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「Cais」&「Curry’s Culinária Indiana」 さんぱうろぐるめをっちゃー 宮本碧 月刊ピンドラーマ2022年11月号


Cais

R. Fidalga, 314 - Vila Madalena
Tel: (11) 3819-6282

Cais

ヴィラ・マダレ―ナにある埠頭を意味するCais。その名前が示すとおりシーフードレストランであるが、ベジタリアン料理もある。ミニマリストのインテリアと間接照明のくつろげる雰囲気。見た目はシンプルな料理であるが、食べると手が込んでいることがわかる。マグロに豚の脂身を混ぜ込んだソーセージが有名。

この日、頼んだのはタイのカルパッチョタイのカルパッチョ、焼きオクラ、牡蠣のクリームソースがけ、スズキのカマを焼いたものなど。

タイのカルパッチョ

特に感動したのがタイのカルパッチョ。締めたタイにトマトウォーターが掛かり、松の実が載っている。どうやってこの無色透明のトマトウォーターを作るのかはわからないが、口に含むと濃厚なトマト味でリコピンの旨味が口いっぱいに拡がる。厚めに切られたタイとの相性は抜群。

クリームソースかけの牡蠣

クリームソースかけの牡蠣も火の通し方が完璧でとてもクリーミー。デザートのチーズケーキはちょっぴりしょっぱく、下に隠されたキャラメルソースとの相性は抜群。タンパク質と野菜中心の健康的な料理でお腹だけではなく、心も満たされてレストランを後にした。



Curry’s Culinária Indiana

R. Thomaz Gonzaga, 45C - Liberdade 
Tel: (11) 3132-0111

Curry’s Culinária Indiana

リベルダージのカレー専門店。といっても日本風のカレーではなく、インド人シェフが作る本格的なインドカレーである。レストランに近づくと、カレー独特の香辛料の匂いが漂ってきて食欲が高まる。

セットメニューを頼むとカレーとご飯のほか、レンズ豆のスープ、ナン、サラダなどが付いてくる。チキン、マトン、エビ、ひよこ豆の中から好きなカレーを選ぶことができる。ブラジル人の口に合うようにかカレーはそれほど辛くない。カレーのほかにサモサやタンドリーチキンもある。

チキンバターカレー

この日頼んだ、チキンバターはまろやかな味で食べやすかったが、ご飯が固くパラパラしていたのは残念であった。口の中をリフレッシュしてくれるマンゴラッシーとカレーはやはり最強の組み合わせ。この日はお昼にあわただしくセットメニューを食べたが、次回はゆっくりサモサやタンドリーチキンが味わえるように夕食時に行ってみたい。

マトンカレー


宮本碧
最初は留学生としてブラジルに来たが、ブラジルにはまり、現在ブラジル在住約30年。食べることが大好きで、どんなに落ち込んでいてもおいしいものを食べると幸せな気分になれる。翻訳業。

月刊ピンドラーマ2022年11月号
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