腹圧を高めてトレーニング効果UP!

こんにちは!20日投稿担当の佐藤です!

酷暑も落ち着き、涼しくなりました!朝晩は肌寒いと感じるくらいですね!

日本では〇〇の秋とよく言いますが、なんといっても運動の秋!

気候が良いとトレーニングやスポーツをしたくなりますよね!

運動の秋にトレーニング、日常生活動作、スポーツ動作をされる方に向けてパフォーマンス向上につながるような内容にしたいと思います。

いきなりですが僕は指導をする際に”腹圧”という言葉をよく使います。

「腹圧が抜けないように動作しましょう」

会員様に限らず、トレーニングをされている方でしたら一度は耳にしたことがあると思います。

ですが、会員様との会話の中で一つ気になる点が…

会員様 「お腹に力入れたらいいんやろ?」

佐藤  「力まずにへこませてください!」

腹圧=腹筋だと思っておられませんか?

↑の認識では実は”惜しい”です。

僕は毎回このようなこと言っていますね💦

今回は意外と知らない”腹圧”についてまとめます

まずは少し知識を入れていきましょう!

そもそも腹圧とは「腹腔内圧」の略称です。

腹腔とは横隔膜より下にある内臓が入る空間のことを言います。

フックう

その空間の内部にかかる圧力のことを腹腔内圧=腹圧となります。

さらに掘り下げていきます。

人間の体幹には背骨や肋骨があります。

ですが腹部の周りを囲むような骨はありません。

つまり腹腔は骨の支持がない(支えられていない)状態なのです。

ではどのようにして支えているのか?

なんとなくお気づきかと思いますが、筋肉や組織が支えています。

腹圧(腹腔の構成)に関わるのは 

上が横隔膜

下が骨盤底筋群

前・横が腹筋群

後ろが背筋群(特に多裂筋) です!

↓画像は過去の記事が見やすいのでそちらをご覧ください↓

空気を肺に取り込む→横隔膜が下がる→腹腔内が圧縮される→体の内側から外側に向かって力がかかる→上記の筋肉が外側から抑え込む

これが腹圧が高まる仕組みです!!

腹筋群の強い力だけでなく、腹筋群の力と体内の力の押し合いが強くなっている状態=腹圧が高まるということです!

僕が息を吐いてお腹をへこませて、へこませたまま息を吸ってくださいというのはこのためなんです!

またお腹の力がどんなに入っても背中が丸まってしまうと圧は後方に逃げてしまいます。お腹の横側も同様です。

腹圧が高まると体の内側に向かう力が働くので脊柱(背骨)を支える力が高まり安定します。そうすると楽に姿勢を取れるようになり、四肢を使いやすくなります!

・手足を使って動くとすごく疲れる

・良い姿勢を保つことがつらい

といった方は腹圧がかかっていない可能性が高いです!

ここまで大まかに腹圧について分かっていただいたかと思います。

では何をすればいいのか?

横隔膜が呼吸の際に大きく動かない

腹筋群の働きが弱くて抑える力が弱い(特に多いです)

背筋群の働きが弱く胸を張れない

胸郭が動かず呼吸が大きくできない

骨盤が倒れて力が逃げてしまう

と様々な原因があります! ※もっとあります。

先ほど記載した呼吸の方法が一番分かりやすく簡単な方法ですがそもそも上記の呼吸方法がやりにくいという方は姿勢や筋バランス等の身体的な原因が考えられます!

これだけやれば簡単にできます!とは僕は言いません。体は人によって全然違います。同じ悩みでも人によってアプローチは変わります。

当スタジオでは姿勢写真を撮影して体に必要なメニューを提供しています!

変化を求めてより質の高いトレーニングをされたい方や体を本気で変えたい方はぜひご来館ください!毎回最後に宣伝してますね(笑)

最後までご覧いただきありがとうございました!

佐藤浩平 26歳 
明治国際医療大学卒業。柔道整復師の国家資格取得。
フィジケイドスタジオ・北山しばた接骨院に入社。
現在に至る。

厚生労働大臣認定 柔道整復師
PHYSICA!DSTUDIO トレーナー

パーソナルトレーニング実施中
介護予防運動教室多数担当
北山しばた接骨院にて木曜日と土曜日の診療担当

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