コンディショニングサポート
FRPマスタートレーナーとして、ストレングスコーチとして、フィジカルコーチとして様々な年代のサッカー選手に関わっています。
今日は、高校最高峰プレミアリーグWEST4位の米子北高校にコンディショニングサポート。
サッカーの競技特性的に足関節の捻挫が多い。そのため、足底の感覚が失われ、姿勢保持のための「横隔膜」の機能不全で、肋骨が開いている(リブフレア)選手が多い。
ローラーを使ったコンディショニングと呼吸を用いて横隔膜をしっかりと機能させるエクササイズでコンディショニングをサポート。
長距離のバス移動の後に毎週来てくれるので、その甲斐あってかぎっくり腰がなくなり、腰痛も減少した様子。
結果にも繋がっててよかった。
夜は自チームのyonago genki SCのトレーニング。
チームには、元プロモいれば、高校・大学でトップで活躍した選手もいるいわば「県内のトップ選手」が集まるチーム。
中国リーグでは現在7位と目標にしていた順位を大幅にダウンしており、残りの試合は今週のホーム戦のみ。
サッカーはチームスポーツですからいろんな人がいる。
ちょけるやつもいれば、やる気のない人もいれば、真面目にやる人もいれば、疑問点をぶつけてきてクリアにしようと歩み寄る選手。
十人十色という言葉があるように別に悪いことではないし、むしろ当たり前。
それを個々がどのように受容するか。
僕がフィジカルコーチとして活動を始めて5年くらい経ちますが、トレーニングとは
「ギャップを埋める作業」
だと思っている。
例えば、監督の戦術と選手のプレーの埋め合わせで理想に近づけたり
選手同士が「もっとこうして欲しい」を擦り合わせて互いの理想に近づけたり
毎週試合があるため監督が疲労がある中でこのくらいはして欲しいプレー強度をいかに発揮させるかをフィジカルコーチが調整する
数えればキリがありませんが、「ギャップを埋める作業」を忘れては行けない。
トレーニングも響かなければ
「やっても意味がない」
と感じる選手もいるだろう。それもコーチがより伝えないといけないし、選手も歩み寄らないといけない。
コーチはできるようにさせないといけないし、選手はできるようにならなければならない。
そして、コーチは結果を出させるようにしないといけないし、選手は結果を出さなければならない。
もちろん、リーグ戦であれば、どの順位にいるかで関わり方や求め方が変わります。
トーナメントならよりはっきりしてくる。
ピラティスのレッスンも似てるかもしれないですね。
体を変えたい、理想を求めているお客さんに対してインストラクターは「今の状態と理想とのギャップを埋める」ために向き合っていかなければならないし、理想があれば、インストラクターに疑問点をどんどん投げかけていくのも必要なのかな。
僕は、お客さんから「これどういうこと?」って聞かれると子供がクリスマスプレゼントをもらって喜ぶかの如く喜びます。
だってお客さんは変わりたいし、インストラクターは変わって欲しいからインストラクターをしているわけで。
ゴールは一緒ですよね。
細かいことは必要ありません。
指導する側とされる側の「ギャップを埋める」
ここに尽きます。
いろんな年代やキャリアを積んできた選手や子供から高齢者までたくさんの世代と関わって感じることです。
まぁとりあえず勝て。