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カメラ講習 vol.16 フォトマスター検定⑤(フィルムについて)

こんばんは。
カメラマンyanoです。
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今回、カメラ講習 vol.16 フォトマスター検定⑤ フィルムについて
写真カメラの基礎・実用知識また、フォトマスター検定教材による基礎・実用知識について、お話いたします📗

私自身2017年に、フォトマスター検定 3級取得しています。
それを紐解いて、覚えておきたいカメラ用語•基礎知識などピックアップしていきます✨






フィルム


常用フィルム

一般的に使用されているフィルムのことを示し、現在は感度的にはISO100〜400クラスが常用フィルムとなっている。
従来は、これよりも低感度が常用されていた。
また、個人的に常に使用しているタイプを常用フィルムと呼ぶ場合がある。



35ミリフィルム

フィルムの両方の端にパーフォレーションと呼ばれる穴が開いており、全体のフィルム幅が35ミリ(パーフォレーションスペースも含む)なので35ミリフィルムと呼ばれている。

もとは映画用のフィルムをカメラに流用したもので、パトローネと呼ばれる金属の遮光筒に入っている。

35ミリカメラとは、この35ミリフィルムを使用することに由来する。
35ミリフィルムはJIS(日本工業規格)で、135フィルムと分類されている。
また、「ライカ判」「フルサイズ」と呼ばれることもある。

フィルムの粒状性全体的な性能も上がっているので、全紙(457✖️560ミリ)程度に引き伸ばしても、十分に鑑賞に耐える。

現在もっとも使用頻度の高いフィルムといえる。







ポラロイドフィルム

1937年に、アメリカ人のエドウィン•ハーバード•ランド博士が開発した、ポラロイドカメラに使用するインスタント写真フィルム
「ポラロイド」という言葉は「偏光板(ポラライザー)」と「セルロイド」の合成語。「ポラロイド」とはカメラ、フィルムを含めたシステムも意味するが、写してすぐに見られる写真の代名詞となっている。

商業写真分野では、本番撮影前のセッティング確認用に欠かせないフィルムとなっていた。



インスタントフィルム

最近では、デジタルカメラの普及によりあまり使われなくなってきたものの、その場合でプリントが得られる特長から、若い人の写真表現ツールとして、根強い人気がある

フジ・インスタントカメラ用のフィルムは、露光を与えたのちにカメラからフィルムを抜き取る(押し出す)と、フィルムに組み込まれているポッドがカメラ側のローラーでつぶされて現像が行われ画像が現れる仕組みになっている





モノクロフィルム

黒白フィルムBWフィルムとも呼ばれ、黒と白の階調のモノトーンで画像を再現するフィルムをいう。

モノクロフィルムは、画像の明暗が反転した状態で構成されているネガフィルムが主流である。モノクロームの味わいのある世界を再現してくれるフィルムである。



カラーネガフィルム

現像後の画像の明暗色調が反転した状態で構成されている、つまりネガ画像(陰画)で仕上がるカラーフィルムをいう。
カラーネガフィルムは、内式カラーリバーサルフィルムと同様に、カプラー(発色剤)が乳剤層に含まれる
そのカプラー(発色剤)は、カラーフィルムカラー印画紙で現像後の色を形成するものである。基本的に、シアン・マゼンタ•イエローの3色層があり、この組み合わせでカラー画像が再現される

また、印画紙にプリントすることで画像の明暗色調が視覚と同じような写真になる





赤外線フィルム

赤外フィルムは、赤外線に強く感光するフィルムであるが、厳密には可視光線にも感光する。赤外線にだけ感じるように、この波長域の光の透過をカットするフィルターを使用する

また、赤外モノクロフィルムと赤外カラーフィルムがあった。

赤外モノクロフィルムでは、R60と呼ばれる赤フィルターを使用して撮影すると、遠影は霞みの影響を受けずにはっきりと写り青空は黒く雲は真っ白に描写されるため、迫力のある効果を出すことができる。

赤外カラーフィルムは、橙色〜黄色フィルムを使って撮影を行う
通常のピント合わせをしたあと、ピント位置を赤外マーク(Rマーク)までずらして撮影する。




デュープ/デュープフィルム

撮影したオリジナルフィルムの画質をできるだけ忠実に別のフィルムに複写したものデュープと呼んでいる。デュプリケーションの略。

35ミリフィルムにはフィルム複写専用デュープフィルムと呼ばれている種類があった。このフィルムは、複写により階調が硬くならないように、かなり軟調に設計されている
そのため、一般的な被写体の撮影には不向きで、フィルム感度もISO5〜10と低い。

なお、デュープは35ミリを4✖️5インチ判に拡大複写するなど画面サイズを変えることもできる





フォトマスター検定 3級の感想(取得後)📑



私は、2017年12月の冬 フォトマスター検定 3級取得しました。

フォトマスター検定 3級勉強法は、ほぼ指定の教材を3冊ほどを用意して、写真とカメラの基礎・実用知識を何回も読んだり問題集を繰り返し問いて、勉強していました✍️

仕事との合間に、スターバックス☕️などで、寛ぎながら勉強していた事を覚えています。

仕事も当時はファッション関係商品撮影スタッフに務めて、服やアクセサリーなどの物撮りがメイン📷だったので、
今思えば、カメラに関する環境が整っている場でもありました。

同時に、関西撮影会参加始めた時期でもあります。
フォトマスター検定 3級を取得することで
カメラの構造基礎知識精密なカメラの設定数値など身についた
感覚
はあります。

お仕事では、商品撮影、合間に勉強、プライベートで、撮影会の参加や好きなジャンルの写真を撮ることに手順を追っていたかと思います。

何かしらカメラ撮影をするキッカケの中で、
フォトマスター検定 3級を受講・勉強することが、ベストなのかもしれません✨

また、それ以外のお仕事をしつつ、合間にカメラを学びたい
基礎知識・実用知識を身につけてから、撮影に入りたいなど、
様々な入り口はあるかと思います。

その為、好きなジャンルの写真撮影をしつつ
自分のカメラ環境に合ったタイミングで、勉強を始めることができれば良い
のではないかと。


以上となります。
カメラ講習 vol.16 フォトマスター検定⑤ フィルムについてでした。
本講習を最後まで見て頂き、ありがとうございます。






次回

カメラ講習 vol.17 フォトマスター検定⑥ 現像処理については、
来週土曜日に投稿します。

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