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お願い、わたしを置いていかないで。

わたしは
桃色に色づく街も、
微かにかおる春の甘さも好きだ。

だけど、

どうしても、この季節が好きになれない。

僅かな冷たさが残る風のなかの
あたたかさに置いていかれる気分になる。



まだ、準備ができてないの。


春よ。

お願い、わたしを置いていかないで。






たぶん今しか書けない、と、わたしの心に浮かび上がる言葉たちをかき集めてみたこのnote。
言いたいことが全くまとまらないnoteになってしまいましたが、お時間あれば最後まで読んでいただけると幸いです。


3月9日

3月9日ときいて、多くの人は「3月9日」というタイトルの曲を想起するのではないだろうか。
この曲とともに3月を過ごした経験がある人も多いのではないだろうか。
わたしも例に外れず、この曲にお世話になってきた。


この曲を聴くと、今までの冬とも春とも言えない肌寒い季節の記憶が走馬灯のように流れる。




だめだ。

この曲を聴きながら近くの公園を歩くだけで目の前が歪む。

春のかおりがする田んぼ道なんて、もっと、だめだ。


(このnoteをどうして3月9日に投稿しないのか、という疑問は心にそっと仕舞っておいていただけると有難いです。)


それぞれの正義のもとで生きる


あれは、正義ではなかったのかもしれないけれど、

もはや、正義とは何か分からないけれど、


人の正義と人の正義が衝突したとき、

強い力が働き、心に傷がつく。


一度、心に生まれた傷は、完全に癒えることは無い。

だいたいは、忘れているんだけど。

ふとした瞬間、甦る。


わたしの正義に則ると、添わなかったそれら。

きっと、いつかの誰かの正義に反していたわたし。


ひとは変わるから、

いつまでも、わたしが知るままではない。

もちろん、いつまでも、知られていたわたしでもない。


分かっている。

だけど、わたしの記憶をすり替えることはできない。

誰かの記憶をすり替えることもできない。

だから、「出会い」と「別れ」があるのかな。



なんてね。


そんなこと考えちゃうのもきっと、この季節のせいだ。

ということにしておこうか。



花びらが舞う夜に



どんな温もりに包まれていたとしても、
きっと、泣いてしまう日はあるんだと思う。


だからさ、

忘れたことも忘れて、いいんだよね。






このnoteが書けたから、
わたしは春に溶け込んでいく。



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