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人生をたのしめKing&Prince、そして私―Life goes on―

5人組ジャニーズアイドルKing&Princeに、
突然の3人脱退の発表があった
2022年11月4日から、約3カ月。


この発表の数か月前に彼らにハマったばかりだった私も、
デビュー当初、あるいはその前から長いことファンであったティアラさんも、
何の前触れも感じられないまま告げられたこの発表に関して、
ただただ驚愕し、憶測しかできない日々をすごした。

ときには、脱退退所するメンバーを思うあまりにそのファンが冷静になれず過激な行動に出たり、八つ当たりなのか、残留メンバーを叩いたり。
残留メンバーを応援していたファンがそのことに腹を立て、ファン同士でもめてしまっていたりと、、、、、、
”メンバーが見ていませんように”、と願うようなTwitterの世界になってしまっていた。

彼らは本当に仲が良く、ケンカ別れなどするわけじゃないと思う。大切なメンバーが悪く言われたりファン同士が揉めているような状況を知ったら、悲しいと思うに違いない。

私はキンプリを知ってまだ浅いので、これまでどうやってキンプリが歩んできたのか、そして個々のメンバーはどういう人柄か、もっと深く知りたいがために長いファンの方からの情報を集めたい、と思ってSNSを探っていたけれど、やっぱりこの異例の事態にティアラさんは尋常な精神状態でいられていないひとがほとんど。
冷静に「今後を応援しよう!」なんて思える状況ではなく日々必死にもがく、藁にもすがるような思いで生きて、そのためにぶつかりあって。
一部ファンが”暴走”と呼ばれるような行動を起こしてネットニュースになったり、何も悪くない自分の推しが叩かれていることが許せず”早く2人で活動させて”という思いでいるひともいるようだった。

ファン全員が5人での活動を望んでいたはずなのに、今ではそれすらも思いが一致しない状況になっているようだ。

今後、仮に何かしらの奇跡、天変地異が起こって、5人で活動を再開できることになったとしても、ティアラさんが今まで通りみんなで一緒に応援をすることができるのかは、正直怪しいかもな、、、という、残念な状況になっているように見受けられる。
自分の推しがまた活動を再開できることになったひとが、「あのとき○○くんを叩いてごめんねー」なんて手のひらを返して言っても、言われた側の、だいすきなひとにひどい言葉を浴びせられた事実に対する傷は、癒えないだろう。

何より、自分の推しが大切に思っている仲間を悪く言ったことは、そのひとが応援しているメンバーも、悲しいと思うはずだ。
あんなに、メンバー同士が信頼しあっているグループなのだから。

でも、自分の信じていた推しが突然、事務所を辞めることになってしまったら、パニックで気が狂うし、正式な発表(FC動画で流れただけ)も本音か疑わしいとなったら、やり場のない思いしかないし、自分がどういう行動に出るのかもわからない状態になるだろう。向けるべき矛先もわからなくなってしまうし、冷静に今やるべきことを考えられるひとは少ないだろう。


きっと、メンバーはもちろんだけれど、
ファンも、誰も悪くない。
ティアラさんは、冷静になんて過ごせていない。
相手の気持ちに寄り添う力がなくなっている。

きっと、それだけのことなのだろう。

と、私は思う。


事務所とうまくいかなかった何かがあるのでは、という可能性も私はあると思うが、それもわからない。
事実を知ることは、できないのかもしれない。
5人の間でしか、共有できない何かがあるのだと思う。

先日放送された、『ゴタクを並べてワッハッハ』という番組に、
リーダー岸優太くんが
「なんでも聞いてください」
というスタンスで出演してくれたが、

”今King&Princeで何がしたい?”
という質問に、

「5人だけで飲みに行きたい、酔っぱらいまくりたい」

と答えていた。軽く涙目だった。


何があったのかは、5人の中でしかわからない。
だからこそ、コロナさんの影響や多忙により、デビューしてからほとんどできなかったらしい完全プライベートでの飲み会は、是非実現してほしいなと。
それしか願いが言えない状況であるならば。
思いっきり笑って、愚痴を言いまくって、大泣きしあって、スッキリして進んでほしい。
叶うといいな、、、、、、




そんなことを、余計なお世話な鬱病人間代表pizzaが思う中、
King&Princeが、今月リリースする新曲
『Life goes on』のMVを、YouTubeにて公開した。


、、、、、、これが。


ポップで明るい曲調。
MVの雰囲気も、、、、、、

そして、


、、、、、、歌詞が。


今の、King&Princeのための曲じゃないか、
いや、

これは、
King&Princeからティアラさんへ向けての、メッセージか⁈


今、つらいのは彼らのはずなのに、
そんな彼らに笑顔でこんなことを歌われてしまったら、

“わかった。進まなきゃね”

と納得せざるを得ないような、
そんな曲であった。


メンバーの永瀬廉くん主演の、TBS『夕暮れに、手をつなぐ』というドラマのエンディングテーマになっていて、”夕暮れにダンス”と名付けられた、この曲にのせたポップなダンスも公開されているが、


サビではそのかわいいダンスをKing&Princeが踊る姿もある。
そして、
MV自体は、メンバーが素で遊んでいるような仕上がり。
スケボーパークでとにかくアクティブに、笑いながらメンバーが遊ぶ様子。そして、カラフルなモニュメント前でたのしく踊る場面。

みんなが、とにかくずっと笑顔を向けてくれる。


どうして、こんなに笑っているのかな。


ファンのことを安心させるため?

がんばってるのかな?

このメンバーが本当にすきだから?


、、、、、、多分、全部当てはまる。


MV公開後、朝のTV各局の情報番組でこの撮影の様子が流れ、メンバーの声も聞けたのだが、

「今日はずっと遊んでいるような感覚」「大丈夫かな?」(作品として)
と各々が話している。

平野紫耀くんが
「こんなに仲良かったっけ?」「汗だくなんだけど、ふざけすぎて」
と話す隣で、
永瀬廉くんが「ははは」と笑ってそれを聞いている状況。
それが、愛おしかった。


揉めているのは一部ファンだけで、
この5人はいたって仲良しだし、とんでもなく深い絆があると思う。

そして、
撮影の合間に、5人だけで焼肉に行けたそうだ。
「久々に5人で外食したね」「おいしかった」
1日でたくさんの思い出ができた、とみんな喜んでいた。


”よかったねぇ、よかったねぇ、、、、、、”
と、保護者のようなファンの私は安心してそれを観ていた。


もちろん、5人で活動が続いていたら、
伸びしろが無限大の彼らなのでどこまでもわくわくさせてくれていただろう。

でも、もう、彼らは先を見据えてきっと動いているし、
だからこそ、今、5人でこんなに笑えるのだ。

納得できているかはわからないけれど、腹はくくっているはずだ。

退所するにしても、2人でのKing&Princeを作っていくにしても。


そんなことを、書こうとしてもうまく書けないでいたら、
素敵な記事を書いてくださっている方がいらしたので、
どうかこちらをお読みいただきたい。


MVと歌割について。

「海人と2人でKing&Princeを守っていく」とラジオで涙ながらに語り、今もなお受ける批判に耐え続けている男、永瀬廉のソロカットから始まる。

ベンチから立って、歌いながら歩いていく永瀬に、
King&Princeのセンターである平野紫耀が歩み寄り、ふたり並んで歩いてゆく。

関西jr.時代からの特別な関係”しょうれん”メインから、MVが始まった。

長年の戦友であるふたりが、それぞれのタイミングで相手を見るが、
目は合わない。
素直に面と向かって褒め合ったりしないが、良きライバルで兄弟。
今回の騒動でも”不仲説”が出たが、そんなことは全く心配ない。

それを、伝えたかったようにも思えた。

平野の退所でこれから居場所は変わるけれど、関係が変わるわけではない、と。


週末予定立たない 募る小さな後悔

『Life goes on』詞:木村友威

のフレーズ、髙橋海人。
このMVを撮る場所にスケボーパークを提案した男。しょうれんが若い頃の不仲時代を、一生懸命支えてくれた。これからは永瀬と共に歩む。


会いたいも叶わないdays

『Life goes on』詞:木村友威

というフレーズが、岸優太。
『ゴタクを並べて~』で言っていたことと重なるので、なんだかリアルだ。

一体何が正解なんて 誰もわからない

『Life goes on』詞:木村友威

と、やさしさと強さを兼ね備えた男、神宮寺勇太。説得力がある。


でも俯いてちゃ気づけないね 煌めくblue sky

『Life goes on』詞:木村友威

と、意志が強く愛情が人一倍深い男、平野紫耀。自分に言い聞かせてきたようにも感じる。


Everything will be alright  って感じで

『Life goes on』詞:木村友威

全員。『夕暮れに~』のエンディングでおなじみのかわいい振付を、このサビでKing&Princeが踊る。かわいい。

何度でも夢見よう

『Life goes on』詞:木村友威

で、永瀬廉がアップになる。

「何度でも夢を見る」
あらゆることを、伝えられる言葉。
”世界を目指すグループ” ”この5人で”
という道が今、何かで絶たれてしまっているとしても、
また違う新たな夢、
もしくは今後また、きっかけがあれば同じ夢を描ける日が来たっていい。
希望を持てる歌詞だなと。

Yeah! It's gonna be alright どんな日も

『Life goes on』詞:木村友威

全員。
”be alright”の繰り返しで、”大丈夫、よくなる”のメッセージが、押し付けでなく明るく素直に伝わる。

されど愛しきlife

『Life goes on』詞:木村友威

「lifeーーーーーー♪」とよく伸びる、岸優太の歌声。



Let's live it up

『Life goes on』詞:木村友威

という歌詞の繰り返しの中、軽快にステップを踏んで踊る5人。
明るく、軽やかに。
最近リリースされてきたのゴリゴリのダンスナンバーの振り付けとは違い、自然体で仲間と遊ぶようなステップだ。

”live it up”
の意味を調べたら、
”大いに楽しむ” (or豪遊する)
という意味らしい。

「人生をたのしもうぜ!!!!」

的な、意味合いなのだろうなぁ。


素晴らしい、、、、、、

そうだよ。

何があったのかはわからないけれど、
君たちには、もう苦しまないで、人生をたのしんでほしいんだ。


作詞の木村友威さん(『彩り』『Misbehave』の作詞も担当)からの、King&Princeへのメッセージのようでもあり、
King&Princeからの、ファンへの思いともとれる感じであり。


ところで、
『Life goes on』
というタイトル自体の意味については、Twitterでも記述されている方がいらしたのだけれど、

”人生は続く”
という直訳もありつつ、
”悲しいことがあっても今まで通りの生活を続けないといけない”
という意味にもなるようだ。

自分に対して「Life goes on.」という場合は
”がんばらなきゃ” ”しっかりしなきゃ” ”くよくよしていられない”

誰かへの励ましの場合は
”お気を確かに” ”しょうがないよ” ”それでもしっかりやっていかなきゃね”

、、、、、、と、いう意味合いになるようだ。


どうとらえるかは、聴き手次第だし、
彼らの場合、どちらも当てはまっている。
ただ、彼ら自身が発信したいのは、きっと、
「人生はこれからも続くよ!」
ということだと思う。

ファンは、
「くよくよしていられない」と、そろそろ立ち上がらないとな、、、、、、
ということを、感じられたらいいのかな。

リリース時には、購入時にフルバージョンが聴けるので、
2番も合わせてたのしみに待とう。


どんなことがあったのか、知ることができないけれど、
自身の判断だったのか、そうせざるを得ないような状況に追い込まれたか、何もわからないままだけれど、
彼ら自身がつらかっただろうことは間違いないと思う。

彼らは、10年後もファンに新しい音楽やパフォーマンス、LIVEを届けたいと思っていたことは、明らかだから。
映像作品などを観ていれば、伝わる。

信頼できる仲間と出逢って、その仲間とともに自分たちのやりたいことを叶えたかっただろう。
それを覆すような決断なんて並大抵の覚悟ではできない。
どんなにかつらい決断で、葛藤もあっただろうし、まだ癒えていない傷もあるかもしれない。
でも、そんな彼らが、
こんなに、笑顔でいてくれるのだから。
期限がくるまで、精いっぱい、アイドルとして、ファンに笑顔を届けてくれようとしているのだから。


我が家には平野紫耀くんがだいすきで、今回のことですでロスになっている鬱病の母がいて。

鬱病の私は母と一緒に『Made in』というアルバムを聴きまくってハマり、そして今に至る。
私は、永瀬廉くんのファンになった。

「廉くんはいいよね辞めなくて」
など、母は落ち込みながら私の心にグサッと言葉のナイフを刺してくる。
私も私で、無意識に母の地雷に触れてしまうことがあって、
キンプリの話をたのしくすることが難しい。
リアルでもこういう感じなのだから、SNS上で退所組のファン、残留組のファンの間でうまくいかなくなるのも当然だな、と思いつつ、私の鬱調子が増している。
でも、そんなときの癒しもまた、今は永瀬廉でしかないのだ。


でも、平野紫耀と永瀬廉の絆は、一生ものだろうと思っている。

そして、
どんなに鬱病親子の母と私が病み合ってても、家族から脱退はできない。
それこそ、一生付き合っていくひとに、間違いはないのだ。


難しいけれど、
”Let's live it up”
(人生を楽しもう)
で、いきますか、かーちゃん。

上手に寄り添えないけれど、一緒に元気になっていこう。



泣き笑いまた 明日に恋しよう

『Life goes on』詞:木村友威

という歌詞が、私はだいすきだ。



この曲が、King&Princeとティアラさん、私たち親子、そして
世の中を照らす光に、なりますように。



(何様目線でごめんなさい)


未熟ですががんばっております。治療費にあてさせていただきたいです。よろしくお願いします。