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今更聞けない副交感神経の話

皆さんこんにちは!
ライターのAKANEです。

ストレス社会の昨今に注目されている自律神経。

自律神経には交感神経と副交感神経があります。

今日は「副交感神経」の特徴についてお話します!

副交感神経=リラックスというイメージがあるとも思います。

しかし実は、それだけではないのです!

キーワードは自己治癒力です!


1.副交感神経とは

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心をリラックスさせる神経

生理解剖学的に言うと
①心臓の動きが緩やかになる。
・心拍数が減り、全体の活動量が低下します。

②血管が広がり、血圧が下がります。
・より多くの栄養(血液)が流れるようにします。

③胃腸等内臓系の動きが活発になる。
・骨格筋の動きが活発化し、内臓系に働きかけます。

④脳や神経系の活動も緩やかに。
・常にフル稼働の脳の休息に最適です。

このように、体の緊張を解し、脳を休めてくれます。
体の内部の動きを活性化することで傷ついた体の修復やケアもしてくれます。


2.リラックスる仕組み

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副交感神経はよく「リラックスする」と言われますがどういう仕組みなのでしょうか?

「お風呂に入った時」を例にすると・・・
①副交感神経が優位になる。

②脳内からアセチルコリンが放出される。
・神経伝達物質(ホルモンのようなもの)です。

③横紋筋おうもんきんの活動を緩やかにする。
・横紋筋は心筋や体を動かすための筋肉(骨格筋)のことです。
・心拍数が下がり、筋肉の緊張やこわばりも解けていきます。

④脳神経の興奮も鎮める。
・神経の活動も緩やかになり脳が休息(眠くなる)します。

副交感神経が優位になると体の機能が緩やかになりリラックスするという仕組みです。


3.副交感神経は体を治癒する

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副交感神経にはリラックスだけではない重要な役割があります。

それは、体の治癒と免疫強化です。

①副交感神経が優位になる。

②脳内からアセチルコリンが放出される。
・神経伝達物質(ホルモンのようなもの)です。

③平滑筋へいかつきんを活性化する。
・平滑筋は消化器官や血管壁などを支配する筋肉です。
・胃腸や肝臓など内臓系の動きが活発化するということです。

④免疫細胞リンパ球が活性化する。
・小腸(回腸パイエル板)に全体の70%が存在していると言われます。

リンパ球はウイルス退治に特化した免疫細胞です。

免疫力UPだけはなく、傷ついた体(細胞)の修復もしてくれます。

つまり副交感神経は内側から体を健康にするための神経なのです。


4.認知症とアセチルコリン

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副交感神経が優位になるとアセチルコリンという神経伝達物質が放出されます。

これは、実は認知症と深い関りがあるんです!
その関りとは・・・

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是非遊びに来てください!

最後までお読みいただきありがとうございました!


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