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【ぬいぐるみとアンティークレース】heidi. インタビュー

[ heidi. * THE LACE CENTER ] Wear lace レースを纏う一日。を、2024年3月21日(木)– 4月20日(土)の期間にTHE LACE CENTERで開催いたします。

今回は、heidi. さんにご自身のことや制作エピソード、今回展示される作品についてインタビューしました。ぜひお楽しみください。



ー 自己紹介をお願いします。

heidi.と申します。
現在は岡山県倉敷市にある小さなgallery bjornで猫4匹と暮らしています。

1997年からぬいぐるみを作るようになり、2015年からはクレパスで絵を描いています。
娘のためにオリジナルのテディベアを製作したことから、ぬいぐるみ作りにはまりました。

現在はぬいぐるみ・絵・陶芸・小さいもの作家として、作品を製作発表しています。

ー 現在の作品の世界観が生まれたきっかけを教えてください。

アンティークのぬいぐるみが好きで集めていました。薄汚れても愛され大切に受け継がれてきた幸せなぬいぐるみを見つけて、リペアもしています。
私のぬいぐるみ達もながく愛されるよう願って製作しています。

日本人の私が作ったことも伝わるように、日本の風習「背守り」を取り入れています。持ち主さんとぬいぐるみの幸せを願って、背守り陶ボタンを縫いつけます。

陶の靴を履くと自分の足で立てるぬいぐるみ。いろんな意味で私自身、ぬいぐるみ自身、みんなが自立できることも願って考えました。

ー普段、何からインスピレーションを受けていますか?

自然の景色、古いもの、いきものです。

ー影響を受けたアーティストや、作品はありますか?

古いぬいぐるみや、古いお人形です。1950年代頃のシュタイフも好きです。

私の母が描いてくれていた「花冠の女の子の絵」も、思い出に残っています。

ーこれからどんな作品を作りたいですか?

現在は、その時に見つけたあらゆる素材を使って、絵を描いたり、縫いものしたり、手を動かしています。

ぬいぐるみの壁掛け。とにかく大きな絵。自費出版の絵本。たくさんの壁掛け陶芸作品。作りたいものは沢山浮かんでおります。

ー ご出展いただく作品のコンセプトを教えていただけますか?

※ 作品コンセプトは、今回heidiさんとコラボレーションするTHE LACE CENTERさんに伺いました。

「アンティークレースのスカート」

「アランソンレース(仏語:ポワン·ダランソン / ポワン·ド·アランソン)」という、フランスのノルマンディー地方のアランソンで17世紀頃より作られていた二ードル・レースを使っています。

18世紀のロココ・レースを代表する、繊細で優美なレースのスカートです。ウエストの紐は手編みで、先端にはビーズ付き。アンティークレースならではの風合いと、愛らしい柄がheidiさんの作品にぴったりです。

「アンティークレースのドレス」

ヴァランシエンヌレースを使用したキャミワンピースです。

ヴァランシエンヌレースはボビンレースの一種 で、フランスの北部ヴァランシエンヌ地方で多く作られていたのが名前の由来です。18世紀頃に発展しました 。
フレンチレースの中でもヴァランシエンヌレースは、非常に薄く繊細な織りで、しなやかな小花柄が特徴です。

肩ひもの細巾レースは現代のフランス製リバーレースですが、繊細さがアンティークを思わせる趣があります。

「英国製レースの蝶ネクタイとパンツ」

英国製クルーニーレースを使用した、蝶ネクタイとカボチャPantsです。

クルーニーレースは、18世紀のフランスのブルゴーニュ地方のクリューニーで作られていた手織りのトーションレース(太い糸で織る粗いボビンレース)の一種で、オフホワイトの太い麻糸や木綿糸で作られた幾何学模様が特徴です。

現在は、イギリスのノッティンガムにある創業1845年のクルーニー·レース社(世界で最も古いレースメーカー)が、当時と同じリバー·レース機で、伝統のデザインを受け継いで生産しています。

ーお客様、ご来場予定の皆様に向けてメッセージをお願いいたします!

heidi.のぬいぐるみたちに、相性の良いレースのお洋服。私も、レースは大好きな素材です。

THE LACE CENTERさまのアンティークレースや沢山の種類のレースから選んでお洋服にした、素敵な企画となっています。

お気に入りを身にまとうheidi.のぬいぐるみと一緒に過ごしていただけたら嬉しいです。

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heidi.さん、たくさんの貴重なお話をありがとうございました。

皆さまはどのエピソードが心に残りましたか?
ピカレスクスタッフは、「持ち主さんとぬいぐるみの幸せを願って、背守り陶ボタンを縫いつけます」のお話を聞いて、heidiさんのぬいぐるみを自分のお守りとしてそばに置いておけたら、どんなに幸せだろうと思いを巡らせました。

heidi.さんとTHE LACE CENTERさんのコラボレーションをお楽しみいただける、貴重な機会です。皆さまのお越しを、お待ちしております。

[ heidi. * THE LACE CENTER ] Wear lace レースを纏う一日。


〈会期〉2024年3月21日(木)– 4月20日(土)

〈詳細〉https://picaresquejpn.com/heidi-thelacecenter-exhibition-2024/

〈THE LACE CENTER 店頭営業日時〉
2024年3月21日(木)– 4月20日(土)
12:00-18:30

CLOSE
3月22日(金)、27日(水) / 4月11日(木)、18日(木) *日曜定休

◆会場
THE LACE CENTER
住所 東京都渋谷区代々木4-5-15(Google Map

〈 heidi.公式SNS〉
Instagram https://www.instagram.com/heidi._nuigurumi/       heidi.主宰gallery björn https://lit.link/bjornheidi                             

〈 THE LACE CENTER公式SNS〉
Instagram https://www.instagram.com/the.lacecenter/       
HP https://miyaco.net/lace-1930/                             

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【基本営業日時】
*営業 水 - 日・祝 11:00 - 18:00
*定休 毎週月火
*会場 Picaresque Gallery
*住所 東京都渋谷区代々木4-54-7
*電話 070-5273-9561

■開催中&過去に開催した展示一覧
https://picaresquejpn.com/category/information/

■開催&開催予定の展示一覧
https://picaresquejpn.com/exhibition-calendar/

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