見出し画像

精神障害者保健福祉手帳を

明日、多分受け取ってくる。

障害者と認められたら楽、
とかではなくて本当に、
心に負荷をかけないような選択肢を作っておくことができるから、
手帳を申請したつもり。


今日のサポステの帰り、バスの中で改めて履歴書のこととか面接とか、久しぶりに想像してみた。
今までのように手帳なしで就活するときの、鬱病のオープンクローズ問題考えただけで
ぎゅーーーーーーっと
心臓を握り潰されそうな感覚になった。
必ずしも、障害者雇用がいいわけではないのも理解している。
面接をクリアしやすくはなるだろうけど、
雇用されたあとの人間関係、待遇の問題などに関しては、一般就労と変わりなくリスクがあると思う。

ただ、
この職場いいな!と思ったとき、そこで障害者求人があったとしたら、受けられる。
それだけでも、可能性は広がる。

また、私は自分に対してバカがつくくらい正直に話すというか、嘘がつけない。
面接で空白の期間について聞かれても、
親の介護がーとかいう嘘をつくのは嫌だ。
雇用された後、もし具合が悪くなりそこで初めて実は、というような状況にしたくないのだ。
相手に対して信頼を損ねることはしたくない。
できれば正直に、今の自分を説明したい。
大人になれないのだ。

そういう私だから、
就職先の選択肢を広げる、あるいは就職の支援のための機関の利用につなげる、
そして交通費その他の割引を受けることで、その分のお金で新しい資格を取ることもできるかもしれない。

前向きだ、私は。
大丈夫、逃げじゃない、甘えじゃない。

未来の選択肢を広げるために、
私は精神障害者保健福祉手帳を持つことに決めたのだ。

決して
引きこもり続けたくてそうしたのではない。


と、自分に言い聞かせないと、なんだか潰れてしまいそうな夜。


バスの中で、一番前の席に座っていた手帳を持った男性が頻繁に後ろを振り返っていて、そのうち私のことを何度も何度も見てくるようになった。
私は私でメンタルを病んでいるので怖くて、怖くてたまらなくて、早く降りたい一心だった。

そんな、彼と同じ"手帳"を持つのだなと。
彼がずっと見てくるのを怖がり縮まる私も、イオンの中で「いかがですかー」というどこかのスマホ会社のひとから過剰に避けて早歩きする私も、マスクの中で独り言をぶつぶつ言いながら商品を探す私も、
きっとはたからみたら、ちょっと、周りと違って見えるのかもしれない。

明日は手帳と、一応カバンに忍ばせる用のヘルプマークも貰ってこようと思っている。


大丈夫、前に進むため。

今おろおろがひどいのは悪化じゃなくて、調子の悪い時期だから。
サポステ行けてえらい。

大丈夫。

手帳があってもなくても、
私は私のままだ。


少し、生きることに躓いているひとも、
今はそうでないひとも、
フラットな感じで生きられるやさしい世界になりますように。

この記事が参加している募集

今こんな気分

未熟ですががんばっております。治療費にあてさせていただきたいです。よろしくお願いします。