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いろいろありまして、TOKYO

いろんなことがあって最近ばたついている。

いや、いつものことだけれど。


鬱病親子の母と私は、定期的に旅に出る=自宅から離れることで、メンタルを解き放つことが必要で。
母と父の関係がまた悪くなってきてストレスななってきているからそろそろかな、と思っていたし、
不審な手紙の事件が、我が家で2件も起こった。


この2つの記事で書かれているのは、1件目。

2件目は、やはり詳細は書けるものではないけれど、
”ご近所一同”、のような差出人。
個人名は記載がない。

”夫婦喧嘩の声がするけど大丈夫か、娘さんは精神病との噂だが”
、、、、、、みたいな。

母がどうしても感情を抑えられずヒステリックになってしまい声が大きくなるので、聞こえるとやはり怖いだろうと思う。
ただ、私の病気とかニートとか、それの原因が両親の"不仲"じゃないのか、外に出て働けばなんとかかんとか、、、、、、
という、余計なお世話で。

喧嘩するからといって、不仲、ではない。
そして、私の何を知ってる?
できることならとっくに仕事している。

前回の差出人のない手紙の内容が怖かったので、
とりあえず、"ご近所"ということで唯一信頼できるお向かいさんに母が相談しに行った。お向かいさんは、ちゃんと心配してくれた。よかった。

結果、交番に行って、そこで"開封を見届けてほしい"とお願いに行った。

、、、、、、怖いので。


「私かなあ」と、怯える母に、「違うよ」と励ましながら交番へ向かったが、結局内容は、夫婦喧嘩の声に対する苦情(+余計なお世話)だった。

母にとって近所との関係はストレスであることがわかっていたから、開封して中身をみた瞬間、私の方が何故か取り乱して泣き暴れてしまった。
(交番で暴れてはいけません)

母の鬱を増すストレス因はたくさんあるが、そのひとつが、長年暮らしてきたこの近所の人間関係。
詳細は控える。

だから、母も"近所から"ということだけが分かっているため、開封するのに私以上の恐怖を感じてしまっていた。そして、母が自分の声のせいで近所から、、、ということを知ってしまった。

家族みんな病んだ。

ただ、父の対応に、愛がなかった。そのことが、母をさらに苦しめた。

確かその件より前に、旅行にいくことは決めていたのだ。

事件があってからもう母は憔悴、私も共感性過剰で憔悴、そんな私たちをみて父は混乱、妹も部屋で涙しているのをみた。
そのタイミングで家を、近所を離れられることはよかった。



今回の旅行は、妹にも声をかけていて、久々というか初めて、3人での東京旅となった。

妹が連休をとりにくい仕事で、なんとかとれたのが先月の3日間。

今、私と母が完全に沼にハマってしまった、King & Princeの大きな節目と丸かぶりだった。(5人体制から2人へ変わる)
でも、母にとってはそれがちょうどよかったようだ。
現在、完全に母は平野紫耀ロスである。
家でそのことばかり考えているよりよかったようだ。
実際、私にとっても良かったと思っている。


妹は、旅行に向かう気持ちが"緊張"、"不安"のひとだ。
旅慣れないし、過去に旅の失敗が多くなかなか気合いが入らない。
ただ、旅先に水族館の予定を入れただけで、目の色が変わった。
水族館が、本当にすきらしい。

目的は特になかったので、
スカイツリー周辺に行ってみるか、ということになった。

東京へ行くことには、我が家の中ではいちばん私が慣れているし、行先の情報や交通機関など調べるのもすきだし、どうせ時間もある無職なので、、、がんばった。


調べるだけ調べたけど、
地下鉄が、、、、、、
出口がわからない、メトロと都営地下鉄が違うとかもわからない。

調べたはずなのに、、、と、何度もおろおろした。 
行き慣れてるなんて言っては行けない。
10年以上前、元気なときLIVE遠征に通っていただけで、そうそう東京はマスターできなかった。


とりあえず、写真をいくつか。

歩きながら見えてきたスカイツリー。
4回、スカイツリー入り口にて。ひっくり返りそうなくらい高い。あととにかく海外の方がわんさか。
エレベーター入り口の天井が和。


泊まったホテルから部屋によってはスカイツリーが見えるはずが、やはり見えず。
どうしてもライトアップが見たかったので、フロントに電話して見える場所を聞いたところ、
特別に、普段お客さんが入れない場所(非常階段の踊り場のような場所)を貸してくださった。
本当にありがたい。素敵なホテルだった。

妹撮影。私の位置からは非常口の明かりが窓に反射してうまく撮れなかった。



雨の浅草。

地元より早い雨の紫陽花。こちらはまだ蕾すらない。
マツコさんがフレンチトーストをTVで絶賛したという喫茶店。小さいが海外の方がたくさん並んでいた。


ソラマチにて。

人生初のキルフェボン。念願叶う。
pizza。
ネットでみたら煌びやかな感じだったから入った。タコみたいなシャンデリア。
ラグジュアリーな感じ。お値段はお手頃。


すみだ水族館。

クラゲがたくさん。
光の魔法。
ペンギンたちの楽園だった。

クラゲやペンギンをメインにし、生き物の種類は少ないが、それをじっくり眺めるためのベンチがたくさんおいてあり、ゆっくりとくつろげる水族館だった。
歩き疲れても座っていられて、居心地がよかった。


2日目のスカイツリー。

ホテルのレストランから。

いいもの食べた。


すごく疲れたけど、、、、、、
旅慣れない妹が、
「また行きたい!」と言ってくれてよかった。
本当に水族館がすきなようだ。
そして、何より社会人は体力がある。

私と母はバテバテだった。

1週間経ったが、ようやく復活してきた感じの私。
鬱が決して軽くない状況で、ふたりより3人の方がやはりいろいろ考えることが多くて、私がほぼほぼ調べ役と案内役だったこともあり、本当に、、、、、、

もう若くないし、鬱病だってこともなかなかしんどい。
しかも今回、3つの科の通院掛け持ちをしていて薬の量が半端なかった。
持っていくのどうする?から始まった。
旅先東京だし何を忘れても買えるけど、薬だけは忘れられなかったから大変だった。

でも、
なんだかんだで、
人生においての小さな夢がふたつ叶った。

ライトアップしたスカイツリーを見ることと、
キルフェボンのタルトを食べること。

しあわせだったなぁ。
スカイツリー、光の動きをいつまででも見ていられそうだったし、
キルフェボン、すごい。いちごの美味しいことといったら。


スカイツリーに登った日、関東で地震があったようだし、展望回廊に登ったが、床が水平の場所がなくてずっと目が回っていた。
三半規管ダメダメな私は、おかげで一日中床が動いている感じでくらくらだった。

情けない、、、、、、

ホテルの部屋でキンプリの諸々を見届けつつ、
これが家だったらもっとメンタルやられてたな、旅先でチェックするくらいで私のメンタルはちょうどよかったな、と思った。

キンプリについてはちゃんと別に書こうと思う。


場所を変えたら、やはり少し気持ちを切り替えられる。
母は、平野紫耀さんのロスでつらそうだが、夫婦の争いはない。
妹も生き生きしている。
私も、鬱増しだが、とりあえず日常生活ができているし、noteもようやく書けた。

小さな夢でも叶えること、大事。


障害年金なかったら無理だった。
旅先で母が欲しがったカードケースを、妹と折半して母の日に贈れた。
キルフェボンも私のわがままなので、ふたりに奢った。

久々にこういうことができた。


また、どこかに行けるように、生きていよう。


生きていたら、なんかある。


旅の記録にお付き合い頂いた方、ありがとうございます。
心安らげる場所が、みつかりますように。

未熟ですががんばっております。治療費にあてさせていただきたいです。よろしくお願いします。