たまに聴きたくなる11.14～Wu-tang Clan ～

ダンサーは男女問わずカッコイイ😎
曲に合わせてダンスすると、不思議とその曲がもっとカッコよく聞こえる。
しかしダンサーの中には、もちろんオンナにモテたいから、という不純な動機で始めた方も多い。
だからか分からないけど、踊ってる時の先生はカッコイイけど、話してみると中身は残念！という人も多いのだ。😑💔

私の師匠は庶民的で、何でも話しやすい。
オープンでオバチャン慣れしてるので（10歳下？）何でも話してくれる。
女性遍歴まで…それは結構です✋

今日話したい先生は第2の師匠だ。
私はより男らしいダンスがしたかった。
スタジオジプシーの甲斐あり、ようやく見つけた！

K先生は坊主で袖なし下着（Tシャツを忘れたと思われる）だけでも色気があってカッコいい。ダンスもとにかく上手い。
チームの中では、一番音の取り方が遅いので、すぐ分かる。遅取りは難しいが、その分上手に見える。

レッスンの最後の講評もうまくまとめる。
｢最初は俺の真似して練習すればいいけど、俺は神様でも何でもないんだから、俺と同じようにする必要はないから、自分を出せるまで練習してください。」

キッズも、彼に慕ってついてきているが、そのキッズ（小学生）が発表会で失敗して泣いてた所、

｢泣くぐらいならもっと練習しろ」

子供に言いますか。
くっっっーー！怖いけど痺れる。

そんななので、先生じゃない時は恐ろしく怖い😱
誰も近付けさせないオーラ全開。
これが本物のダンサーなのかと思っていた。

話しかける勇気がなくて、2年目位にやっと遠くから話しかけるようになった。
後から分かったのだが、先生は途方もなく人見知りで自分からは話せない😅
でも質問には最大限答えてくれる。
基本はおしゃべりなのだ。

まさか、あんな｢漢」が人見知りって…
黙って後ろからついてこい。昭和感漂う男気。男らしいにも程があるってくらい。

そんな先生は曲選びもカッコイイ。
思わず何度かレッスン直後に、化粧がボロボロに崩れてるにも関わらず、｢今の曲、誰のですか！？」と躊躇わずに駆け寄った。
踊れてもいないのに😅
これは自分でも止められない。

その時に聞いた大御所のウータン・クラン。
後日、早速CDを買って｢色んな人の声が続いてカッコいいですよね～」と帰り際にスタジオのベンチに座っている先生に恐る恐る話しかけた。

すると先生はすっくと立ち上がり、

｢それがラップの醍醐味っすよ!」

と真面目に答えてくれた。

私は、｢醍醐味」ってこんな時に使うのかぁ、と感心しつつ、立ち上がってくれた先生を置いて
お疲れ様でしたっ、と怖くて逃げてしまった。（最初から2mは離れている）
まさか先生があそこまで反応すると思わず。

もっと話を続けるんだった。
人生で後悔している一つである。

動画じゃなくて残念です😢↓