記事一覧

徳をもって

「徳をもって治めるが王道。武をもって治めるが覇道。覇道は王道に及ばぬもの」 いま、放送されている「どうする家康」に出てくるセリフです。 あきらかな嫌がらせを受け…

Pine nuts
5か月前
1

原因はどこに??

ランチ時の混み合ったうどん屋さんでのできごと。 一組の男女がわたしのとなりに座りました。 混み合った店内、前のお客さんの器も下げられてないテーブルでしたが、次々…

Pine nuts
9か月前

此岸と彼岸

此岸(しがん) 迷いの世界 彼岸(ひがん) 覚りの世界 此岸から彼岸へ渡る6つ智慧を六度万行と言います。 1.布施:持っているものを施す      持ってないもの…

Pine nuts
1年前

弱りはじめに気づく

ココロがポッキリ行く前に必要なのは、 弱りはじめを知ること。 自分で感じたことや見たこと聴いたことを、 自分自身で判断できず、 周りの意見が力を持ちはじめると、 コ…

Pine nuts
1年前
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ココロのお手入れ

「喫粥了(きっしゅくりょう)」 修行をはじめたひとりのお坊さんが、 ある高僧にお粥を振る舞ってもらいました。 お粥を食べ終わると高僧が来て言いました。 「お粥はた…

Pine nuts
1年前

視点を変えたら

とある会社のいち場面。 その会社の社長がゴミに気づいたのかハンディ掃除機を手にとって一言 「バッテリー外れてるやん。すぐ使えんやん」 いやいや外れてたのではなく、…

Pine nuts
1年前

体の声を聞く

風邪を引いた。 熱が出て、 喉が痛い。 静かに体の声を聞く。 バタバタと雨が急に降り出す。 雨の音に耳を傾ける。 自分の呼吸の音 雨の音 静かに自分の体の声を聞く …

Pine nuts
2年前

怒りを見る

「もうなんで!」といつも湧く怒り。 そのいつもを「相手がいつもそうするから」 ではなく、 「どうしていつもそのことで怒りが湧いてくるのか?」 「なぜ自分はそこにひっ…

Pine nuts
2年前
2

それぞれの見え方

良かれと思ってやったことが否定されたと感じた時に、 どう受け取るか。 上司がケータイを忘れて出て行ったことに気づいたので追いかけた。 エレベータですれちがったのか…

Pine nuts
2年前
徳をもって

徳をもって

「徳をもって治めるが王道。武をもって治めるが覇道。覇道は王道に及ばぬもの」

いま、放送されている「どうする家康」に出てくるセリフです。

あきらかな嫌がらせを受けたり、
理不尽なことを目の当たりにして、
ココロが弱っているときにこの言葉を聞きました。

「やられたら、やりかえす」ってココロがスッと消えました。

戦いを挑まずに、
ただ目の前の自分のやるべきことに集中する。
それこそ王道。

原因はどこに??

原因はどこに??

ランチ時の混み合ったうどん屋さんでのできごと。

一組の男女がわたしのとなりに座りました。

混み合った店内、前のお客さんの器も下げられてないテーブルでしたが、次々お客さんが入るので、
「すぐ下げるので座っててもらえますか」と店員さん。

何食べるか相談する声が聞こえるけど、男性は私の方に背を向けているので聞こえるのは女性の声だけ。
気になるのは女性がやたらゆっくり話すこと。
事務員さんの制服着て

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此岸と彼岸

此岸と彼岸

此岸(しがん) 迷いの世界
彼岸(ひがん) 覚りの世界

此岸から彼岸へ渡る6つ智慧を六度万行と言います。

1.布施:持っているものを施す
     持ってないものは持たないでいい
     持ってないものは求めない
2.持戒:五戒
      不殺生戒
      不偸盗戒
      不妄語戒
      不邪淫戒
      不飲酒戒
3.忍辱:苦難を忍ぶ。正しい目標設定であるか否か
4.

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弱りはじめに気づく

ココロがポッキリ行く前に必要なのは、
弱りはじめを知ること。

自分で感じたことや見たこと聴いたことを、
自分自身で判断できず、
周りの意見が力を持ちはじめると、
ココロの弱りはじめ。

「心」が「亡」くなり
自分の「五感(目・耳・鼻・舌・身)」が働いてないって状態。
つまり「忙」しいってこと。

「忙裡偸閑(ぼうりとうかん)」
忙=心を亡くした時は、
裡=その裡側(うらがわ)を大切にして
偸=僅

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ココロのお手入れ

ココロのお手入れ

「喫粥了(きっしゅくりょう)」

修行をはじめたひとりのお坊さんが、
ある高僧にお粥を振る舞ってもらいました。
お粥を食べ終わると高僧が来て言いました。

「お粥はたべたかね?」

「はい、ご馳走さまでした。
ありがとうございます。」

「ならばお主、
その器を洗いなさい」

器を洗う??

「はっ!!なるほど」

というお話。

どうゆうこと??
って思いますが、
これは、
自ら使って汚したもの

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視点を変えたら

とある会社のいち場面。
その会社の社長がゴミに気づいたのかハンディ掃除機を手にとって一言
「バッテリー外れてるやん。すぐ使えんやん」

いやいや外れてたのではなく、
バッテリーは充電中。

掃除機の充電は勝手にしてくれません。
だれか気づいた人が充電してくれたのですよ。

「バッテリー外れてるやん。
充電してくれてるんや。ありがとう」

ならきっとみんな気持ちいいのに。

「バッテリーが外れている

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体の声を聞く

風邪を引いた。
熱が出て、
喉が痛い。

静かに体の声を聞く。

バタバタと雨が急に降り出す。
雨の音に耳を傾ける。

自分の呼吸の音
雨の音

静かに自分の体の声を聞く

自分の意志ではないところで、
体は治そうと働いている。

ひとつひとつの細胞が風邪と戦っている。
雨の音と一緒に体の声を聞く。

「わたし」は「わたし」の細胞ひとつも自由に動かせないことを知る。
それぞれの細胞が意思を持って、

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怒りを見る

「もうなんで!」といつも湧く怒り。
そのいつもを「相手がいつもそうするから」
ではなく、
「どうしていつもそのことで怒りが湧いてくるのか?」
「なぜ自分はそこにひっかかるのか?」
矢印を自分に向けてみる。

常に自分に向けた矢印で問うてみると見えてくる自分のこころ
「さびしい」
「心配」
「無視されてるという恐怖」

それに気づいたら、
相手にかける言葉が変わる。

「もうなんで!」
から
「寂し

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それぞれの見え方

良かれと思ってやったことが否定されたと感じた時に、
どう受け取るか。

上司がケータイを忘れて出て行ったことに気づいたので追いかけた。
エレベータですれちがったのか?
乗って行くはずの自転車がある。
まだ出発してない。
しばらく待つがやってこない。

ケータイ忘れたことに気づいて
戻っているのかも?
事務所に戻ると、
やはり戻っていた。

そして言われた一言‥‥
「頼まれたこと以外しなくていい」

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