結局残ったのは、私の軸で選んだものだけだった
息子が入院した。
一昨年も、去年も、
毎年夏に大きな体調不良になっている。
産まれた年も初めて熱が出たのは夏だった記憶がある。
一昨年は復帰したての夏。
すぐに出勤日数より休みのほうが上回った。
去年は、RSウイルス。
親である私達もうつったのと、
お盆もあって
トータル一ヶ月くらい休んだ。
ワーキングマザー、いわゆるワーママ2年目の私は
復帰一年半、の時点までは
こうして夏のでかい体調不良と
息子の元々の気管支の弱さ
夫の風邪のひきやすさ(ガリガリ細いくんです)
と、
私もどうやら遺伝で潜在的に気管支がよわく
風邪がうつったり、体を休められない状況が続くと
定期的に咳喘息になるということが多々あった。
今年の夏は、ヒトメタニューモウイルスという、
免疫がない子供、かつ気管支弱めくんには
きついウイルスにやられた。
去年のRSウイルスのときは緊急外来に紹介状、まで行って逃れた入院だったが
今年は、
私との付き添いで…ということまでになってしまった。
仕事はどうしたのか。
前の土日から怪しく、
ママ歴の中で、熱がなくても
咳をしたら小児科、のルールを決めていた私は
咳をした次の日、土曜日には通院していた。
少し怪しかったものの、そこまでの症状はなかった。
その次の日の日曜日に、寝れないほど悪化した。
3秒に一回咳をしてるイメージで、
咳のしすぎで吐いたりもした。
次からは、あれだけの咳は夜間緊急に行くべきだなと思う。
まだお盆前であったので、夫とお盆までの休みについての、お互いのスケジュールの相談をすぐした。
復帰したての頃の私
以前の私は
以前、というと育休中(コロナの兼ね合いで伸び、1歳4カ月あたりまで取得)
あとは復帰したての頃
夫婦での分担、そんなものがうまくできていなかった。
当時はできてないとも思っていなかった。
そんな中、産後出逢った、
マドレボニータ
という産後ケア教室。
産後ケア、だけ聞くと
ママが赤ちゃんつれてのほほん、みたいなものをイメージするかもしれない。
しかし
この講座は
子連れオッケーな期間は約生後6ヶ月まで。
その期間に月4回。
エリアや、補助があった期間はあるが一万円以上の講座。
子供を産んで半年以内に
一万円かけて、しかも毎週同じ時間に一月通う。
結構コレって、どっこいしょな作業だ。
色々繋がりがあり、この団体にであった私のは
対話のワークの中で、
【仕事、人生、パートナーシップを語る】
という機会にしばし直面する。
ほとんど、
【仕事のこと】ばかり選んで話していた。
4回講座が終わったあとも、しばしこの
対話、にて、
いわゆる『産後ボケ』の自分がしっかりしてくるのを感じたので、何回か対話に参加をした
卒業生のあつまるOG会に入り、Instagramを最初に立ち上げた。(今全然でごめんなさい)
一回だけ、
【パートナーシップ】を選んだことがある。
そこで
『仕事!仕事!キャリアなイメージがあったけれど、家族とか家庭が大切なんですね』
といわれた。
ハッとした。言われるまで、気づかないようにバタバタと、仕事をしていて
夫よりも遅いか帰宅ばかり、を産前はしていたから。
でも早く帰りたくて、部署異動もしたし
子供がほしくて、仕事中に不妊外来にいかせてほしいとお願いをしたこともある。
潜在的には家庭が一番だったのかもしれない。
そこのOG会の立ち上げが、
後に出てくる、キャリア戦略カレッジ(前、キャリア戦略カレッジ栃木)
講師の由貴さんだ。
このマドレボニータ栃木のおかげで、
【パートナーシップがなんだか大切だ】ということがわかった。
その後、派生して友達がたくさんできた。
まだコロナ禍ではなかったことも幸いし、
そりゃもう、たくさん遊んだ。
Instagram、イベント、ジモティー、様々なところから出会った友達を集めてオフ会をした。
私が遊びたい人だけを集めて(笑)
そんな中、育休復帰が迫り、育休○○のイベントに多数出ていた中知った情報があった。
育休復帰セミナーをやるということで、
何箇所かセミナーにでた。
育休復帰向けのイベントで知り合った友達が、キャリアコンサルタントだったという奇跡。
今思えば、緊急事態宣言の直前。
これも、キャリア戦略カレッジ講師の
小百合さんことさゆちんの講座だった。
キャリアコンサルタントという職業はよくわからなかったけど、
①同じ年の子供をもつママがでた講座に居た人
②話しやすい
③自宅と私の実家がちかく、昼寝してる間に無料のキャリアコンサルをうけにいけた
ので、二人で会うことがあった。
様々なことをイメージし、準備もできたと思い、復帰した。
2020年7月、育休復帰。
全部自分でやって、自分でまわしていた、気がするあのころ。
世間の言う、『パートナーシップ』や『家事分担』、『復帰してもキャリアアップ』
みたいなものがなんか違うなと思い始めていた。
産後にであった、
マドレボニータの対話中にいわれだ言葉
『仕事!仕事!キャリアなイメージがあったけれど、家族とか家庭が大切なんですね』
そんなときに、
【自分の軸を探しに】
キャリア戦略カレッジ
をやるという話をやる話を聞いた。
私の【軸】。
これが一番大切で、これを守りたい、を
決めるために
私は講座にでた。
思い返せば、復帰直前、こんなこともあった。
仕事を頑張りたい!もあったし、
育児も…もあった。
でもそのバランスが、大きく変わった産後、育休あけ。
産前のように、好きなようにはできないし
夫より早く帰りたくても 帰れなかったあの頃のようにはいかない。
フルタイムは選ばなかった。
育休中は、フルタイムで、夫が時短で、みたいな案もあった。
私が仕事がすきだし、仕事がすきなことを、夫は知っていて、応援してくれていたから。
そろそろ決めるという時期に
『ごめん、私、時短にしたい』と泣きながらいった。
動揺してはいたし、ずっと一緒だったから寂しいのではないか、と言われたが
この頃から
『仕事が一番じゃない気がする』と思っていたのかもしれない。
実際復帰すると、
育休中のように、どっぷり育児、というわけにもいかない。
今回みたいに、定期的に風邪をひくし、普通の子供より
咳などの、症状になりやすく、
私は10年風邪をひいていなかったのに、一年で5回、咳喘息になった。
キャリア戦略カレッジの、一期は
土曜日の講座だった。
土曜日は、私は仕事だったので見送った。
どうしてもでたくて、
日曜日にやってくれないかの打診を、仲間とした。そして託児の問題。
それも、産後であった仲間が、考えてくれた。
『きっと、パートナーシップを考えるときが来ると思う。でも、ゆっくりでいいのよ』
と言ってくださったお友達。
おかげで、2期に参加ができた。
キャリア戦略カレッジのベーシックと、アドバンスにでて、
合計8回、自分の時間をとった。
最初は、夫に育児頼むこともできなかった。
それはキモチ的なものだった。
先程の友人の会社のフリースペースにベビーシッターをよんだ。
ベビーシッターが忙しいときは、託児を使った。
ベーシックの4回が終わり、
応用編のアドバンスに入ったとき、
『夫に頼んでみよう』
と思った。
スムーズだった。2時間くらい、余裕だった。
なんだったのだろう。
余裕がなかったのは、
軸のない自分だった。
その後は、
『家族時間が大切。まず息子、息子の体調。』
『息子が3歳になり少し手が離れた(以前がすごかった)あたりから、夫へまた、意識を向けたくなった』
『自分の時間は、要らないなぁ』
と思うようになった。
子供と一緒にいける美容室にいったり、
昼休みを利用してうまく時間をとったり、外食したり。
その【軸】ができてからの
私のアンテナで感じたものは、
私を後押しするものばかりだった。
そうしていたら、
『昼寝してる間に、カフェでもいきなよ』
『今週大変だったでしょ、日曜日好きにしなよ』
とたくさん言われるようになった。
そのとき、欲しければカフェにいくし、いらなければ一緒に昼寝をする。
日曜日しか、家族揃う日がない我が家。
自分の時間がほしいほしいと思っていたあのとき、代わりに与えようとしても
どうしても、夫は受け取ってくれなかった『自分の時間』
夫は、家族の時間が欲しい人だった
そんなことも、その後出会ったものたちが気づかせてくれた。
軸が、はっきりしてきたから、気づけたのだった。
今回はもう、退院したので、
このNOTEを書いている。
この入院時は、狭い狭い子供用ベッドで
二人で何日も眠った。
ベビー布団、を想像できる方は
わかるかもしれないが、
固くて薄い布団に、二人。
夫も発熱したので、途中から付き添い交代もできなかった。
そんなとき、助けてくれたのは
産後のお友達から習ったアロマオイルケア
産後習ったベビーマッサージ
で
息子を癒やすこと
ずっと好きだった歌
【軸】がはっきりした後に、であったものたちに助けてもらったのだった。
点滴をして、アロマオイルでマッサージをしながら、
ゆりかごのうた、を歌っていた。
Instagramやライン、Messengerからくる、友達の言葉を読んで
イヤホンからは、standFMの、みんなの声を聞きながら。
オンラインオフライン問わず、の仲間たちからの励ましの言葉。
帰宅後、大変でしょう、と夕飯を届けてくれた友人もいた。
夫が発熱じゃ、入れないだろ、と引き受けにいこうか、という友人もいた。
お弁当を届けるよというお店の人や、数々のDMやコメント。
私はこんなに、与えているのだろうか?
私が、
キャリア戦略カレッジで決めたビジョンは
【あれもこれも全部欲しい!不動産営業ワーママの、ワガママ人生を実現します!〜手と声の届く人を幸せに〜】
文字通り、
手と声の届く距離のひとにしか、声はかけれない。
不動産営業ワーママは、社内初の営業復帰だから、
育児も家族も営業数字も、はなかなか
大変だ。
きっとこの、8月分の数字を立て直すのも大変だろう。
でも、今年はたくさんの仕事先の方も心配してくださり、
夫の体調が治れば、ぼちぼち復帰だろう。
でも今の私は大丈夫。
家族と自分。そのあとに仕事。そうしていると
どちらもうまく回っていく。
時短でいられる時間は短いし、
ママーと私に駆け寄り、走ってくる時間はもっと短い。
そのあとは、また夫婦の時間と、仕事だろう。
そのときの為に価値観を、
いや、また変わるかもしれないけど、そのための仲間を
たくさん出会わせてくれたこの、
産後3年半。
あれもこれも、全部。
社内初の営業復帰も、
数字も、
家族の時間も
全部ほしい。
決めたビジョンの通り、残ったものは
産後に出会った、
手と声の届く人たちからの幸せ、だった。
様々な広報期間、携われなかった気持ちを
この文章にて、綴ります。
ありがとう。
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