ECサイト×ブランディング
個人の方でネットショップを運営されている方、もしくはこれから始めるつもりの方にお伝えしたいことがあります。
ブランディングです。
普段、様々なショップオーナーとお話させていただく中で、しっかりショップ運営する方となかなかうまくいかない方にはそれぞれ共通点があることに気がつきました。
ネットショップがうまくいっていない人は共通してそのお店のブランディングをしていないんですよね。
大前提としてECサイトを作るだけで売り上げを作ることはほぼ不可能です。なぜなら『消費者』『買い手』は作ったお店の存在を知らないからです。存在を知られていないのに商品が売れることはありません。
そこで皆さんはできるだけ自分のお店を知ってもらえるようにするためにInstagramやTwitterなんかを始められると思います。
多くの方はここで挫折をされます。
わかります。SNSって難しいですよね。でも、ここを乗り切らないと売り上げを作ることを現実的な話にできません。
ネットショップを始める前に自分のお店のコンセプト・個性・世界観を最低限決めてから始めてください。それが決まってからネットショップとSNSを始めてください。
売れる人と売れない人の差は自分の商品を『買い手』にアピールできているかどうかです。
例えばアクセサリーを売っていく場合シンプルなシルバーアクセサリーにするのか、派手な天然石をあしらったモノを売るのか、
例えばシンプルなシルバーアクセなら、SNSは上品で清潔感を出す必要があります。それを表現するには背景は絶対に白色や単色系で統一し、女性らしさに加え少し格好よくもみえるような写真を撮る必要があります。
この世界観の積み重ねで個人でも『ブランド』をつくりあげることができるのです。
この世界観を積み重ねる行為をブランディングと呼びます。この世界観の統一が、買い手にとって常に安定した商品を購入できるという信頼関係に繋がり、ここを勝ち取ることで固定客を作ることに繋がり、固定客を作ることで、売り上げを安定させることができます。
よく他店や他社と差別化を図ることを目指す方がいますが、個人のお店であれば、外見より中身で差別化を図ってください。
中身の差別化とはSNS運営やブログなどのブランディング部分です。投稿写真から呟きから世界観の統一感を出してください。
小さくてもブランドのアイデンティティを見いだして、それを『買い手』と共有できるようにしてください。
戦略のひとつとしてロゴマークも一つの手段です。
ただロゴマークがあればOKという話ではないので、ブランディングした上で初めてロゴマークが有用になるのです。
●コンセプト(世界観)をしっかり定着させること。
●コンセプトに沿った商品を出すこと。
●消費者の頭にイメージさせる
ここを意識すると見違えるようなお店になるので、これからネットショップを始めようと考えている方はここを意識して始めてください。
要はお店の売っていくもの、ショップの内装、SNSの投稿やコンセプトに 一貫性を持たせないと何をしても売れません。中華料理屋さんのお店は外装も内装も一貫してますし出てくる料理ももちろん中華料理です。
売れないショップは中華料理屋の外装をしながらフレンチを売っているのです。
今回はブランディングの重要性を記事にしましたが、次回からもブランディング関する記事を書いていく予定なので引き続きよろしくお願いします。
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