エーディーエル。Activity of daily life/livingの略で日常生活動作)が害されてお買い物や家事、トイレ動作入浴動作が出来なくなったり。
医師をしているとこういう場面はいくらでも遭遇します。
ある程度は仕方ないという感情が湧くこともあるのかもしれませんが、患者さん本人たちは、「自分の生活が不摂生だった」と嘆かれていることも多いです。
失ってから気づくことが多いのが健康というもの。
残念ですが、年を重ねてから運動や食事に気を付けても、『健康長寿』には至れません。
そうですよね、「70歳まで酒タバコやめない暴飲暴食して運動はしない!食事なんて気を付けない!ここから病気しないで最後まで生きさせろ!」と医者や家族に言ってもそんなの無理です。70年分の不摂生が詰まった体で生きていくしかありません。
なので若いうちからの健康への意識づけが「とっても大事」になります。
何も「3食バランスよく!おやつ抜き余計なものは食べない!運動は1日1時間!睡眠は絶対に早寝早起き!」とかを強要したりはしません。
楽しんで続けられなければ最終的には不摂生に至ってしまいます。
これからも読者の皆様が楽しく続けられるような健康長寿への秘訣やストレスコーピング、医療の見地からのお話をお伝えできればと思います!
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