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意思決定基準たち

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仕事や生活をより充実したものにできる、あるいはより効率・効果を高められる、そんな「意思決定基準」を日々打ち立て、あるいは改善していく。
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2021年4月の記事一覧

定期的なメンテナンスの重要性

定期的なメンテナンスの重要性

本日、多摩川で開催されたウルトラマラソンの
50kmの部に出場して来た。
これは一番短い距離で、最も長いのは100km、
順に80km、60km、50kmの4パターン。
フルマラソン経験がまだ1度の我が身としては、
まず50kmに挑戦、ということで、今日の大会に
臨んだのだった。

結果から言うと、40kmまで走って途中棄権。
35km越えたところから、今にも脚がつりそう
な状況となり、ここで無理

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「悪しき最適化」という罠

「悪しき最適化」という罠

会社、組織に長くいると、
色々な「当たり前」が増える。
増殖する。

それぞれの会社や組織には、
独自の目的や、成立に至った想い、
これまで積み重ねた歴史がある。
年を経るごとに、決まり、ルールが
形成され、文化、空気が醸成されて、
いつしか中の人には「当たり前」、
外の人には「独特」「ユニーク」と
感じられるものが出来上がる。
そんなことを今日、痛感させられた。

マーケティングの仕事をしてきた

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他人の間違いを自分への警告と解釈する

他人の間違いを自分への警告と解釈する

今月末に、ウルトラマラソンの大会に
参戦する。
といっても、100kmに挑戦しようと
いうような大胆なものではなく、
フルマラソンに少し毛の生えた程度、
50kmの部にエントリーしたのだ。
2年前に初のフルマラソンを完走して
以来なので、若干不安もあり、
50kmに留めておいた。

一昨日、その大会の案内メールが
参加者に一斉送信された。
趣旨は、間もなく大会要項等の資料を
送るので、宛先住所が誤

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『クライシスマネジメントの本質』

『クライシスマネジメントの本質』

今年は、東日本大震災から丁度10年
という節目の年であった。
3月11日、多くの人が10年前を振り返り、
色々なことに思いを致したものと想像
している。

このタイミングに間に合わせる形で、
極めて大きく、かつ重いテーマに
挑んだ、「鎮魂の書」とでも言うべき
大作が上梓された。
西條剛央さんの著作、
『クライシスマネジメントの本質
 本質行動学による3・11
 大川小学校事故の研究』
である。

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