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喫煙者の喫煙者による喫煙者のためのnote

「百害あって一利なし!!!」

これは、当時4歳だったわたしのいとこが自身の父親に向かって叫んだセリフです。
いまだにどこで覚えてきたのか判明しないまま、いとこも立派に大人になりました。

そんな百害あって一利なしと言われるたばこは、本当に何もメリットは無いのでしょうか。
今回は「たばこのメリットとデメリット」について、あらためて説明いたします。


タバコを吸うメリットとデメリット

今回のポイントは「お金を払って病気になる」です。

さて喫煙者の皆さん、最近さらに肩身が狭いですよね。
わたしも喫煙者なので非常に気持ちが分かります。記憶の限りでも喫煙できる場所は減っていますが、さらに昔の昭和の映像を見るたびに「こんなとこで吸って良かったの!!??」と、非常に驚きます。

それもそのはず。
現在の日本での喫煙者の割合は16.7%となっており、ここ10年間では約7%減少しております。わたしは日本人なので、周りがやめているのを見るとやめたいという気持ちになります。でも肩身の狭さを感じつつもやめられないままです。

では、たばこを吸うと人間の身体はどうなるのでしょう。

分かってる!タバコを吸うデメリット

喫煙者の健康問題については、吸う人も吸わない人もよくご存知だと思います。
喫煙者は、がん、心臓病、脳卒中、肺気腫、喘息など特定の重要な疾病の罹患率や、死亡率が高いこと、そしてこれらの疾病の原因と関連があることは、研究等によりすでに指摘されています。

それらを理解しながらも禁煙できない……これがたばこの依存性です。

依存のもとになるのは、あの「ニコチン」です。聞いたことありますよね。
たばこに依存性があることは、科学的知見で確立されています。
わたし自身も、吸おうと思ったときに無いと夜中でもコンビニに走ったり、いくら金欠でもたばこだけは買ってしまうので、これも依存と言えるでしょう。

身体はどうなる?

ニコチンには、依存の他にも作用があります。
ニコチンは末梢血管を収縮させて血圧の上昇、さらに心拍数を増加させるのです。
血圧の上昇による動脈硬化が進むことで血行が悪くなり、脳卒中や心筋梗塞などの心・血管病のリスクが増大してしまいます。

口腔にまで被害が及ぶ

さらに、喫煙すると口腔問題にも影響が出ます。「喫煙者は歯が黄色い」なんてことはよく知られていますよね。
歯の印象は大切です。よほどお金をかけられる人でないと、紙巻たばこを吸いながらホワイトニングはできないでしょう。

意外なのが、たばこと歯周病との関係性。
実は先日、かかりつけの歯医者さんで「将来のために今からやめなさい」と厳重注意を受け、禁煙の本を渡されたくらいです。
たばこと歯周病との関係性は、先ほどお伝えしたように、たばこを吸うと血行が悪くなるため、歯茎のもとへ血が通いにくくなります。
歯周病は口臭の原因の一つでもあるため、やはり喫煙はデメリットばかりです。デメリットが盛りだくさんのフルコースなのです。

期待したい!タバコを吸うメリット

ここまでデメリットをお伝えしてきましたが、たばこを吸うことによるメリットは無いのでしょうか。一つくらいあっても良いですよね。

ありません。

ストレス緩和、精神的に落ち着く、食べる量が増える……など人それぞれですが、何もたばこを吸わなくとも他の方法で対処できることばかりですよね。
ストレスに関しては、喫煙すると一時的にストレスが緩和されます。
そして、喫煙していない間は、1日の中で何度もたばこを吸いたくなったり、イライラするなどの症状が出てくるのです。
もうお分かりですね。
つまり、喫煙=ストレス解消ではなく、実はストレスを作り出す原因がたばこなのです。

タバコをやめると起きる変化

ちなみに、たばこをやめると
・病気にかかるリスクの低下
・肌が綺麗になる
・歯周病リスクの低下
・味が分かるようになる
・息切れしにくくなる
・周囲への影響が減る

など、ほかにもまだまだありますが、こんなに良いことが待っています。

お金をかけてわざわざ病気になったり、イライラする必要なんて無いです。

わたしも、これを書くにあたり、色々とたばこについて調べてみました。
改めてデメリットばかりで、さすがに1日の本数を減らすところから始めようと思いました。

今回は、喫煙者本人におけるお話でしたが、次回は受動喫煙についてご紹介いたします。


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