note交流会で出会った4つの作品

始めて参加したnote交流会。約30名ほどが集まり、1グループ4、5人で集まってお互いのnoteの感想を伝え合う会で、4作品を読ませていただきました。夕焼けの色についての考察、学生時代に通った京都にある「餃子の王将」の思い出、バレンタインの起源とチョコのほろ苦さについて、男子新体操などスポーツが抱えるお金の話。どれも表現豊かで、自分にはない発想や視点を持って書かれたものばかり。よかったら皆さんも読んでみてください。簡単ですが、1作品ずつ紹介させていただきます。

note交流会

「note交流会」の存在に気付いたのが先週あたり。実は、まったくこういう交流会があることに気づいていなかったのですが、note公式ページかどこかで出ていて、応募してみました。内容としては、自分の書いたnoteを1作品ずつ持ちより、Zoomで4、5人のグループになって黙読し、感想を伝え合うというもの。

普段、noteを書いていて、コメントのやりとりをすることもありますが、基本は文字のみ。今回は、直接感想を聞けるとのことで、わくわく参加させていただきました。なかなか直接生の感想を聞ける機会はないので、こういう会はとっても貴重です!


光のしくみについて勉強したら空の見え方が変わった

はじめに、みなきかずしさんの空についての考察。みなきさんがこの作品を書いたきっかけは「空って広いな」と、改めて感動したこと。そう思ったきっかけは「Newtonライト『光のふしぎ』」の本を読んだからだったそうです。「夕日の色がなぜ赤く見えるのか」という科学的な考察をするなか、みなきさんが気づいたのは、「日本の青空とアメリカの夕焼けは、光の途中下車のタイミングが違うだけの、同じ空なんです。」ということ。

コロナで海外にいけないと思っていたけれど、空でつながっていたなということを思い出させてくれました。また、この作品を読んだほかの方もいわれていましたが「光の途中下車」という表現がとても素敵でした。こういう一言を思いつけるのは、才能ですね!私にはない発想だったので、とても印象的でした。


京都、餃子、おっちゃん。

「今日、思い出の店が閉店する。」そんな書きだしで始まる「京都、餃子、おっちゃん。」

この一言で「このお店と作者のamilさんとの間に、どんな物語があったんだろう」と、わくわくしてしまいます。この餃子店は、チェーン店の「餃子の王将」だったそうです。でも、常連客はメニューを見ず、注文するのはいつもの決まった定食。たまに頼むのも「田舎の定食屋かよというような名前の定食」だったといいます。

このお店のすごいのは、仕送りが足りなくて今すぐお金を払えないという学生に対して、30分の皿洗いをすれば料金をタダにしたということ。経営者の立場からしたら、赤字になります。餃子にしろ、ライスにしろ、原価がかかっているので。それでも、学生にはしっかりとご飯を食べさせてあげたいという店長の気持ちが伝わってきます。

お店の経営は、赤字では続きません。この「餃子の王将」がどのくらいの年数が続き、お世話になった学生がどのくらいいるのかはわかりません。ただ、そこでお世話になった学生さんや、amilさんたちは、餃子一皿の価値よりもたくさんのことを学んだのでしょうね。だからこそこうやってnoteに思いをつづったのでしょう。とても素敵なお話でした。


チョコのようにさみしさを溶かす考え方

ゆくんの作品。バレンタイン、一人で過ごす人に向けて寄り添うようなnoteを書かれています。私を含め、ほかの参加者の方が興味をひかれたのは、バレンタインの起源について。所説あるそうですが、ゆくんが紹介されたのは、兵士の結婚を禁じていたローマ帝国時代の出来事。

私はこの出来事について知らなかったのですが、「なるほどなー」と思ってしまいました。さらに、それにかけてチョコレートの甘さとビターな感じを掛け合わせ、読んだ人に「今年のバレンタインは、どんなチョコを食べましたか。」と投げかける。

一人で過ごすバレンタイン、ともすれば否定的な記事が多くなりがちなところを、心温まる、読んでいる人に寄り添える話があるといいですよね。

タイトルの「チョコのようにさみしさを溶かす考え方」というのも好きです。チョコレートの「溶ける」と、さみしさを「溶かす」とかけているところに、センスの良さを感じます。


1周年企画(14)「マイナースポーツが今後発展するために必要なこと、やめるべきこと」

井藤亘さん。24歳だったかな? 男子新体操を広めるために、新体操についてnoteで書いて情報発信をしているそうです。男子新体操は、時々テレビで見ることがありますが、それは演技をしているときの映像。今回井藤さんが書かれていたことは、その舞台裏。

野球やサッカーなどがメジャースポーツだとしたら、男子新体操はマイナースポーツだとして、そのマイナースポーツがなぜ広がらないのかについて考察します。なかで気づいたのがお金のこと。スポーツというと、一見お金とは切り離されて考えそうですが、これは非常に重要なところ。

なかでも井藤さんが注目したのは、審判に支払われるお金のこと。もし、仮に審判にお金を払わなかったらどうなるのか、そのことが男子新体操というスポーツにどのような影響を及ぼすのか。逆に十分な金額が払われたらどう変わるのか。ともすれば「協力者の善意」だけで成り立たせてしまいがちなスポーツについて、鋭いメスを入れた作品だと感じました。


20年ぶりの沖縄旅行。那覇×古宇利島 観光で感じた島の魅力

最後は私の作品です。実は、私の作品を黙読していただき、感想を言ってもらうことになった瞬間、こともあろうか自宅のWifiが切れてしまい……。再接続してもどったときには、感想シェアタイムは完全に終わってました!!

めちゃくちゃタイミング悪いです! ただ、参加したみなさんからは「沖縄の海の色のきれいさ、波打ち際の写真がよかった」「写真がきれいだった」ということを言っていただけました。

「note交流会」で発表するために、何度か読み直したら誤字やおかしな表現がぽろぽろ。また読めない文字も気づかず書いていたので、表記を追加しました。このnote交流会がなかったら誤字にも気が付かずそのままになっていたことでしょう。そういった意味でも、この交流会はありがたかったです。

もし、「沖縄のnoteを読んでコメント書いてもいいよ」という心温かい方がいたら、お願いします(涙)

月1 回開催される「note交流会」、新たな出会いや発見につながるかも

「note交流会」は、これからも月1回程度開催するそうです。「自分の書いたnoteの感想を聞きたい」「ほかのnote利用者と交流がしたい」という方がいたら、参加してみてはいかがでしょうか。新たな発見があり、またnoteを書くのが楽しくなるかも。


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