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【ふと見た時に少しでも気持ちが保たれるように】sheeno インタビュー

今年8月に開催した、『ピカレスク・ニュー展 Vol.4』にご出展くださっていた、sheenoさんにインタビューした様子をお届けいたします!
見ているだけで明るく朗らかな気持ちにさせてくれるsheenoさんの色の世界。その豊かな色彩を是非じっくりとお楽しみ下さい!


ー簡単な自己紹介をお願いいたします。

sheeno:主にアクリル絵の具で抽象画を描いています。美大出身ですが専攻は建築で、絵は時々描く程度でした。7-8年前から現在のような抽象画を描き始め、年に数回展示などの活動をしています。

ー現在用いている素材や、表現ジャンルに行きついた理由を教えていただきたいです。

sheeno:画面に緊張感のある絵が好きで、それを表現するのに最適だったのが抽象画でした。

ー普段作品を制作する際、参考にするものやインスピレーションを受けているものはありますか?

sheeno:記憶にある風景やことばがきっかけとなることが多いです。


ー今回出展した作品のコンセプトを教えていただけますか?

sheeno:”ポジティブ”をテーマにしています。
現在の国内外の情勢を見ていると決して良い方向に向かってるとは言えず、なんとなく気分も下がりがちになってしまいます。それでも日常の中に絵があって、ふと見た時に少しでも気持ちが保たれるような作品になることを目指して描きました。

ーお客様に特に見ていただきたい作品のポイントや、こだわりを教えていただけないでしょうか?

sheeno:ここ最近紙に描いていたカラースタディ(ドローイング)をキャンバス上で表現したいと思いました。これまでは全体に色を重ねる方法を好んでいましたが、今回は画面の中に余白を作っています。余白と色の対比、バランスを楽しんでいただきたいです。

ーお客様に向けてメッセージをお願いいたします。

sheeno:抽象画というのは捉えにくいものかもしれません。例えば最初に作品を見て自分が感じることと、タイトルを見た後で見えてくるものや想像すること。その違いを楽しむのも面白いと思います。タイトルをつける時はそういう流れも意識しています。


sheenoさん、素敵なお話をありがとうございました!

インタビューの際にも触れられていますが、sheenoさんの作品を鑑賞される際には、ぜひ、タイトルと合わせてご覧いただきたいです!
スタッフは、タイトルを見た後に作品をもう一度見ることで、それぞれの絵に対して全く異なる印象を抱きました。sheenoさんの絵が与える朗らかな温かい印象を、タイトルの有無でどのように受けとるか、ぜひ皆様にも体感していただきたいです。

sheenoさんが制作された作品に興味が湧いた方は、sheenoさんが出展される「旅するタビビトリオギャラリーat古墳のふもと2023」へ、ぜひ足をお運びください!


今後の展示会予定

旅するタビビトリオギャラリーat古墳のふもと2023

〈展示会期〉
2023年12月22日(金)〜12月25日(月) 11:00〜18:00

〈会場〉
大田区田園調布1-61-9
(東急東横線・目黒戦・多摩川線 「多摩川駅」西口右に出て徒歩2分)

〈タビビトリオ インスタグラム 〉
https://www.instagram.com/tabibitorio/?hl=ja

※今回は絵を施した雑貨類の作品展示となるそうです!

sheeno 公式SNS

Instagram https://www.instagram.com/anoimuray


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