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PHOTTE interview vol.1イナガキヤスト

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こんにちは。初めましてFiveon株式会社の大森勇樹(男・23歳)です。今回初めて、記事を執筆させていただいてます。なので、温かく見守って頂けたら幸いです。(笑)

僕の自己紹介はまた別の機会にさせてください!!

これからnoteで様々なフォトグラファーやインフルエンサーの考えや想いに迫る『PHOTTE interview』を発信していきます!!

カメラマンさんにはもちろん、普段写真にあまり触れる機会のない方にも写真の素晴らしさPHOTTE(フォッテ)の世界観をお届けしていきますので、よろしくお願いします。

初回となる今回は!人気のアウトドアフォトグラファーのイナガキヤストさんにインタビュー。カメラマンのウーバー化を掲げるサービス『PHOTTE』を交えて、『家族の写真』をテーマに、イナガキさんのスタイルや写真への想いについてお聞きしました。

イナガキヤスト
1981年生まれ 富山県在住
ウェブ関連の仕事をする一方、ガジェット好きでフォトグラファーとしての一面も持っている。
新幹線のホーム、息子さんと憧れの運転手さんとの瞬間を切り取った写真『ぼくのヒーロー』は一度は目にしたことがある方も多いだろう。
家族とのほっこりする写真や、思わず訪れたくなる風景写真が投稿されているので、カメラ好きの方やカメラ持っていない方もSNS必見。
また、ブログにてキャンプ用品やガジェットの紹介もしているので、気になる方は是非。
趣味:カメラ ファミリーキャンプ 
受賞暦
T&D保険グループ×東京カメラ部「Try & Discover フォトコンテスト2019」 優秀賞
土屋鞄 2019ランドセルフォトコンテスト 大賞
長野県観光インスタアワード 優秀賞

一番の被写体

大森:この度はインタビューを引き受けて頂きありがとうございます。イナガキさんの写真以前から拝見していました。多くの人が幸せになり、多くの人に愛される写真だと思っております。

イナガキさん:ありがとうございます!!

大森:イナガキさんといったら、キャンプや家族写真など素敵な写真が多い印象ですが、風景写真もその場に出向いて見てみたいほど素敵でした。
こんなこと聞くのも野暮ですが、

ーー写真は好きですか?

イナガキヤストさん(以下イナガキさん):写真大好きです!写真自体は昔から結構好きでしたが、息子が生まれたタイミングでフルサイズ一眼レフを購入し、本格的に始めました。

大森:そうなんですね。ということは息子さんが生まれる前から写真はやられていたんですね。

ーーカメラを始めたきっかけは?

イナガキさん:父親が昔から写真をやっていた影響なのか、小さい頃から興味がありました。はじめて自分でシャッターを切ったのは小学校の時に家族で海に行った時だと記憶しています。

自分の撮った写真がプリントアウトされたのを見てワクワクしたと同時に画角など全然イメージ通りじゃないと感じたことを覚えています。(笑)簡単なフィルムカメラ(写ルンです)は高校生の時くらいから始めて、18歳くらいの時にコンデジを購入し、25歳くらいの時に一眼レフカメラを購入しました。単純に興味があって触っていました。

大森:フィルムを現像する時、確かにワクワクします!イナガキさんの幼少期の出来事やお父様の写真が今のイナガキさんにも影響していそうですね。

ーー結婚や息子さんが生まれてから、写真に変化はありましたか?

イナガキさん:やはり子供が生まれたことで、もっと綺麗に沢山残したいという気持ちが強くなりました。
風景の写真も好きですが、やっぱり自分の家族が写っている写真を撮ってる時が一番楽しいです。

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いい写真とは

大森:いつも拝見していて、イナガキさんの写真には家族の存在は欠かせないものですし、その写真から家族愛や写真の楽しさ、素晴らしさが伝わってきます。

ーーイナガキさんの思う『いい写真』とはなんでしょう。

イナガキさん:見た人が自分で想像したり共感できる写真話し声が聞こえてきそうな写真が好きです!風景だと、「何これ!ここ行ってみたい」と思える写真がいいなと思います。

大森:確かに、イナガキさんの写真は、奥さんと息子さんの声が聞こえてききますし、見ていると家族の冒険感があってなんだかワクワクします。いい写真の考え方にも付随すると思うんですが、

ーーイナガキさんが写真を撮る瞬間の意識は?

イナガキさん:家族の写真を撮る時はできるだけ自然な様子を撮るようにしています。もっといい写真が撮れそうな時だけはポーズなどをお願いする時ありますが、特別ポーズは指定していません。気が付いたら沢山撮っている感じですね。

大森:自然な様子を切り取ることは意外と難しいことだなと自分自身感じていて、イナガキさんのような声が聞こえるライブ感のある写真に憧れます。

イナガキさん:そう言って頂けて嬉しいです!

大森:先日、イナガキ様のつぶやきで『あっ!と思う風景に出会ったら、その中に自分の大切な人も一緒に入れて撮ってみてください写真のお気に入りレベルが1000倍になる』とおっしゃっていました。僕自身、人のいない写真ってどうしても寂しく見えてしまって、このツイートを見た時いいね1000回くらい押したかったです。(笑)

イナガキさん:ツイートの細かいところまでありがとうございます。見てもらえて嬉しいです!

大森:大切な人が写った写真はいつ見返しても、その一瞬に付随する思い出や感情が駆け巡るなと。今までたくさんの写真を撮られてきたと思います。 

ーー写真が楽しいと思う瞬間はどんな時ですか?

イナガキさん:写真が楽しいと思う瞬間は色々あります。シャッターを切る瞬間はもちろんですし、撮影中もです。思い通りに撮れた時は嬉しさと楽しさを実感します。

後は旅先で心に残る風景に出会った時。天気はどうだろう?この時間は太陽や月はどこにあるか?なども調べているその段階から楽しんでやってます。

撮った写真のデータをPCに取り込んでどんな感じで編集しようかな?とか考えるのもとても楽しいです!
あ!機材どれ買おうかなー?って考えるのも最高に楽しいです!
とにかく全部楽しいかもしれません!!(笑)

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家族写真のススメ

大森:すごく伝わってきます!(笑)全て楽しんでいることがイナガキさんの写真には欠かせない要素なのかもしれませんね。イナガキさんの写真は、「作品」と「家族の記録」の二面性を拝見していて感じました。

ーーイナガキさんにとって記録としての写真はどんな価値があるでしょうか?

イナガキさん:記録と言ったらその日の天気や服装、時間などはもちろん。後から見返して楽しかったことや、その時の気分まで思い出させてくれるものが良いと思います。
撮った写真を家族と一緒に見返すのは凄く楽しい時間です。
また沢山撮った中でも特にお気に入りの写真だけ抜き出してそれを季節でまとめると凄く良いです。

大森:ご家族と見返す時間、想像しただけで微笑ましいです!今まであまり写真を撮ってこなかったので、そんな時間が羨ましいです。

ーー改めて家族で写真を撮ることの素晴らしさを教えてください!

イナガキさん:子供ってどんどん大きくなっていきますし、家族のとの瞬間を残しておくのは凄く大切だと思ってます。
もちろんスマホで沢山撮るのもいいですが、しっかりとカメラで撮った写真はやはり思い出の残り方が違うと思います。
後で見返していて、写真に写っている以外のところまで思い出したり想像できたりします。

大森:お子さんの成長って本当に著しいですし、仕草やちょっとした自分の流行りを写真に反映させるから見返して面白いですよね。(笑)たまにアルバムを見て自分も忘れていた写真でできて、嬉しくなったり。普段、撮ることが多くてイナガキさんが写っていないことが多いと思うんですが、

ーーご自身も写真に写っていなくて寂しい気持ちや撮ってほしいと思う時はありますか?

イナガキさん:僕は自分で家族を撮っている時が楽しいので、自分が写ってないのに不満はないです!!
ただ僕も含めた家族3人の写真が必要な時にビックリするくらい写真が無いことにいつも驚きます(笑)
なのでたまには撮って欲しいなぁというのが正直な気持ちです。

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写真の力

大森:『PHOTTE』撮って欲しい人と※トルー(弊社サービス内フォトグラファー呼称)をつなげるアプリです。イナガキさんのようなフォトグラファーさんはもちろん、趣味でしか撮影していないカメラマンさんも写真でおもてなしができるサービスです。普段写真に触れる機会がない方も気軽にその場で撮ってもらえることができます。

ーー率直にこのdelivery photographer app『PHOTTE』というサービスに関してどういう印象をお持ちになりましたか?

イナガキさん:必ず必要としている方はいるんじゃないかなと思いました。
「おもてなしで溢れる世界に」とおっしゃっているだけあって海外の方に認知されたら結構使ってくれそうですよね!
需要があればカメラマンにとってもかなりメリット感じました。

大森:『PHOTTE』のサービスの核はおもてなしです。イナガキさんも、他のカメラマンさんも写真を撮る時に、何気なく相手を『おもてなし』している時があると思うんです。そうでなきゃ、被写体の魅力も引き出せないと思いますし。
おもてなしのこもった写真をトルーは撮り、感謝を受け取る。ユーザー(撮って欲しい人)は、感謝を伝え、よりよく思い出を残せる。
僕らは、優しさや感謝が連鎖することで世界が少しでも温かくなると信じています。

ーー写真に特別な力や可能性があると思いますか?

イナガキさん:もちろんあると思います。写真にはまずその時の記録を撮るという役目があると思いますが、それ以上に、1枚の写真を見返しただけでその時の思い出が蘇ってきたり、別の人がその写真を見た時に色々想像できたり何か余白のようなものがあるのが良いのだと思います。

例えばTwitterなどで自分の投稿が拡散されて沢山の方に見ていただいた時などは、自分が考えてもいなかった感想が出てきたり、ストーリーが作られたりするので面白いなと思います。

大森:実際に『ぼくのヒーロー』のリプライで、様々な意見や感想がありますよね。ある漫画のワンシーンそのものだ!とか二人の会話だったり、まさにイナガキさんが仰っていた余白ですね。温かいコメントばかりで、これだけの人の心を動かすイナガキさんの写真の力を感じます。

ーーいい写真はどんな時に生まれますか?

イナガキさん:僕の場合は完全にボトムアップの写真が多いです。
最初から「こんな作品を!」って決めてそれを撮るというより、とにかく撮りまくって良いものがあったら残すという感じです。
なので凄く効率悪いと思います。 。(笑)
ただ、最近僕も沢山写真撮っていたらトップダウン型の写真も撮れるようになってきたので、今までそうなっていた理由は単純に経験不足という可能性もあります。

大森:率直な意見ありがとうございます。イナガキさんはPHOTTEのサービス、誰かにとって忘れたくない一瞬を切り取ることの難しさと幸せを知っていると思います。最後にこれからトルーとして活動するカメラマンにアドバイスをお願いします!!

イナガキさん:僕がアドバイスするのは恐縮ですが、写真を沢山撮って楽しむことが一番だと思います。自分の撮った写真で人が喜んでくれたら最高ですよね!!

大森:とにかく撮ること!楽しむこと!素敵なアドバイスありがとうございます。

※トルー、サービスに関する詳細は下記のNOTE記事リンクからご確認ください。

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あとがき

イナガキさんの写真は以前から僕も目にしたことがあった。イナガキさんの写真はどこか懐かしいかったり、親近感の湧くものが多い。個人的な考察で恐縮だが、イナガキさんの写真が多くの人に愛されることには理由があると思う。

『親と子』だ。写真の余白にその両者のストーリーが詰まっている。イナガキさんが仰っていたように、写真から話し声が聞こえる。自分の幼少期を振り返ると、毎日が冒険だった。毎日、新しい何かに溢れていた。映画スタンドバイミーを好きな人が多いのも、世界観やセリフに忘れていたあの頃を思い出すことができるからだと思う。イナガキさんの写真にも、同じような共感や懐かしさが親の目線、子供の目線どちらともに反映されている。

歳を重ねるにつれ、物事の感じ方が変わっていく。ある偉人の言葉で、『人は老いたから遊びをやめるのではない。遊びをやめるから老いるのだ。』という言葉がある。イナガキさんの写真を見て、昔を懐かしむだけでなく、新しい何かとの出会い、強く言うなら昔のように冒険したくなった。イナガキさんの写真に欠かせないものは、遊びゴコロなんじゃないかと思った。あれだけ楽しんで、素敵な家族を切り取る写真たちからは、そこに写っていないイナガキさんの表情も浮かんでくる。楽しんでいるのが伝わるからこそ、家族はもとより、見た第三者の私たちも幸せになれるのだ。とにかく楽しむこと!イナガキさんはインタビューの中でよく仰っていた。これは写真だけじゃなく他のことでも絶対そうなんだと思う。いくつになっても遊びゴコロのある大人でいたいと思った。

新しい出会いや新しい体験が、3月から始まります。写真得意な方はもちろん、趣味での経験しかないカメラマンさんもおもてなしの心と遊びゴコロで、誰かの忘れたくない瞬間を切り撮りませんか?

サービス概要

3月リリースに向けたトルー事前登録は下記のトルー公式ラインを追加頂き完了となります。誰かにとっての素敵な思い出を、あなたのおもてなしと写真で彩りませんか?

酒井貴弘さんが審査員を務めるフォトコンテスト!サークルはもちろん、学生3人1組からエントリー可能です。開催は3月10日までですので、奮ってご応募ください。

公式サイト

会社概要
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〒150-0044 東京都渋谷区円山町5番5号 Navi渋谷V3階
E-mail: info@fiveon.world


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